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人気のネックレスチェーンのデザインや種類、名称は?選び方や強度を一覧で解説

ネックレスをさがすとき、どんなことに注目して選んでいますか?
ネックレスはメインのモチーフももちろん大切ですが、実はネックレスチェーンごとに太さや細さ、きらめき具合が異なるため、どんなデザインのチェーンを選ぶかによって印象も絶妙に変わってきます。
また、お気に入りのネックレスを購入したけれどチェーンがすぐに切れてしまった、そんな経験も一度はあるのではないでしょうか。ネックレスチェーンの種類によって強度も異なるため、より永く愛用するためにもチェーンを意識して選ぶことが大切なんです。
そこで今回は、キラキラと光を反射する人気のネックレスチェーンやトレンドのネックレスチェーンのデザイン、アレルギー対応の素材や、切れにくいネックレスチェーンまで、ネックレスを選ぶときに知っておきたいネックレスチェーンの種類・名称とそれぞれの特徴をご紹介します。
ネックレスチェーンの種類と違いを知って、お気に入りのネックレスを見つけるきっかけになれば嬉しいです。
目次
● よく見かける、代表的なネックレスチェーンの種類と名称
− あずきチェーン
− 喜平チェーン
● 重ね付けにも。人気のネックレスチェーンのデザインは?
− スネークチェーン
− オーバルチェーン
− マンテルチェーン
− フィガロチェーン
− ボールチェーン
− ベネチアンチェーン
● キラキラ。光を反射するのが美しいネックレスチェーン
− ペタルチェーン
− スクリューチェーン
● 切れにくい! 強度の高いネックレスチェーンや選び方は?
1. 輪っかに切れ目がないネックレスチェーンを選ぶ
2. 凹凸がない、なめらかなネックレスチェーンを選ぶ
● アレルギーが起きにくいネックレスチェーンの種類や素材は?
− サージカルステンレスのネックレスチェーン
− 金・プラチナのネックレスチェーン
よく見かける、代表的なネックレスチェーンの種類と名称
自分好みのネックレスをさがすために覚えておきたいのがネックレスチェーンの種類や名称。まずは代表的なネックレスチェーンからご紹介します。
あずきチェーン
ネックレスチェーンのなかでもオーソドックスといえるのが「あずきチェーン」。和飾りのように丸い輪っかを90度にひねって交互に繋ぎ合わせられているのが特徴です。
大きさの異なる輪っかを組み合わせたデザインや、楕円形や四角形など細さやデザインなども豊富に揃うので、いろいろなネックレスで使われることが多いチェーンです。
異なる向きの楕円が交わるあずきチェーンは適度に抜け感があり、ペンダントトップを目立たせたいときやカジュアルな印象を出したいときにおすすめです。
喜平チェーン
もうひとつよく見かけるネックレスチェーンが「喜平チェーン」です。
丸い輪っかを90度にひねって交互に繋ぎ合わせられているあずきチェーンに対し、喜平チェーンはひとつひとつにひねりが加えられて、すべての輪っかが正面を向いているのが特徴です。そのため、あずきチェーンに比べるとぎゅっと詰まった密度の高い印象があります。
太さによって印象が異なり、ネックレスチェーン単体でも楽しむことができるチェーンのデザイン。エレガントな雰囲気を添えてくれるのが喜平チェーンの魅力です。
細めの喜平チェーンはつけ心地も軽く、見た目も重たくなり過ぎないので、ほかのネックレスと重ね合わせるのもおすすめです。
重ね付けにも。人気のネックレスチェーンのデザインは?
スネークチェーン
つるんとした質感のスネークチェーンは、名前の通り蛇を連想させるようなしなやかさが特徴です。かしめ構造で目が詰まっているので、遠くから見るとまるで金属でできた紐のよう。
スネークチェーンはさまざまな装いに合わせやすく、チェーンのみでさらっとつけたり、チョーカーとしても楽しんだりすることができます。
留め具がなく、スライドボールを動かすことで好きな長さに調節できるのがポイント。
オーバルチェーン
名前の通り楕円のリングが交互に連なった「オーバルチェーン」は存在感があり、つけるだけでアクセントになるのが魅力。
上品な装いにはもちろん、カジュアルな服装に合わせても◎ 幅広く楽しむことができます。
オーバルチェーンはネックレスチェーンのなかでも重ねづけにぴったりのデザイン。
オーバルチェーンは留具を好きなところに留められるので、あえてゆったりと長めにつけたり、チョーカーとして短めにつけるのもおすすめです。
マンテル付きのチェーン
マンテル付きのチェーンは「マンテル」という棒を丸い輪っかに入れる留め金具が特徴です。
この金具はオーバルチェーンに使われることが多く、トレンドのY字ネックレスやロングネックレスとして使うなど、長さを変えて楽しめるのが魅力。
フィガロチェーン
あずきチェーンや喜平チェーンは同じ形の輪をつなげているのに対し、「フィガロチェーン」は大きさや形の異なる輪を交互につなぎ合わせています。
異なる輪のデザインがアクセントとなり、ネックレスチェーンのみでも洗練された上品な印象をもたらしてくれます。
ほかにもMI.f (エムアイ エフ)さんのネックレスにはボックスチェーンやパターンチェーンなど、さまざまなチェーンのネックレスがあるのでぜひチェックしてみてください。
まるで白玉のようなぽってりとした厚みあるペンダントは、可愛い印象ながらもダブルチェーンにすることでぐっと大人な雰囲気に。
ボールチェーン
2本を重ねづけしたり、1本でつけたり、気分に合わせて使い分けできる3way仕様になっています。
金属製のボールが連なった、可愛さを演出してくれるボールチェーン。スネークチェーンと同じくかしめ構造となっていて、丸みのあるフォルムが柔らかく優しい印象を与えてくれます。
留め具にはマグネットタイプを使用。パチン、と簡単につけ外しができるので忙しいときでもすぐに着用できるのも嬉しいポイント。
ベネチアンチェーン
「ベネチアンチェーン」は、ボックス型の金具をあずきチェーンのように連ねたチェーンで、別名「ボックスチェーン」とも呼ばれます。
直線的なシルエットがスタイリッシュな印象を与え、密度があるため高級感が漂うチェーンです。大きめの天然石やモチーフと組み合わせると、エレガントなネックレスに仕上がります。
キラキラ。光を反射するのが美しいネックレスチェーン
ペタルチェーン
花びらを意味するペタルチェーンは、チェーン一つひとつの中央をあえて潰して面をつくり光を反射させるデザインが特徴です。面に光が集まることでキラキラと輝き、繊細で上品な雰囲気を纏ってくれます。
スクリューチェーン
チェーンにらせん状のひねりを加えて、きらきらと光を反射する「スクリューチェーン」。
光を反射する部分が多いのでネックレスが揺れるたびに輝き、チェーンひとつで華やかな首元に。
切れにくい! 強度の高いネックレスチェーンや選び方は?
1. 輪っかに切れ目がないネックレスチェーンを選ぶ
強度の高いネックレスチェーンを選ぶ際に注目したいのが、チェーンに使われる輪っかの切れ目の有無です。輪っかに切れ目があるとつけていくうちに広がり外れやすくなることがあります。
そのため、輪っかの切れ目が一つひとつろう付けされている「あずきチェーン」や「喜平チェーン」、「ベネチアンチェーン」は切れにくいネックレスチェーンといわれています。楕円形の輪を繋ぎ合わせたベーシックなチェーンが耐久性が高いのはなんだか意外な気もしますよね。
2. 凹凸がない、なめらかなネックレスチェーンを選ぶ
小ぶりサイズが可愛いあこやパールと天然石のついたネックレスは、シンプルな見た目ですがぎゅっと詰まったチェーンが上品さをより引き立ててくれます。
次に確認したいのが、ネックレスチェーンの凹凸です。
ネックレスチェーンは凹凸が多いほど引っ掛かりやすくなり負荷がかかるので、「喜平チェーン」や「ベネチアンチェーン」のような平らで密着度のあるネックレスほど強度が高まります。
アレルギーが起きにくいネックレスチェーンの種類や素材は?
肌に長時間触れるアクセサリーだからこそ、ネックレスチェーンに使われる素材にも注目したいもの。金属アレルギーではない人でも、夏場にネックレスを長時間身につけると汗が気になったり、水滴による錆びや色落ちが気になることもあるのでは。
ここではネックレスチェーンのなかでもアレルギーが起こりにくい素材をご紹介します。
サージカルステンレスのネックレスチェーン
クリスタルガラスの埋め込まれた三日月と星のビジューが、きらきらと揺れて華やかさをプラスしてくれます。
アレルギーが起こりにくいアクセサリー素材のなかでもよく耳にするのが「サージカルステンレス」です。
サージカルステンレスは、硬質で傷かつきにくく錆びや変色に強いのが特徴です。そのため、特別なお手入れがいらないのも人気の理由です。
王道のあずきチェーンだけでなく、トレンドのオーバルチェーンや存在感のあるマンテルチェーンなどにも使われています。
(こちらもおすすめ)金属アレルギーさんにおすすめ。サージカルステンレスのアクセサリーとは?
金・プラチナのネックレスチェーン
金やプラチナもアレルギーになりにくい金属といわれています。金やプラチナのアクセサリーは天然石とも相性がよく、上品なきらめきを楽しめるアクセサリーのなかでも人気の素材です。
しかし、強度を補うために合金で作られていることも。ほかの素材が混ざっている合金の場合、反応が起こりやすいこともあるので、使う前には事前にチェックしておくと安心です。
ネックレスチェーンの特徴を知って、アクセサリー選びをもっと楽しく。
こうして比較してみると、ネックレスチェーンの種類によってネックレスを着用したときの印象が大きく変化することが分かります。
例えば同じペンダントトップでも、チェーンを付け替えたり重ねづけしたりすることで何通りもの雰囲気を楽しむことができそう。合わせたい服装やなりたい雰囲気に合わせて、相性の良いチェーンをつけるのも良さそうです。
Creemaでは今回ご紹介したネックレス以外にも10万件以上の作品が出品されています。チェーンの種類と違いを知って、お気に入りのネックレスを見つけてくださいね。
