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\10周年特別企画/クリエイターにきく、私とクリーマの10年

\10周年特別企画/クリエイターにきく、私とクリーマの10年

2020年。「クリエイターズ・ニューマーケット(創作者たちの新しい場所)」を語源に生まれたCreemaは、サービス開始から10周年の節目を迎えました。

 

これまでCreemaとともに歩んできてくださったクリエイターのみなさま、そしてユーザーのみなさまに、愛と感謝を伝えるための特設ページを本日公開しました。

読みものでも、10周年を記念した特別企画をご用意しております。

今回お届けするのは「\10周年特別企画/クリエイターにきく、私とクリーマの10年」。

 

この10年間で、私たちを取り巻く世の中の状況はもちろん、ハンドメイド・クラフトの世界も大きく変わりました。

10年という時間を経て、変わったこと、変わらない想い……。

クリエイターが、作家活動を通して見たこの10年間は、どのような時間だったのでしょうか?

 

10年前からCreemaで活躍を続けていらっしゃるクリエイター7名の方にご協力いただき、これまでの10年間の活動や想い、Creemaとの出会い、そしてこれから先の未来について語っていただく特別インタビューを実施いたしました。

 

今回お話をうかがったのは、こちらの7名のクリエイターです。

・金属造形作家 コイズミタダシさん

・画家、イラストレーター 杜宇子さん

・陶芸作家 のぐちみかさん

・イラストレーター、ペインター MUSHUKOさん

・陶芸作家 soranoutuwaさん

・キャンドルデザイナー 366 CANDLESさん

・ジュエリーデザイナー SiS flower jewelryさん

金属造形作家 コイズミタダシさん

まずお話をうかがったのは、金属造形作家のコイズミタダシさん(以下、コイズミさん)。シルクハットを被ったちいさな"コビトさん"たちが織りなす優しい空間を、オブジェで創り上げています。

 

コイズミさんの作品は、一見シンプル。でも不思議なことに、眺めているとまるでコビトさんの会話が聞こえるよう。みずみずしい感情や、ユーモアが伝わってきます。

そしてどの作品にも、物語を予感させるタイトルが付けられています。上記の作品は、「If the world ends tomorrow...」。ブランコに乗る二人の、穏やかな日常のきらめきが際立ちます。

タイトルや、作品を紹介する文章を考えるのには特に時間を掛けられるというコイズミさん。実際に、タイトルをきっかけに作品を購入される方も多いそうです。

 

そんなコイズミさんの、Creemaでの活動のきっかけや、10年間で変わった思いなどについて聞かせていただきました。

作家として活動を始めてから10年以上経ちますが、金属工芸を勉強していた学生時代から、作品のモチーフは大きく変わっていません。言葉の壁があるアメリカの学校に通っていた僕にとって、アートは人と対話をするためのツールでもありました。コミュニケーションのために、モチーフの分かりやすさは大切でしたし、分かりやすさ・伝わりやすさといった部分は、今も大切にしています。

それまで個展・グループ展など、展示をメインに活動していて、ECサイトでの販売イメージを持っていなかった僕がCreemaを知ったのは、クリーマが主催する企画展がきっかけでした。公募サイトで見かけて応募したものの、残念ながら選ばれず、実はちょっとすねていたんです(笑) 登録はやめようかと思います、という内容をスタッフさんに伝えたところご連絡をいただいて「やめないで!」と引き留めていただいたのが、Creemaでの活動のきっかけです。

10年経ってみて、活動当初は「作りたいものを作る」という気持ちが強かったのですが、今は作品を迎える方々に喜んでもらうこと・気に入ってもらうことが一番です。作品を買ってくれた方から「嫌な夢で目が覚めて寝付けなくなってしまったとき、ふと作品が目に入って、落ち着いて眠ることが出来ました」という言葉をいただいたときは、自分自身も救われたような気持ちになりました。大変なことがあったときや落ち込んでいるときに作品を見てもらえること・必要としてもらえることは、特に嬉しく思います。

Creemaは規模も大きくなり、新しい企画や取り組みもどんどん増えているように思いますが、スタッフの方々を見ていると、いい意味で「変わらないな」とも思います。ここ10年間でスタッフさんの数は増えたと思うのですが、フレンドリーであたたかい雰囲気は変わってなくて、変わっていないことが嬉しいです。HMJでスタッフさん達が楽しそうにお買い物している様子、いつも微笑ましく見ております(笑)

(コイズミさん自身の、今後の目標について教えていただけますか?)
そうですね、これまでに行ったことのない、いろんな地域に行きたいです。SNSなどで「来てください!」と声をかけていただくこともあり、何度もご購入いただいている方に直接お礼を伝えたいな、と思っています。

余談ではありますが、プロフィールページに書かれている「ピンチはチャンス。パンツはチョイス。」という言葉。「逆境こそ頑張ろう」という気持ちと、照れ隠しのユーモアにも、コイズミさんらしさを感じました。

 

そっと日常に寄り添い、ふと眺めたときに癒しと笑顔をくれるコイズミさんの作品。

きっと10年先も、その先も、持ち主の心を照らし続けてくれるのでしょう。

コイズミタダシさんのギャラリーページはこちら!

画家、イラストレーター 杜宇子さん

自然や生きものたち・宇宙をテーマに、可愛らしさや神秘性が共存した絵を描かれる杜宇子さん。

作品展示のみならず書籍の表紙や挿絵なども手掛け、10年前からCreemaでも活躍なさっています。

 

夢のなかで見たような幻想的でやわらかな雰囲気は、みる側の想像力をも豊かにかきたてます。

この世界が生まれたきっかけや、絵画制作だけにとどまらない今後の展望についても、教えていただきました。

父が他界して、家業の店を手伝うことになったのをきっかけに、作家活動を始めました。もともとデザインの学校を出ていたのですが、家業のこともありますし、絵なら一人でも空いた時間に描けるということもありました。それから絵本の勉強をしたりしているうちに、今のような動物や自然、ファンタジー系の画風の作家になりました。

実は最初は、個人のネットショップを開こうと思っていました。まずは皆さまに作品を知ってもらおうと思い、大勢の作家さんが集まる場所で作品を販売することを考え、ちょうど当時立ち上がったばかりのCreemaさんに登録をしました。

▲Creemaで初めて販売したのは、「トビウオの夜」という作品。夜の海へと漕ぎ出す白い犬を、トビウオたちが見守っています。夜の海の神秘性と、どこまでも広がっていくような世界の広さが感じられます。

最初は、自分の作品に全く自信がなくて、絵を買ってくれる人なんているのだろうか……と思っていました。
ですので、初めて絵が売れたときは、本当にうれしかったですし、内心ほっとしました(笑)
私の描いた作品を気に入ってくださって、お部屋に飾っていただける……。そうした喜びや感謝の気持ちがあるので、今も画家活動を続けていられます。

家業のお店をやりながら作家活動をしていますが、3年ほど前に店がリニューアルしたのを機に、絵を描いたり、グッズを作ったりといった時間が少し取りづらくなくなってしまいました。絵を描くことは、これから先も続けて行くつもりですが、作家活動に限らず、自分の得意なことで生計を立てられるのが一番良いと思うので、そうしたライフスタイルにステップアップできることを目標に、只今活動中です。

10年前のCreemaさんと比べて、作家さんの人数もかなり増えましたし、時が経つにつれて作家さんの腕も上がり、プロフェッショナルなサイトになりましたね。
Creemaさんの、作家さんやものづくり、作品に対する思いなどは、前から変わっていないと思います。個人的には、フード関係の売買ができるようになったのが嬉しくて、たまに買う側として利用させていただいています。

最近は、地域の取り組みにも参加していますが、今後は、自身の画家活動の他に、自然の素材や和紙などを使って、地域の人たちに楽しんで作ってもらえるようなアート系のワークショップもしてみたいと思っています。

また、私の住む地域は、今は城跡しかないのですが元々城下町で、民芸品や工芸品なども盛んな地域だったのですが、過疎化と近代化の流れで、そういった文化も廃れてしまいました。今後は、地域の人たちと協力して、作家さんに来ていただいて、そういった日本の文化の復活みたいな活動もしていけたらいいなと思っています。

ご自身の画家活動にとどまらない、これからの夢を教えてくださった杜宇子さん。

杜宇子さんの作品から伝わる、自然や生きものをいつくしむ思いや、世界へのまなざしが

これから新たなフィールドでも活躍していく姿を想像すると、とてもわくわくします。

杜宇子さんのギャラリーはこちら!

陶芸作家 のぐちみかさん

みた瞬間に笑顔がこぼれるような、カラフルな陶芸作品を多数手掛けるのぐちみかさん。

HMJなどのイベントでも、その繊細で自由な作品に見惚れ、足を止める人があとを絶ちません。

 

私も上記写真のマグカップを愛用しているのですが、使うたびに作品と出会ったときの高揚を思い出し、

このカップを食卓に出すために、頻繁にお茶を淹れているふしさえあります。

実はのぐちさんが陶芸家になることを志したのは、かなり早い段階だったそう。

小さい頃から絵を描くことが大好きで、美大受験を目指した時はもう、卒業後は何かの作家になるんだと思っておりました(笑)
美大受験で専攻科目を決める際に陶芸を知り、粘土遊びしたいなぁなんて思いで受験し、入学してから電動ロクロの虜になってしまい、陶芸家になると早々と決めておりました。というかそれ以外考えられなかったですね。

▲Creemaで初めて販売したのは、「フグCUP」。

これはネットでは売れないかな……と思っていたから信じられない気持ちだったそうです。

 

続けて、この10年間の、のぐちさんを取り巻く"変化"についてお話をうかがいました。

この10年間、作家活動の仕方は大きくかわりました。その理由の一つはSNSです。
SNS普及に伴い、Creema含め、ネットショップでも予測以上によく作品が売れていくようになりました。
ものづくりへの思いはあまり変わりませんが、以前は「自分が楽しい、面白い」と思うものを思うがままに作っていたのですが、最近は「生活に寄り添う、でも寄り添いすぎない面白いモノ」という感じに変わりつつあります。

Creemaも、認知度も上がってめっちゃ変わりましたよ!本当ビックリで、嬉しいです!
でも、根っこはずっと変わらず、作家さんに寄り添う姿勢だと感じています。
ポイントキャンペーンや様々なイベント企画など、凄くありがたいです。

これからももちろん、変わらずずーっと陶芸をする日々を過ごしたいけれど、更に若い陶芸家志望の子たちの 手助けになるような場所作りなんかが出来ればいいなぁ……
そのために、もう少し工房も窯も大きくしたいなぁ……なんて思っています。

個展や企画展でも、活躍を続けているのぐちさん。

作品にも前向きなパワーがあふれていて、眺めているだけで元気をもらえます。

 

これからも、いきいきとした作品と出会えるのを、楽しみにしております!

のぐちみかさんのギャラリーページはこちら!

イラストレーター、ペインター MUSHUKOさん

Creemaを介して、世界にひとつしかない原画を販売されるMUSHUKOさん。

その作品には、原画ならではのエネルギーが満ちています。

 

かわいらしさの中に、一匙のウィットがひそむMUSHUKOさんの作品。

雑誌や、アパレルデザイナーとのコラボなど、さまざまなシーンで活躍されています。

作家活動を始めたきっかけは、ヘビーです (笑)
イラストレーターとして仕事をしていた12年前。私の人生に、突如、生と死が深く関わってきました。命をつないでいけないかもしれない恐れや苦悩、生きることへの希求……。いろいろな感情がせめぎ合う中、それでも一歩踏み出していくために、自分を励まそうとしていました。人生に生命を誕生させるかのように、リアルに何かを生み出したかった、それが絵筆を握りキャンバスに向かったきっかけでした。

自分を励ますことのできる作品なら、きっとみんなを励ますことが出来るかもしれない。販売を積極的にしようと考えていたある日、クリーマから一通のお誘いのメールが届きました。

初めてCreemaを介して作品を販売したときは、こんな目の大きい子の絵を、飾ってくださる方がいるんだなあ……と、感動しました (笑)
今でもそうですが、売れて旅立つときやメッセージをいただいたとき、描いてて良かった……!と、心から思います。

「これは私だ……と思います」と、購入時の画像ではわからなかった女の子の絵のディティールが、原画を手にして初めて、手術で片胸を無くしてしまった自分の身体と同じように見える、とメッセージをもらったことがあります。
意識せずに描いた絵が、行くべき場所へ行ってくれた。直感、出会い、タイミングなど不思議なことですね。

この10年、ものづくりで自分を探求すると同時に、社会とどう関わればよいのかが、わかってきました。描くときは一人だけど、作品を見てくださる皆さんと会話をしているつもりで描いていますね。

(この10年間、Creemaを見ていて感じた変化はありますか?)
Creemaが世界を先取りしていたせいか、10年前とあまり変わらないですよね。今後も、一歩先を行ってリードしていって欲しいです。

(10年経って思うこと、これからの目標を教えてください)
好きなことを仕事にできて幸せです。
あとは……頭の中で描いた絵を、キャンバスに完全に上手く転写できたら、最高ですね。

まっすぐに、絵を描くことを幸せと答えてくださったMUSHUKOさん。

原画を手にした方からのメッセージにも、不思議なめぐりあわせを感じます。

 

作品制作の際の「ゆずれないこと」についても教えてもらいました。

家庭菜園や鳥の声、海や山などの自然に親しんでゆったりとした暮らしを心がけています。そうは言っても、人生思いどおりにいかないことが次々に出てきて、深く沈んでダークサイドに落ちることもあります(笑) 深く潜れば浮かんだ時の喜びが大きく弾けて、絵を描ける。ダークサイドも重要です!

「自分を励ますことのできる作品なら、きっとみんなを励ますことが出来るかもしれない。」

MUSHUKOさんがCreemaでの販売をはじめられたきっかけの言葉に、心をゆさぶられました。

 

MUSHUKOさんの原画から溢れるパワー。ぜひ、ギャラリーページからご覧になってみてください。

MUSHUKOさんのギャラリーはこちら!

陶芸作家 soranoutuwaさん

海の近くの工房で、空や海などの青色にこだわった器作りをされている、大磯工房・soranoutuwaさん。

釉薬は原料から調合しているオリジナルのもので、ほかでは見られない色合いや質感が特徴です。

 

「青」といっても、釉薬の調合の加減でそのバリエーションは様々。いくつも集めているリピーターさんも多いほどです。青空の下で陽の光をうけると、色の美しさが一層引き立ちます。

まずは、作家活動やCreemaとの出会いについて教えていただきました。

さまざまな雑貨を扱う販売の仕事をしている中で、自分でも制作してみたいという気持ちから始めたのが、作家活動のきっかけでした。記憶があいまいですが、Creemaで初めて売れた作品は透かしの入った星座のカップだったと思います。

売れた時の感動はもちろんですが、対面販売で伝えられるようなことが、ネットではなかなか難しかったので、メールのやり取りに時間がかかってしまった記憶があります。

ちょうど10年ほど前、自宅の駐車スペースに小屋を建て新しく窯を買ってから、空や海をモチーフにした制作活動の仕方や、制作への思いなどはあまり変わっていません。

10年間、変わらぬ思いで制作を続けるsoranoutuwaさん。

Creemaを見ていて「変わったな」「変わっていないな」と思うところや、これから先のお話についても伺ってみました。

10年で変わったことは規模が大きくなって出展される作家さんが増えたことですが、逆に自分から見てとても魅力的な作品が多く見られてワクワクします。

10年経っても変わらないことは、初期の頃から見ても、様々なことに挑戦する意欲。これは自分も見習わなければと思いますし、いつも楽しみに見ています。

ありがたいことに新規の方だけでなく、何年も前にお取引いただいた方からのご依頼やご購入もありますので
色の調合を変えたりと、前に制作した作品と同じ色合いになるように心がけていきたいと思います。
また、空や海などの青い色合い以外にもいろいろ挑戦してみたいです。

▲内側が蛍色(緑がかった黄色)、外側はスノーホワイトの作品。内側から光が入ると、外側の星が蛍の光のようにも見えます。

 

変わらない色と、新しい色。

守ることと新たな挑戦を続けるsoranoutuwaさん、次はどんな作品と出会えるのでしょうか。

soranoutuwaさんのギャラリーはこちら!

キャンドルデザイナー 366 CANDLESさん

「ありがとう」を伝えるための、「日付」のオーダーメイドキャンドルを中心に手掛ける366 CANDLESさん。

0~9の数字とカラーをリンクさせて、全ての人に存在する誕生日や大切な記念日などの特別な日をモチーフに、暮らしをそっと照らすキャンドルの制作を続けています。

 

日付をモチーフにしようと思ったきっかけや、キャンドルへの想い、そして今取り組んでいらっしゃる未来に向けたプロジェクトについて、お話を伺いました。

もともと、ものづくりが好きで、職業もデザイナーだったのでPCで絵を書いたりしていましたが、それとはちょっと違う「自分の手」で作るもの、まわりの大切な人に自分なりの「ありがとう」を伝えられるものを作りたいと思っていました。

その頃、趣味でキャンドルを作っていたこともあり、灯りには癒やし、火には祈りや強い願いを添えられる事、そしていつかは消えてなくなるという事などの魅力を感じていました。

そして、作るなら「みんなにあるもの」を作りたいと思っていました。いろいろ考えていたら、それは「誕生日」だな……と思って。
人にも動物にも植物にも、死んだモノにも生まれた日はある。その日を大切に想い、キャンドルという形にしようと思った事がきっかけです。

Creemaで初めて販売したのは、世界の妊産婦さんを支援しているホワイトリボンのチャリティーにもなるキャンドルだったと思います。
その頃は、インターネットで売れる、というのが今よりも衝撃的で、純粋に作品だけを見て買って頂いた事がとても嬉しかったのを覚えています。

キャンドルを作るきっかけになった「366 CANDLE」は、カタチも想いも10年前とほとんど変わっていません。
ありがたい事にたくさんの方にオーダーを頂き、それぞれの「想い」を、むしろ私がギフトのように受け取っています。
百貨店や全国のお店で販売させて頂いたり、フィンランドやアメリカでワークショップなどもさせてもらったり……キャンドルを作っていなかったら出会えなかった人やモノがたくさんあります。

5年ぐらい前からは、1人で作るキャンドルから、「みんなのキャンドル」に変化してきたかなと思います。

ワークショップをする機会が増え、子どもたちの「初めて!」のドキドキや喜びを体験する場所を作ったり、みんなで作ったキャンドルでキャンドルナイトをしたり、途方に暮れた友人の悲しみを和らげることができることを知ったり……実態のある「モノ」から、「みんなのもの」として、喜びやワクワクやあたたかく包み込むこと、を広げる手段のような感覚になってきました。

▲初めてCreemaで販売した、ホワイトリボンキャンドル。

一人でつくるものから「みんなのキャンドル」へと、

キャンドルに込められた想い、わくわく感、あたたかさがどんどん広がっていった10年間。

366 CANDLESさんから見たCreemaは、どのように変化していったのでしょうか。

ものすごく成長してますよね。アプリができたり、HMJなどの大きなイベントを開催したり、登録項目にフードやドリンクなどが増えた時も驚きました。柔軟だけれど「今度は何をやってくれるのかな〜」という期待の上をいく熱量がCreemaにはいつもあります。

登録当初から感じていた、頼れる兄貴のような存在感と、かわいらしくもすっきりしたデザイン・世界観、クオリティーの高い作家さんが多く、買ってくださるお客さまも本当に素敵な方が多いというのは、ずっと変わらないイメージです。

また、これから先のお話を伺うと、HMJでの素敵な出会いがきっかけのエピソードも明らかに。

私は山口県岩国市の出身なのですが、最近は、この地元で「いわくに まるごと asoviva!」という活動をしています。この活動は、10年後もきっと続けていると思います。

今は「かつての学び場を子どもたちの集まる遊び場に」というコンセプトで1日限りの映画祭を開催しています。子どもたちに多様な価値観に触れてほしいという想いで選んだ映画上映や、ママと楽しめるマルシェ・ワークショップ、アート作品作り等、関東のアーティストも協力してくれています。

私は会場の装飾と共に、子ども達と一緒に作った大きなキャンドルをたくさん並べてキャンドルナイトをしたりしています。

Creemaさん主催のHMJがきっかけで知り合ったYui Stephanieさん(※)には、岩国に来て頂き、第1回目のメインビジュアルをお願いして作ってもらったりして……こんな素敵な出会いもCreemaさんのおかげです。

遊ぶ(=創造的に面白がる)視点を通して子どもたちの心を育て、人・モノ・コトを集めて地域の可能性を繋げるのが目的です。移住という選択肢ではなくても、東京と山口の2拠点それぞれができることを持ち寄って、一緒におもしろがって……。そんなふうに様々な形で自分の故郷と関わりを持つ人が増えていけば、価値観が交流し、子どもたちに残したい、地方の新しい未来の道に繋がると信じています。

ちなみに、今年の3月に第3回目のasoviva! cinemaというイベントを開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症予防の観点から延期となりました。
現在は新たな形を考えながら開催に向けて準備をしております。

■WEB https://iwakuni-asoviva.com
■Instagram https://www.instagram.com/iwakuni.asoviva/

※国内外で活動されている画家 yui.stephanieさん

 

キャンドルにのせた想いがどんどん大きく広がっていき、様々な出会いを巻き込んで、新たなチャレンジへと踏み出した366 CANDLESさん。

これから先の未来への希望が高まるお話に、胸が高鳴ります。

366 CANDLESさんのギャラリーはこちら!

ジュエリーデザイナー SiS flower jewelryさん

SiS flower jewelryのジュエリーデザイナー・白谷さんは、本物のお花の色合いや葉脈の美しさを活かした、繊細なジュエリーを手掛けていらっしゃいます。

 

そのコンセプトは、「大人のためのドリームキャッチャー」。

一歩踏み出す時の支えとなるような美しいジュエリーには

経年と共に価値の上がるアンティーク色の紫陽花が使用され、「経年美化」も楽しめます。

 

夢を追う人に寄り添うジュエリーの背景には、白谷さんご自身の、作家活動の中で抱いた葛藤や熱い思いがありました。

私がものづくりを始めたきっかけは、当時ご近所さんだったママ友にオリジナルのピアスを作ってあげたら、想像以上に喜んでくれて、それがとても嬉しかったことです。そのママが褒め上手だったお陰で、私は2人の子育てのストレスを解消するようにアクセサリー作りにはまりました。
「販売してみよう」という気持ちになったのも、彼女の「これ、絶対売れるよ!」という言葉がきっかけでした。

▲Creemaで、初めて販売したのはこちらのマーガレットのネックレス。

実は、白谷さんは昨年夏までの6年間、Creemaでの能動的な活動はお休みされていました。活動休止の決断をした理由、そして復帰された今、どんなことを考えているのか教えていただきました。

ビギナーズラックとでも言いましょうか、Creemaに出店した当初はさほど苦労することなく販売が軌道に乗りました。各種雑誌やTV取材のオファーも受け、作家としては順風満帆だったと思います。
その一方で、どうしても家事がおろそかになり、家族とのコミュニケーションの時間も減り、忙しいストレスを「不機嫌」という態度で家族にぶつけてしまっていました。そのことに気づいたとき、「仕事」と「家庭」について考えました。

自分にとって大事なものとは何か。
考えた結果、作家活動にブレーキをかけ、下の子が幼稚園に入るタイミングで、時間にON・OFFのつけやすいパートタイマーとして働きに出ることを決断しました。
不器用だった私は、仕事の量を調整しバランスを取りながら作家活動を続けていく選択ができなかったんだと思います。
それからの約6年間、Creemaでの能動的な活動はストップしてしまいました。
下の子が小学校3年生になった昨年の夏、ちょうど引っ越しのタイミングもあり、新しい地で再び作家として活動してみようと決め、Creemaに戻ってきました。

この10年を一言で表現すると、「衝撃」です。Creemaさん含めハンドメイド業界全体が劇的に変化したなと感じています。
Creemaでの販売を再開してまず初めに思ったのが作家の数の多さです。10年前と比べると、感覚では1000倍に増しています。それに、作家さん全体の作品クオリティや写真の撮り方、商品ページの見せ方や商品タグに至るまで完成度が高くなっていてびっくりしました。
またCreemaが、他のハンドメイド販売サイトと一線を画している作家・作品のクオリティの高さがより顕著になっているように思いました。もはやハンドメイド品ではなく、芸術品の販売サイトです。

今は、作り方動画や資材にもアクセスしやすく、誰もが気軽にものづくりにチャレンジ出来る時代です。そうした状況でハンドメイド作品を販売し続けるには、作品クオリティはもちろん、販売ページの作り込み、マーケティングから接客まで全てに置いてスキルが必要なのではないか……。そんな風に考え、私も日々勉強中です。

作家活動開始から10年が経った今、私自身も子育てや様々な経験を経て、ものの見方や捉え方に変化がありました。いろいろな意味でどっしりと(笑)、落ち着いて見渡せるようになりました。
妻として母親として、家族のために割く時間が大半でも、1人の女性として自分の夢も追い続けたい。夢のために、足りないスキルを磨いて成長し続けていたいと強く思います。

今は、そんな自分と等身大の作品を作っています。
同じ想いを持つ女性に是非、身につけて欲しい。目標を持つ女性同士でお互いに刺激を受け、切磋琢磨し人生を美化させ続けるお守りとしてのシンボルにしたいです。

これからの、私個人の目標は、着実に前進しているハンドメイド業界をより一層賑やかに盛り上げる一員でい続けること、そして世界視野でも、過酷な労働を強いられてしまう子供たちがいなくなるように、ハンドメイドの仕事を普及させたいと考えています。

仕事、家庭、そして作家活動のバランス。

実際に一度立ち止まって考え、歩みを再開した白谷さんが手掛ける作品には、夢を持つ人を支えるパワーが宿っています。

 

自分もまだまだ成長し続けていたい、そう語る白谷さん。

その等身大の作品は、これからも夢を追う女性を支えていきます。

SiS flower jewelryさんのギャラリーはこちら!

10年間の、愛と感謝を込めて。

時代の変化にともない、変わってきた環境。

一方で、作品やお客様と向き合う、変わらない想いやスタイル。

きっと平坦な道のりばかりではなかったこの10年間のお話や、これからの未来に向けての目標は

話を聞いている私までもが勇気づけられるようでした。

 

これまでともに歩んでくださったすべてのクリエイターに、

あらためてCreemaから、愛と感謝の気持ちをお伝えしたいです。

次の10年もその先も、みなさんが思い描く未来を、Creemaが少しでも応援出来たら嬉しく思います。

 

そして、クリエイターの作品に込められた想いを紹介したこのインタビューが

Creemaでのお買い物を楽しむひとつのきっかけとなることも願っています。

 

 

この先も読みものでは、「語れるお買い物をしよう。」をコンセプトに

クリエイターの想いや作品の物語を、丁寧にみなさまにお届けします。

かけがえのない作品と出会ったときの喜びや、自分のものさしでお買い物をする楽しさをお伝えするため、編集部一同頑張ってまいります。

 

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

10周年映像 -すべての人へBIG LOVEを-

Creemaのサービス10年を記念して、映像を制作しました。
楽しいこと、悔しいこと、嬉しいこと……。Creemaの道のりを、10年を共にしてくださった全てのみなさまに贈る「BIG LOVE」をテーマに振り返ります。
日頃は伝えることのできないたくさんの感謝の想いが、作り手のみなさま、ユーザーのみなさまへ届きますよう。

Creema10周年 特設ページはこちら!

ともに歩んでくださったクリエイター、そしてユーザーのみなさまに愛と感謝を込めて。
特設ページでは、10周年を記念した特別なコンテンツを各種ご用意しております。
ぜひ、お楽しみください。
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