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優しい味わいに癒される「甘酒」の人気の秘密とアレンジ方法
季節の変わり目に、体の変化を感じている人も多い頃ではないでしょうか。昼間のぽかぽか陽気に油断して、朝晩の冷えにうっかり体調を崩してしまいやすい時期でもありますよね。
そんな今の季節、美味しくて体に優しい「甘酒」がおすすめ。甘酒は、健康や美容に気を遣う人の間で近年大人気なんです!身近なお店でも見かける機会が増えた、という方も多いのではないでしょうか?
そしてこれからの季節、桜を見ながら飲む甘酒は、和の味わいを楽しめて至福の一品ですよ。あまり飲みなれていない……という方でも挑戦できる、アレンジ方法もたくさんあります。
作り手直送の人気の甘酒&甘酒スイーツと、ぜひ試してほしいアレンジレシピをご紹介します!
1.美味しくて体に優しい!甘酒の人気の秘密
2.甘酒のおもな種類
-米麹甘酒
-酒粕甘酒
3.ちょい足しで飲みやすく!甘酒の簡単アレンジ方法
4.優しい甘さの甘酒&甘酒フードのおすすめ作品12選
美味しくて体に優しい!甘酒の人気の秘密
甘酒は冬に飲むイメージがありますが、実は古くは江戸時代から、夏の飲み物として親しまれてきましたそう。当時は今のように、冷房も扇風機もないことから、栄養のあるものを食べて体力をつけることが暑さによる体力低下への主な対策だったと言われています。
甘酒にはブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸、食物繊維など、人間が生きていくうえで欠かせない栄養素がバランスよく含まれていることから、健康や美容に気を遣う人の間で近年大人気なんだとか。
そんな甘酒は、大きく分けると米と麹でつくる米麹甘酒と、酒粕と砂糖から作る酒粕甘酒の2種類があります。
甘酒のおもな種類
米麹甘酒
いま目にすることの多い甘酒の多くは「米麹甘酒」。
お正月に神社で振る舞われる甘酒も、アルコール成分が含まれない「米麹甘酒」の方が多いようです。お子様や妊婦さんでも安心して召しあがることが出来ます。
こちらは、麹の発酵作用を利用して米から作るものです。お酒っぽい甘酒が苦手という方も米と麹だけで作ったものを飲んでみたら、甘酒の印象が変わるかもしれません。また、麹菌の発酵により、お米のデンプンをブドウ糖やオリゴ糖に変える働きがあるので、自然な優しい甘みを作り出すところが特徴です。
酒粕(酒かす)甘酒
「酒粕甘酒」の原料となる酒粕は、米麹に酵母菌を加えて発酵させたもの。
麹菌と酵母、2つの発酵パワーを持っていることが特徴です。そんな酒粕を水で溶き、砂糖で甘みを加えたものが酒粕甘酒になります。ただし酒粕にはアルコール分が含まれているので、アルコールが苦手な方は注意してくださいね。
ちょい足しで飲みやすく!甘酒の簡単アレンジ方法
いざ甘酒を生活の中に取り入れたい!と思っても、甘酒ならではの香りに慣れない方もいるはず。そこで、甘酒を普段飲まない方やお子様にも、より飲みやすく甘酒を楽しむアレンジ方法を紹介したいと思います!
自分に合ったアレンジ方法を試してみてくださいね。
チョコレートの甘さと一緒に甘酒を楽しむ。「甘酒×ココア」
米麹甘酒は、お米本来の優しい甘さが主な味わいのため、ココアに入れて飲むのもおすすめ。甘酒にココアパウダー、牛乳を少しずつ加え、お好みの濃さで飲んでみてください。ココアに含まれるカカオは心をほっとさせてくれるとも言われていて、疲れが溜まった時におすすめの組み合わせです。ほどよい甘さに癒されますよ。
ココアだけでなく、コーヒーや牛乳を加えてみても美味しく飲めますので、ぜひお気に入りの飲み方を見つけてみてください。
"飲む"だけでなく、"食べる"甘酒。「甘酒×ヨーグルト」
シンプルに、ヨーグルトに甘酒をトッピングしてみるのはいかがでしょうか。酸味のあるヨーグルトにお米ならではの優しい甘さが加わり、まろやかに食べやすくなります。柔らかい色味とほのかな甘みが、慌ただしい朝にも穏やかな時間を運んでくれそうです。また”食べる”よりも”飲む”のを楽しみたい方は、ヨーグルトより甘酒を多めにしてミキサーにかければ、ごくごくと飲めますよ。
お好みのバランスを見つけてみてください。
いつもと違う表情の甘酒に変わる!「甘酒×シロップ、ジャム」
旅先やお買い物中に、ついつい買いそろえてしまうジャムやシロップ。使い切れずに冷蔵庫に眠っている、なんて人も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、甘酒にお好みのシロップやジャムを加えてみること。一匙で簡単に甘酒の味にバリエーションが加わります。まだ少し冷える朝晩にはジンジャーシロップを追加して、自分のお好みの味に調えて飲んでみてください。味に深みが出て、体の中からほっこり。
甘酒を使ってほっと温まる簡単スイーツを。「甘酒×ぜんざい」
温めた甘酒の中に白玉を浮かせるだけで簡単にできる、甘酒ぜんざい。甘酒の味が濃いと感じる方は、豆乳を加えるとマイルドな風味に変わります。温かく体に優しいスイーツは、身も心をも満たしてくれます。
優しい甘さの甘酒&甘酒フードのおすすめ作品12選
甘酒にコーヒーや豆乳を足すだけでも、いろんな味の甘酒を楽しむことが出来たりとアレンジ方法も様々。意外な美味しさの甘酒ドリンクを楽しむことが出来ます。
そこでCreemaで見つかる魅力たっぷりな甘酒と、甘酒を使ったフードをご紹介いたします!
ぜひお気に入りの甘酒を見つけてみてくださいね。
こだわりの糀とお米のみで作られたono-koujiさんの甘酒。昔ながらの製法にこだわり、自然豊かな日光にて全て手作業で作られています。お米の粒がしっかり残っており、飲むだけでなく食べ応えもありそうです。ヨーグルトに混ぜれば、ヨーグルトの酸味をまろやかにしてくれます。
お米の甘さを引き出した古町糀製造所さんの甘酒。こちらの甘酒は、国産のあずき茶をブレンドし、お汁粉風味の味わいになっています。お餅や白玉団子をいれるだけで、お手軽にお汁粉が楽しめますよ。ノンアルコール、無加糖の商品なのでお子様のおやつにも大活躍です。
麹由来の自然の甘さが口に広がる矢澤酒造店さんの甘酒。米麹甘酒の上品な甘味と甘酸っぱいブルーベリーの香りがふんわりと鼻を抜けます。目にも鮮やかでフレッシュな甘酒が出来上がりました。無添加・ノンアルコールなので、小さなお子様にも安心してお飲みいただけます。
甘くて香ばしい風味が特徴のsan_en_anさんの玄米甘酒。玄米と米糀のみで作られており、クリーミーな舌触りと優しい甘味が幅広い世代に愛されています。そのまま飲むのはもちろん、アイスにかけてもまた違った味わいを感じられそうです。
パッケージのきつねと目が合うThe北海道ファームさんの甘酒。清浄な水と自然が豊かな地域で育った、特別栽培米「むすび」(おぼろづき)が甘酒の原料になっています。ほのかな甘みと風味のある味わいが特徴で、こたつの中でぬくぬくしながら飲みたいですね。
ふわふわなシフォンの間に甘酒を使ったクリームが挟んであるHappy Sweets さんの甘酒サンド。シフォンはココナッツオイルを使ってしっとりと焼き上げ、クリームはほんのり甘酒の香りを感じる作品です。美味しさだけでなく、体への想いを感じるスイーツですね。
卵やバター乳製品など動物性の素材を使用していないハジマリニさんのマフィン。豆腐や豆乳に加え、ノンアルコールの甘酒などを合わせた生地の基盤にしているそうです。しっとりとしていて甘さは控えめなマフィンは、重たくなりすぎす、絶妙なバランスの食感をお楽しみいただけます。
お米の香りや、糀の口当たりが苦手という方は傳衛門By飯澤醤油味噌店さんの甘酒アイスはいかがでしょうか。寒い日にはホット甘酒として、小鍋に移し少量の水と煮詰めても絶品です。お砂糖の代わりにも使えるのでアレンジが楽しくなりそうですね。
ふんわりもっちり触感が病みつきになるMORIKUNIさんの酒米の米コッペ。小豆島で唯一の麹やさんの米麹で作られた甘酒や、新鮮な牛乳を練りこんだ優しい香りのコッペです。お酒を搾った後の新鮮な吟醸粕と小豆を合わせた酒粕あんことパンの、和と洋の相性はばっちりです。
シフォンケーキに入れる水分全てを手作り甘酒に変え焼き上げたAtelier Smileさんのシフォンケーキ。ノンアルコールなため、小さいお子様やアルコールが苦手な方でもお楽しみいただけます。甘酒×米粉抹茶シフォンの、優しい甘さと抹茶のほろ苦い味が癖になりそうです。
麹の甘酒に体を温めてくれる生姜を合わせたコガネイチーズケーキさんの甘酒ジンジャーのレアチーズケーキ。濃厚なクリームチーズの中に、お米から発酵した甘酒と生姜がたっぷり入った体を温めてくれそうなスイーツです。トッピングの黒糖くるみが食感をさらに楽しませてくれます。
どうせなら自分で甘酒を作ってみたい!という方は三七味噌さんの手作り甘酒セットがおすすめです。マグボトルを使用して誰でも簡単に甘酒が作れるというもの。自分で作ると楽しさだけでなく、美味しさもさらにアップしそうです。
甘酒と一緒に、春を迎える準備をしよう
今回は、甘酒の基本やアレンジ方法、Creemaで見つかる甘酒作品をご紹介いたしました。
実は私は「お酒っぽい風味が苦手」だったのですが、今回の記事で甘酒が2種類あることを知り、ぜひ米麹甘酒を試したい……!と心が躍っています。そのまま飲むだけでなく、アイスにかけてみたり、手作りスイーツを作る際の砂糖を甘酒を使ってみたりと、アレンジも様々で楽しむことが出来ます。
「つぶつぶした触感に慣れない」という方も、ミキサーにかけるというひと手間加えることで飲みやすくなりますよ。
まだまだ寒い時間もありますが、甘酒で心と体をほっこり癒し、素敵な春をお迎えください。