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モダンなインテリアに合う「神棚」、みつかります。おしゃれな神棚10選

お正月から年始休暇の間に初詣に出かけて、新年の祈願に出かけるのが恒例行事、という方も多いと思います。
そんな初詣をした神社で授与してもらったお札(お神札)やお守り。大切なものだからこそ、お札の置き場所や飾り方には意外と困りがちです。そんなときに「神棚」を用意するのもおすすめです。

神棚と聞くと、いま住んでいる部屋のインテリアに馴染まない、神棚を置く場所がない、と困る方も多いはず。
そんななか、現代のライフスタイルやインテリア、住宅事情に合わせたデザイン・サイズの「モダン神棚」がいま注目を集めています。従来の壁掛けタイプ以外にも、置き型タイプなど、暮らしに合わせた神棚を選べたり、スタイリッシュでお札が直接見えないデザインや、シンプルでナチュラルなデザインなど種類も豊富だったりするのが魅力のひとつ。
この記事では、モダンなインテリアにも似合う、おしゃれでシンプルなモダン神棚の魅力をご紹介します。
目次
● そもそも神棚とは?
● モダンなインテリアに合わせる神棚の選び方と選ぶポイント
1)家の間取りやスペースに合わせたサイズを選ぶ
2)置き型タイプ、壁掛けタイプから選ぶ
3)インテリアに合うデザインやテイスト、素材から選ぶ
● 方角は?どの部屋に? 神棚の正しい設置場所・お札の正しい飾り方
1)神棚、お札の正面が南向き、または東向きになるように
2)なるべく目線よりも高い位置に
3)家族の集まる、明るく清潔なお部屋に
● Creemaでみつけた、インテリアに調和するおしゃれなモダン神棚10選
そもそも神棚とは?
神棚とは、神社や地域でまつっている氏神様から授与されたお札(お神札)をお家でまつっておく棚のことを指します。各々の家でまつる小型の神社、と考えるとわかりやすいかもしれません。
お札は本来神聖なもの。神棚には、お札をそのまま置いておくのではなく、ほかと区別させるという役割があります。
伝統的な神棚には宮形やお供えものがついていることが多いですが、「モダン神棚」はシンプルでモダンな部屋にも調和するデザインやサイズが豊富なのが特徴です。
新年のスタート時や新築時、結婚、出産時などは、神棚をお迎えしておまつりするのにぴったりなタイミング。また、受験の合格や入学、卒業、七五三などのタイミングで家庭の守り神としておまつりするのも良いでしょう。
モダンなインテリアに合わせる神棚の選び方と選ぶポイント
1)家の間取りやスペースに合わせたサイズを選ぶ
従来の伝統的な神棚だと大きくて置き場所がない、という方が多いのではないでしょうか。
モダン神棚には棚の上や小さなスペースでも置くことができるコンパクトなものがたくさんあるのがいちばんの魅力です。
モダン神棚には、伝統的な神棚に多い神社を模した宮形がないものがほとんどで、お札だけまつれる「お札立て」タイプや、シンプルながらもお供えものがついたものなど大きさも種類も豊富。
一軒家でなくても、気軽に暮らしに取り入れることができます。
2)置き型タイプ、壁掛けタイプから選ぶ
モダン神棚は大きく分けると「置き型タイプ」と「壁掛けタイプ」の2種類に分けられます。
棚に置きたい、お供えものをするのに高いところだと不安がある、という方は「置き型タイプ」、とにかくスペースがない、という方やきちんと高いところにおまつりしたい、という方には「壁掛けタイプ」がおすすめです。
置き型・壁掛け兼用、というモダン神棚もあるので、引っ越しや暮らしの変化が多い方は兼用タイプも探してみてくださいね。
3)インテリアに合うデザインやテイスト、素材から選ぶ
一見神棚には見えないおしゃれなモダン神棚、スタイリッシュでお札が直接見えないデザイン、可愛らしい招き猫がいる神棚、マンションでも気軽におまつりできる雲のデザインなど、モダン神棚はデザインも豊富に揃っています。
従来の神棚に使われることが多い素材はヒノキなので、ヒノキのものを選んで見るのもおすすめです。
方角は?どの部屋に? 神棚の正しい設置場所・お札の正しい飾り方
神棚をいざ飾ろうと思っても、正しい飾り方を知らないという方も多いのでは?
神棚をお部屋に設置する際の3つの基本ポイントをご紹介します。
1)神棚、お札の正面が南向き、または東向きになるように
日照時間の長い南の方角や、太陽が昇る東側の方角は、明るさやエネルギーの象徴と捉えられるそう。
2)なるべく目線よりも高い位置に
敬いや感謝の気持ちを込めてお祀りするものなので、なるべく上から見下ろすかたちにならない場所へ設置しましょう。
3)家族の集まる、明るく清潔なお部屋に
家族にとって親しみやすく、お参りがしやすいように、リビングなど家族が普段過ごす明るい場所に飾るのがよいそう。
これに加え、下記のような場所はなるべく避けた方が良いそう。
× 仏壇と向かい合わせになる場所
神棚と仏壇は同じ部屋にあっても大丈夫ですが、向かい合わせになると、どちらかにお参りをする際にもう一方に背中を向けてしまうかたちとなるため、避けた方がよいとされています。
× 人が出入りするドアの上方
神棚の下を頻繁にくぐることはあまり好ましいことではないそう。お参りのしやすさといった点でも、ドアの上は避けた方がよさそうです。
× お札の上を人が歩く(=マンションなど、上の階がある)場所
お札の上を人が通るのは一般的にはよくないとされていますが、マンションなど、現代のお家ではなかなか難しいもの。そうした際は、天(=これ以上、上がない)を示す雲板(=雲の形の板)を神棚に置いたり、「天」「上」「雲」と書かれた紙を神棚上の天井に貼るのが良いといわれています。
家の間取りによっては難しい場合もあるかもしれませんが、なにより「大切にする気持ち・敬意が伝わるかたち」でおまつりするのがいちばん大事なことだといわれています。
可能な範囲で、清潔で、家族にとって親しみやすい場所を選んで設置してみてください。
Creemaでみつけた、インテリアに調和するおしゃれなモダン神棚10選
神棚・神具のデザイン、制作を専門に扱う神・棚・屋さんのモダン神棚は真っ白に統一されたシンプルさが印象的な作品。神棚「 kami box 」と、「三つの器」「酒器」「榊立て(kami box専用)」の4点セットです。
それぞれ単品販売もされている作品なので、お家のスペースに合わせて組み合わせられます。
シンプルなスタイルなのに、本榊も破魔矢も一緒におまつりすることができる、機能的なデザインの神棚は木工作家・amteaさんの作品。神棚本体が雲(天)のかたちをしており、マンションなど、上の階が気になる場所でのおまつりにも配慮したデザインなので安心です。
棚の上に置くことも、壁にピンで掛けて設置することもできる、壁掛け置き型兼用のストーリアさんのモダン神棚。画鋲ピンはもちろん、細い虫ピンなどでも掛けることができるので、賃貸でも安心です。
優雅に流れる雲と鳥居のデザインがあしらわれ、洋風の白い壁にも調和する作品です。
シンプルで軽く、組み立ても簡単で取り付けやすいcorenutteさんのモダン神棚は、榊・お塩・お酒・お米をはめ込んで飾ります。大きいサイズと小さいサイズ、2種類あるので暮らしのスタイルに合わせて選んでみてください。
棚部分は付属の金具を壁に取り付けそれにひっかけるだけで設置ができる、彫昌さんの木彫りの神棚。榊立ては球形ですが、台と球状の下にマグネットを仕込んでいるので転がりません。
太陽と雲をイメージしてデザインされた神棚作家・ひのきの森さんの置き・壁掛け兼用神棚。置き・壁掛け兼用なのでどんな場所にも自由に飾れるのが嬉しい作品です。縦約30センチ・横26センチとコンパクトながらも鳥居に神鏡、水玉、お皿2枚まで設置できます。
少しカジュアルにお札をおまつりしたいなら、こんな真鍮のスタイリッシュなお札立てはいかがでしょう。形の異なる逆三角の真鍮板を重ね合わせた、一点ものの作品です。
壁に飾ると、どこか浮遊感のある印象。“神さまは高いところに” を表現したデザインになっています。
マンションやアパート、洋室や店舗など、場所を選ばずシンプルに置けるモダン神棚。樹齢100年超えた国産ひのきを丁寧に製材し、職人の手で一つひとつ丁寧につくられています。
ひのきの爽やかな香りと、手作業で制作することで現れる目の細かい美しい年輪を活かした神棚です。
神々の都「伊勢神宮」や神々の国「出雲大社」、神域への入口「鳥居」、福を呼び込む縁起物「打ち出の小槌」をモチーフにした土佐ろくろく工房さんのミニ神棚。
古くから神社などに使われているヒノキ素材を使い、お神札を飾るのに相応しい仕上がりになっています。
kirin-woodさんの神棚は、無垢材を使用したシンプルなデザイン。お札がみえにくいデザインなので、洋風のインテリアとも相性がよく、ナチュラルに飾ることができます。さりげない木の香りに、背筋がしゃきっと伸びそうです。
インテリアに調和するモダン神棚を迎えよう
いま住んでいる部屋のインテリアに馴染まない、神棚を置く場所がない、と困っていた方も、モダン神棚なら気軽にいまの暮らしに取り入れられるはずです。
Creemaにはこの記事で紹介した神棚やお札立て以外にも種類豊富なデザインの作品がたくさん揃っています。ぜひ気になった方はお部屋のインテリアに合うモダン神棚をさがしてみてください。