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初夏の心地よいワードローブづくりに。取り入れたい「リネン」のお話

暖かい日が増えてきました。今年は暑くなるのが早く、夏は猛暑になると予想されています。
今の時期から夏本番まで大活躍するのが「リネン」のお洋服。
さらりとした清涼感のある肌触りに加え、通気性が高く、汗をかいてもじゃぶじゃぶ洗える。いいとこづくめの素材なんです。
今回は、そんなリネンの魅力を存分に体感できる、「リネン100%」の生地で作られたファッションアイテムを厳選してご紹介します。心地よい毎日に、リネンを取り入れてみませんか?
リネンが初夏にいい理由
1. 通気性が高い
風が吹くと服の中を通り抜けていくのを感じられるほど、通気性が高いリネン。
リネンは繊維が中空になっているため空気を多く含み、この構造によりコットンの4倍もの吸水力があるといわれています。
またリネンは太く丈夫な繊維を持つため目の粗い織り方が可能で、そうして織り上がった生地自体にも隙間が多くできます。
汗などの水分をよく吸収し、すぐ乾き、風通しも良い。暑い時期にうってつけの素材なんです。
2. 清涼感のある肌触り
おろしたてのリネンは、あのしゃりしゃりとした涼しげな肌触りが特徴。これも、リネンの繊維が太いため。紡がれた糸も一本一本が太くなり、それを織った生地は表面が凸凹に。肌離れが良い、さらっとした着心地の秘密です。
3. 洗濯に強い
リネンは水に濡れると強度が増す性質があり、洗濯耐性がコットンなどに比べて高い生地。あまり気を遣わず洗濯機で洗えるものも多いです。汗が気になる夏だからこそ、こまめに洗えると安心ですね。
気になるシワは、脱水時間を短めにして干すと◎。洗いざらしたナチュラルな風合いが楽しめます。
初夏に爽やかな着心地。リネンのファッションアイテム10選
日々を心地よく過ごす機能がたくさん詰まったリネン素材。
ここでは、そんなリネンの魅力を存分に体感できる、「リネン100%」のファッションアイテムを厳選してご紹介します。
真夏だけでなく、着こなし次第で今から着まわせる、ワードローブの強い味方になる一着がみつかるはずです。
重ね着を楽しめるよう、ふんわり袖のボリュームを抑えて作ったConon Chucleさんのオフホワイトのブラウス。襟ぐりと袖口のギャザーがかわいらしく、重ね着はもちろん、一枚で着てもさまになります。
洗いざらしの絶妙なニュアンスが魅力の上質なヨーロッパ産リネンで作った、linum kyoto(リヌムキョウト)さんのブラウス。
前下がり気味にシルエットを作り、中心にギャザーを寄せて、バックはあきを作りリボンを。袖を通すだけで着映えする一枚です。
ウエストにいくつも入れたタックが、スカートのような華やかさを生み出すCrea deliceさんのパンツ。リラックス感と上品さを両立したシルエットは、日常から旅行まで幅広いシーンで活躍します。
夏のよそ行きワンピースも、リネンなら快適。mako&rokoさんのロイヤルブルーのワンピースは、首元と袖口に配されたシルバーボタンがポイントです。
ふんわりとしたバルーンシルエットの、This.さんのパンツ。写真のグリーン以外にも、ブラックやピンクなど全7色のカラーバリエーションが。ワードローブに馴染む一色を選べます。
Iラインですっきり着こなせる、Grandirさんのバギーパンツ。デイリーユースに心強い、何にでも合わせやすいブラックは出番も多くなりそうです。
モノトーンチェックのリネン生地で、ふんわりボリューミーに仕上げたtsutsumuさんのサスペンダーギャザースカート。コットン100%の裏地付きで、透けやすいリネンも安心して着られます。
巻きスカート見えする、tenoshigotoさんのペグトップパンツ。ゆったりした履き心地なのに、すっきり着こなせると毎年大好評のかたちです。ウエストはボタンの位置で3段階に調節でき、体型の変化にも対応。長く愛用できます。
リネンにこだわり服やストールを手がける、岡詩子さん。こちらは、年中さらりと使えるリネンのストールです。
ほかにも冬場に真価を発揮するボリュームたっぷりのシリーズもあり、複数枚重ねて使うのもおすすめなんだそう。
ドルマンスリーブと袖のギャザー、フレアで大人っぽく着こなせる、couleur de fleurさんのブラウス。フランス・ノルマンディー地方のリネンを、日本の職人が丁寧に染色した上質な生地で作られています。裏はロックミシンを使わず、肌あたりの良い袋縫いで仕立ててあり、一枚で着ても快適です。
今からロングシーズン頼れるリネンで、心地よい毎日を。
これからやってくる、汗ばむ初夏、じめじめとした梅雨、蒸し暑い夏。
頼れるリネンをワードローブに取り入れて、夏に向かうこれからの季節を心地よく過ごしませんか。