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今年こそ、かごバッグとの出会いを。大人女性が持ちたい、素材別・人気かごバッグ16選
蒸し暑い日が増えてきて、夏の足音が近づいてきましたね。
夏が近づくと気になるがアイテム、「かごバッグ」。かたちも素材も意外にバリエーション豊富で、一つ取り入れるだけでコーディネートが一気に夏めきます!
今回は、今が旬の「かごバッグ」の魅力や、1年を通してかごバッグを楽しむコツ、Creemaで見つかるおすすめかごバッグを人気の素材別にご紹介します!
【目次】
●意外と通年で活躍してくれる! 四季の装いに寄り添うかごバッグ
●かごバッグのお手入れ方法
●素材別・おすすめかごバッグ
1.くたっとしたフォルムが可愛らしい、麻ひもかごバッグ
2.使い込むほどに飴色の艶が現れる、籐かごバッグ
3.ナチュラルな風合いとしなやかさが魅力、ヤシ素材のかごバッグ
4.軽さと丈夫さを兼ね備えた竹かごバッグ
5.自由度の高さが魅力のエコ素材、クラフトバンド
6.話題のプラかごバッグは、カラフルでタフに使える
7.細かい網目としっかりした作りが使いやすい。アタ素材のかごバッグ
意外と通年で活躍してくれる! 四季の装いに寄り添うかごバッグ
カジュアルな服装にもワンピースにも、はたまた和装にも合わせやすいかごバッグ。つい購入を思いとどまってしまう理由の一つとして、「使えるシーズンが限られている」というイメージが挙げられると思います。
ですが、コーディネートや小物との組み合わせ次第で、かごバッグは春・秋はもちろん、なんと冬場にも活躍してくれるんです。かごの質感はニットやファーとの相性が良いため、ニットワンピースやファーコートにもぴったり。
寒くなる季節にもう一工夫加えたい場合は、冬らしい素材のチャームなどと組み合わせると、ぐっと季節感が増します。
かごバッグのお手入れ方法
かごバッグの多くは天然素材でできています。使い込むことで油分を吸収し、徐々に色が濃くなっていったり、ささくれが穏やかになったりと、「育てる」楽しみも味わえるのが魅力の一つと言えます。
ただし、長く愛用するためにはお手入れも重要です。
【かごバッグのお手入れ】
■ 柔らかい布で拭く
編み目の内側に埃や汚れが溜まりやすいため、1日持ち歩いた後は、柔らかい布で優しく拭いてあげましょう。
素材によってはブラッシングも効果的。素材が傷つかない道具を選んでしっかりとお手入れすることをお勧めします。
■ 保管の際は湿気と乾燥に注意
天然素材のかごバッグは、水分や湿気によって編み込みが緩んでしまったり、カビや虫が発生してしまう可能性があります。かごバッグを仕舞うときは、風通しの良い日陰に保管することが大切です。紙袋や不織布で包んで仕舞うと、素材の呼吸を妨げず、埃が入り込むのも防げて一石二鳥ですよ。
また、乾燥のしすぎもかごバッグの大敵です。エアコンの風が直接当たるような場所には保管しないようにしましょう。
素材別・おすすめかごバッグ
一口に「かごバッグ」と言っても、使われている素材によって質感や重さなどが大きく異なります。素材ごとにメリットや特徴があるので、自分にぴったりな素材からかごバッグを選んでみるのも良いかもしれません。
1.くたっとしたフォルムが可愛らしい、麻ひもかごバッグ
かぎ針編みのように麻ひもを編んだかごバッグは、適度にくたっとした質感があり、目も細かく引っかかりが少ないので、かごバッグビギナーの方にもおすすめです。カジュアルな印象でコーディネートにも取り入れやすく、日々のお買いものやちょっとしたお出かけにぴったりですよ。
mococolさんの麻ひもバッグは、ナチュラルカラーの麻ひもとカラーのものを組み合わせたバイカラーが嬉しい作品。コンパクトで丸みのあるシルエットは、普段着にはもちろん浴衣などの和装にもぴったり。爽やかな印象のボーダータイプもぜひチェックしてみてください。
毎日の生活に自然と溶け込むニットアイテムを手掛ける*Trefle*さんのフリル付きかごバッグ。底が円形になっているため立体感のあるフォルムに仕上がっていて、ナチュラルな中にさりげない可愛さが。アッシュグレーのフリルチュールがアクセント。
*RISYU*さんの麻ひもかごバッグは、和柄の中でも特に人気な市松模様が和服にも洋服にもぴったり。立体的な構造なので、携帯にお財布、化粧ポーチ、ペットボトルなどの荷物がすっぽり収まってくれそうですね。
2.使い込むほどに飴色の艶が現れる、籐かごバッグ
籐(とう)とはヤシ科のツル性植物で、200種以上ある植物の総称のこと。別名ラタンとも呼ばれます。硬くて丈夫、かつ曲線加工ができるため、かごを始めとする様々な家具・道具に使われてきました。籐で作られたかごバッグはしっかりとした耐久性があり、形も崩れにくいため立体的なデザインが多くみられます。
使い込んでいくうちに徐々に飴色の艶が現れるという経年変化が楽しめるのも籐素材の魅力です。デザイン次第では和装との相性も良さそうですね。
籐かご工房YOKKOさんの、籐かご×帆布という異素材を組み合わせた巾着型かごバッグ。手提げの巾着バッグとして、またオプションのショルダーベルトをつければ肩掛け、斜め掛けバッグとして使えるマルチウェイ仕様です。
glittさんの、大胆な透かし編みが特徴のかごバッグです。持ち手はブラックの本革で包んでいるので、手にフィットして持ちやすいのも嬉しいですね。別売りのインナーバッグとの組み合わせによって、がらりとイメージが変わりそうです。その日のコーディネートにあわせてインナーバッグを変えて楽しむのも良いですね。
藤かご作家・te-toteさんのショルダーバッグタイプのかごバッグは、レザーと組み合わされた珍しいデザイン。黒色が全体の印象を引き締めてくれるので、アクティブな夏の装いにもしっくりと馴染みます。使われている藤は、中でも希少な紅藤。とても固く、自然な艶もある人気で希少な素材です。使うほど味が出てくるので、ぜひ一生ものとして選んでみては。
3.ナチュラルな風合いとしなやかさが魅力、ヤシ素材のかごバッグ
ヤシはしなやかで折れにくく、使っていくうちにエイジングを楽しめるため、かごバッグの素材として人気です。自然な風合いで素朴な質感があり、ナチュラルなコーディネートと相性の良い作品が多く見つかります。
Somei et Miaiさんの手掛けるバッグは、ヤシ素材で編まれたかごバッグに、リネンにオリジナルのペインティングを施したアップリケを添えた作品。ミモザとタンポポの明るいイエローが、気持ちを晴れやかにしてくれそうです。モノトーンチェックの中布付きで、しっかりと口を結んでも、布をバッグから覗かせても可愛らしく持つことができますよ。
かご素材はバッグだけじゃない!おしゃれに水筒を持ち運べるドリンクホルダーもあります。NotaNさんのカゴのドリンクホルダーは、アブダと呼ばれるヤシ(海岸地方の椰子の葉)で作られています。お出かけ気分がぐっと盛り上がりそうですね。
4.軽さと丈夫さを兼ね備えた竹かごバッグ
伝統工芸品のイメージが強い竹かごは、なにより軽さが魅力的。竹製のかごバッグは一見華奢なようですが、しっかりとした耐久性があり、マルシェバッグとしても活躍してくれます。通気性も良いため、竹かごは野菜などの保管にも適していると言われています。
容量の大きめな竹かごバッグを選んで、エコバッグとして使うのもおすすめですよ。
竹工芸職人・竹工房オンセさんの竹製かごバッグは、マルシェバッグにぴったりな大容量タイプ。高い技術力が生み出す編み目の美しさに惹き込まれる作品です。
野菜や果物の呼吸を妨げずに持ち歩くことができるため、日々の食品のお買いものにもおすすめです。
竹細工作家・タケアミさんの竹かごバッグは着せ替え仕様。この竹かごバッグの特徴は、通常竹バッグ部分に縫い付けられることが多い内袋をスナップボタンにて着脱可能にしたこと。これにより内袋が汚れてしまった際には簡単に取り外して洗濯することが可能です。中に入れる内袋は写真のような単色カラーから、藤や菊の花模様など、多種多様に取り揃えられています。浴衣に合わせて内袋を選んでも素敵です。
5.自由度の高さが魅力のサスティナブル素材、クラフトバンド
天然素材ではないものの、かごバッグの素材として近年注目されているのが「クラフトバンド」。クラフトバンドとは牛乳パックや古紙を再利用したリボン状の素材のことで、別名「紙バンド」とも呼ばれます。エコでサスティナブルな素材として、子どもの工作から梱包、ハンドメイド作品にまで幅広く使われています。
カラーバリエーションも豊富なため、クラフトバンドで作られたかごバッグは天然素材のものよりもカラフルでユニークなデザインの作品が多く見られます。紙が原料と聞くと強度が心配になりますが、他素材と大きく変わらない耐久性が期待できます。
Lopさんのかごバッグは、丸型のボストンバッグの形をした個性派デザイン。金具を外すだけでパカッと開く構造なので、荷物の出し入れもらくらく。一味違ったかごバッグをお探しの方にぴったりですね。
ナチュラルなデザインのクラフトバンドのバッグを手掛けるsimayan.nさんの、ショルダータイプのかごバッグ。丸みのあるフォルムが可愛らしく、巾着型のカバー付きで中身もすっきりしまえて安心。コーディネートのアクセントにいかがでしょうか。
6.話題のプラかごバッグは、カラフルでタフに使える
段ボールをまとめるときに使われる、PPバンド(ポリプロピレン)を編んで作られたプラかごバッグ。エコバッグを持つことも増えた昨今、くたっとしたエコバッグではなくきちんと自立してくれるバッグを使いたいな...... そう思うこともあるのではないでしょうか?
プラかごバッグなら、たくさん入れても形が崩れず、水濡れもあまり気にせずに使用できるのが魅力です。ポリプロピレン製のため汚れたら気軽に洗ったり拭き取ったりできるのも、人気の理由のひとつです。
プラかごバッグ専門店・plaCargotさんのプラかごバッグは、両サイドにDカンが付いています。お手持ちのショルダーストラップを付けて、ショルダーバッグとしても使用2WAY仕様。真鍮にメッキを施し、鏡面仕上げをしたオリジナルチャーム付きです。そのほか、plaCargotさんはカラフルなプラかごバッグをサイズも多様にご出品されています。ぜひ好きな色味のプラかごを見つけてみてください。
tAmArA -my favorite-さんのプラかごバッグは、バンブーハンドルが珍しいデザイン。雨の日のお出掛けも楽しくなるようなバッグです。こちらは500mlペットボトルも楽々入るサイズとなっています。
7. 細かい網目としっかりした作りが使いやすい。アタ素材のかごバッグ
アタは、主にインドネシアに自生するシダ科の植物のこと。使うことで、アタの色が濃い飴色になっていき、一生ものの鞄になってくれます。深い飴色の色合いが特徴で、その色味から洋服にも和装にも合わせやすいかごバッグです。
ほかのかごバッグに比べて網目が細かく詰まっているので、しっかりとした作りで形が崩れないのもアタ素材ならでは。見た目によらず軽くて持ちやすい素材です。
anvaiさんのアタバッグは、和装にも洋装にもよく合うよう、コットンリネンの巾着袋が縫い付けられ、紐の先にはオリジナルのレザータッセルを付けています。底が広い山型ですが、間口も広く、長財布も横向きのまま出し入れできます。
チタさんのアタかごバッグはUFOのようにコロンとまるいかたち。太陽やお花みたいなぱっと華やぐ編みこみ模様です。
可愛らしいけれど、アタと本革の素材感が甘くなり過ぎず、年齢問わず素敵に使えそう。空けた時にちらっとのぞく布は、明るく気品のあるロイヤルブルーで仕立てです。
素材ごとの魅力を知って、今年こそお気に入りのかごバッグを見つけよう!
特に人気の高い素材の特徴と合わせて、Creemaで見つかるおすすめかごバッグをご紹介させていただきました。同じかごバッグでも、素材やデザインの違いで全く別物ですね。コーディネートに合わせて2個、3個と揃えたくなってしまいます。
服装との合わせやすさはもちろん、軽さや経年変化など素材の特徴も視野に入れながら、今年こそお気に入りのかごバッグを見つけてみてはいかがでしょう?