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猛暑で毎日欠かせないから。晴雨兼用傘の正しい洗い方やお手入れ方法を知っていますか?

蒸し暑い日本の夏がやってきました。毎年、毎年、「いつも以上に今年の夏は暑い!」と感じるここ数年です。そんな夏に欠かせない頼りになるアイテムが、日傘として紫外線や暑い陽をさえぎり、傘として雨も防いでくれる「晴雨兼用傘」ではないでしょうか。紫外線と暑さ対策は毎日のこと、変わりやすい夏の気候にも対応してくれる夏の便利アイテムです。
そんな傘にも日傘にもなる「晴雨兼用傘」ですが、毎日使っておきながらお手入れを見落としがちなことも。そのまま使い続けるとくすんできたり、汚れが目立ってきてしまいます。
厳しい雨風太陽、気候にかかわらず活躍してくれる毎日のアイテムだからこそ、今日から実践したい晴雨兼用傘の正しい洗い方やお手入れ方法をご紹介します。
【目次】
1.晴雨兼用傘とは?日傘や雨傘との違い
2.晴雨兼用傘を使ったあとは? 毎日のお手入れ方法
3.晴雨兼用傘の洗い方は?
4.Creemaで見つかる、素敵な晴雨兼用傘をご紹介
晴雨兼用傘とは? 日傘や雨傘との違い
一口に傘と言っても色んな種類の傘があります。頭や体に降り注ぐ日光から守ってくれる日傘は、夏のお出かけの必須アイテム。紫外線による肌や髪のトラブルを防いでくれるだけでなく、熱中症の予防としても効果があります。一方、雨傘はみなさんもご存知のとおり、雨の日に守ってくれる防水加工の施された傘のこと。雨が降ると分かっている日は折りたたみ傘を持ち歩く方も多いですね。
そして、晴雨(せいう)兼用傘とは、紫外線カットと雨傘の両方の機能を兼ね備えている傘のこと。晴れの日には日傘として、雨の日には雨傘として使うことが出来る傘のことを指します。晴雨兼用傘は、基本的に日傘に防水加工を施したタイプで、反対に雨傘に紫外線カット加工などを施したものを雨晴(うせい)兼用傘といいます。
晴雨兼用傘を使ったあとは? 毎日のお手入れ方法
手順
1. 使い終わったら、傘を開閉したり、ブラッシングしたりしてチリやホコリを落とす
2. 汚れていたら軽く水に濡らして絞った布などで拭き取る
3. 湿気に注意して保管する
雨の日にも晴れの日にも活躍してくれる晴雨兼用傘は、意外にも雨やほこりなどの汚れがついています。長く綺麗なまま大切に使うためにも、ぜひ晴雨兼用傘のお手入れを試してみてください。
晴雨兼用傘の洗い方は?
手順
1. ほこりを落として薄めた洗剤を用意する
2. 傘の内側と外側を洗剤液で水洗いして全体をすすぐ
3. タオルでふいて日陰で広げて干す
4. 撥水スプレーをする
1. ほこりを落として薄めた洗剤を用意する
使った後の傘には意外にもほこりやゴミが付着しています。まずは洗濯用のブラシや歯ブラシなどで優しく払ってあげてください。その後、洗面器にぬるま湯を張り、中性洗剤を薄めて準備しておきます。
※黒など濃い色の日傘を洗う際は色落ちの可能性があるので、蛍光剤の入っている洗剤を使うのは避けてください。
2. 傘の内側と外側を洗剤液で水洗いして全体をすすぐ
スポンジに洗剤液を染み込ませ、傘を内側から軽く叩くようにして汚れを落とします。同様に外側の汚れも落としていき、洗い終えたら優しく全体をすすぎます。
※晴雨兼用傘は撥水加工がしてあるので、加工が取れなように柔らかいスポンジで優しくポンポンと落とすことがポイント。
3. タオルでふいて日陰で広げて干す
乾いたタオルで優しくふき、陰干しします。傘の骨の錆を防ぐためにも傘の内側や骨の部分も丁寧に拭き取ってくださいね。
4. 撥水スプレーをする
使ったり洗ったりするうちに撥水効果が薄れてきてしまうこともあるので、撥水スプレーをしておくと汚れも防げて安心です。撥水スプレーが完全に乾いてからたたみましょう。
※撥水スプレーの説明をよく読んで、お手入れしたい傘に使えるか確認してください。
また晴雨兼用傘には、水洗いできるものと、洗えないものがあります。ポリウレタンコーティング(PUコーティング)の傘は洗えないので、タグでしっかり確認してくださいね。
ポリウレタンコーティングの傘については、全体のチリやホコリを払い、しっかり絞ったタオルなどで、傘の内側と外側を優しくふきます。汚れやすい部分などは、水洗いする場合と同様に行ってみてください。とはいえ毎回洗うのは面倒……。傘のお手入れは半年に1回の頻度でOKです。普段から傘の生地に汚れがつかないようにベルトを持ってたたむ、濡れたら日陰できちんと乾かしてからしまう、など日頃のお手入れも大切です。
お気に入りの傘は長く大事に使いたいものです。ぜひ晴れた日に挑戦してみてください。
Creemaで見つかる、素敵な晴雨兼用傘をご紹介
雨が降っていても、日差しが強い日も、傘をさすだけで心を晴れやかにしてくれる晴雨兼用傘。せっかくなら、差しているのが楽しくなるようなものを選びたいですよね。Creemaにはぱっと開くと明るい世界の広がる、作家さんの技が光る晴雨兼用傘がたくさん。ぜひ自分のお気に入りを見つけてみてください。
ALCEDOさんの晴雨兼用長傘は特殊なバネ構造により強風にも耐えられる丈夫な傘です。細めの竹の持ち手がポイントで、黄色の小花柄が気分も上げてくれそうです。
水中の中を散歩している気分にさせてくれるiromori 色森さんの晴雨兼用傘。鮮やかなブルーの海に小さな魚が仲良く泳いでいる姿はまるで夏の海を切り取ったように見えます。一本一本手丁寧に手染めされており、世界でひとつだけの、あなただけの一点物の傘。傘を開くと「今」の生活に「伝統の手仕事を 心躍るような色で 身近なものに」という作家さんの想いがひしひしと伝わってきます。
創業135年を迎える老舗傘メーカーmoonbatとのコラボレーションした、繊維・テキスタイル作家coccaさんの折り畳みの晴雨兼用傘。折りたたんだ姿はコンパクトですが、開くとしっかりとした大きさ。植物が芽吹くシーンをイメージしたテキスタイルは傘をひらくとパッと華やかな印象です。
たくさんのチューリップが咲き誇るSUSTO umbrellaさんの晴雨兼用傘。白地に青いチューリップが映えていて、気づいたらずっと見上げていてしまいそうなほどの美しさです。可愛い黄色い鳥がアクセントになっており、涼し気を感じる作品。細部に至るまで材質にこだわっており、大切なひとへの贈りたくなる作品ですね。
爽やかなレモネードを空色に透かしてみたような美しさを放つkazeiroさんの晴雨兼用傘。陽の強さで濃く見えたり淡く見えたりと色んな表情を見せてくれます。手描きの着物を下から覗くと光が入って凄く綺麗だと感じたのがきっかけで日傘を作ったそうです。外からも中からもその美しさを放つ晴雨傘は、自分だけでなく周りの人もハッピーにしてくれそうです。
傘に落ちる木漏れ日が柔らかい槇田商店さんの晴雨兼用傘。八ヶ岳の裾野に広がる美しい雑木林の風景をイメージし作られた傘は、まるで美しく生え渡る森林の中を散歩しているかのようです。晴れの日はもちろん、雨に日にさしてもやさしく豊かな心を持たせてくれます。どんなお洋服にも合わせやすい色合いなので、毎日持ち歩きたくなりますね。
夜空に浮かぶ三日月が魅力的なタナベサオリさんの晴雨兼用傘。こちらの作家さんは絵描きをされている方で、銀河に流れ星がふるキノコの森で月を見上げている猫がほほえましい作品です。大きくしっかりした傘は身も心もやさしく包み込んでくれます。使うたびに心を和ませてくれるような傘ですね。
山梨の富士山の麓にある老舗加工工場が開発した、織物の風合いを生かした遮熱加工技術【エヌクール】を用いた晴雨兼用傘。この技術を用いることで、傘の内側の人工的な銀や黒のコーティングをなくすことができ、織物本来の色合いを生かした遮熱加工を施しています。UVカット率は90%以上。爽やかで涼しげな白とブルーを基調にした清涼感のある色合いは、カジュアルスタイルに合わせやすく、夏の暑い季節にぴったりです。
こちらの晴雨兼用傘は、2つの幅のボーダーがバランス良く組み合わせられたデザイン。毎日持ってもコーディネートに合わせやすい色合いが嬉しい傘です。遮光率99.99%、UVカット率99%以上の「一級遮光」で気になる紫外線とアスファルトの照り返しをカット。遮熱効果で涼しく感じられます。
傘を開いて広がる晴雨兼用傘の世界
雨予報なのに外に出たらカラッと晴れている。そんな時日傘か雨傘を持っていくか悩んでしまうこともありますよね。晴雨兼用傘をひとつ持っていればこれからの季節に大活躍してくれること間違いなしです。雨も紫外線も気になる季節に晴雨兼用傘があれば、心もぱっと晴らしてくれるはず。
Creemaには作家さんの心のこもった作品がたくさん。ぜひ梅雨のお供にしたいお気に入りの傘を見つけてみてくださいね。