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薬味をもっと食べたくなる。食卓に並べたい、薬味皿のすすめ

薬味をもっと食べたくなる。食卓に並べたい、薬味皿のすすめ

9月に入りました。涼しく感じる日があるかと思いきや、日中はまだ気温が上がり夏日の予報が出ている日も。季節の変わり目は、不安定な天気や気温差に体調を崩してしまうことが増える時期です。


そんな時に力を借りたいのが「薬味」。独特な香りや味わいで食欲をかきたててくれ、しっかり食べられることで体調を整えてくれる効果があるんです。他にも殺菌作用や疲労回復効果、解熱作用など、嬉しい効果をもつ薬味も。ただ、体にいいのはわかっていても、薬味を食卓に出すのがなんとなく億劫……という方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今日は、からだに嬉しい薬味とその効能、薬味を食卓に取り入れたくなる薬味皿をご紹介します。つい手に取りたくなる、お気に入りの薬味皿があれば、薬味の用意が楽しいものになるはず。薬味を料理に取り入れて、季節の変わり目を乗り切っていきましょう!

薬味とは?

薬味とは、料理に添えて楽しむ、味や香りの強い食材のことです。独特な香りや味わいで食欲をそそる効果や、料理に彩りを添える、味わいのアクセントにして深みを出すなどの働きがあります。ねぎや玉ねぎ、三つ葉などの香味野菜や唐辛子、胡椒などの香辛料、レモンやゆずなどの柑橘類だけでなく、海苔などの海藻、ゴマなどの木の実、梅干しや削り節まで、様々な種類の薬味があります。

 

薬味は「薬の味」と書くように、体質を整える目的でも食事に取り入れられてきました。もともとは漢方薬で使うひとつひとつの生薬のことを薬味と呼んでいました。中国で古くからある薬膳の考え方では、一人ひとりの体調に合わせて食材や生薬を組み合わせた食事をとることが大切だとされています。この考え方が日本に伝わり、江戸時代には蕎麦やうどんに薬味を添えて食べることが流行したそうです。現代では研究が進み、薬味独自の成分が体に与える効果がわかってきています。

食卓に取り入れたい、主な薬味の種類と効能

青ねぎ

葉の青い部分を食べるねぎで、「小ねぎ」や「葉ねぎ」とも呼ばれます。ねぎの独特の香り成分「硫化アリル」は、殺菌作用、抗酸化作用、疲労回復効果が期待されます。またビタミンCも豊富で、生で食べることで効果的に摂取できます。βカロテンも多く含み緑黄色野菜に分類される青ねぎは、野菜不足も補ってくれる薬味です。

しょうが

体を温める食材として有名なしょうが。実は、暑さを感じる時は生で食べるのがおすすめなんです。生のしょうがには「ジンゲロール」という成分が豊富で、これは血管の末端を広げ血流を良くし、体表面から熱を放出する作用があるのだそう。冷え込んだ日やエアコンなどで冷えが辛い方は、体を芯からあたためるため、しょうがを加熱して食べるほうが良いとされています。調理方法で効果が変わるしょうがは、季節の変わり目にぴったりの薬味です。

みょうが

塩分を体外に排出してくれるカリウムが豊富で、むくみの改善が期待できます。独特の香りの成分「αピネン」は食欲を増進させる効果があります。また、αピネンには集中力を増す効果があると言われています。

大葉(青じそ)

すがすがしい大葉の香り成分「ペリルアルデヒド」が強力な抗菌作用・防腐作用をもち、食中毒防止に古くから利用されてきました。食欲増進作用、発汗解熱作用もあるといわれています。そのほか、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンEなどが豊富で、疲労回復、風邪予防に効果が期待できます。

わさび

ツンと鼻に通る辛味の成分「イソチオシアネート」が強い殺菌作用・防腐作用を持ち、食中毒防止に効果があります。消化吸収を促す働きや、血流をよくする作用も。これらは生わさびをすり下ろしてすぐに食べることで効率よく摂取できるとされています。

とうがらし

唐辛子の主な辛味成分「カプサイシン」には、食欲増進、発汗作用、新陳代謝を高めるなどの作用があります。暑い日には唐辛子を食べて汗をかくと、体温が下がり涼しく感じることも。胃腸への刺激が強いので、食べ過ぎには注意が必要です。

すだち

爽やかな柑橘の香りが、食欲がない時にもさっぱり食べやすくしてくれます。レモンよりもビタミンCが豊富で、皮にはビタミンAも含まれているので、皮もすりおろして食べるのがおすすめです。
すだちの旬は、8から9月。夏から秋に向かう季節の変わり目に上手に取り入れれば、風邪予防の効果も期待できます。

薬味をもっと身近に。食卓に並べたい薬味皿12選

薬味が体にいいことは分かっていても、毎食少しずつ用意することや、家族の好き嫌いのために分けて使うことが億劫に感じてしまうかもしれません。そんな方にこそおすすめしたいのが、お気に入りの薬味皿を用意すること。食卓に出して眺めたくなる薬味皿があれば、用意の手間も楽しみに変わりそうです。家族それぞれの好みで、好きな薬味を好きなだけ取れるのも薬味皿のメリットですよ。

マカロンブルー・れんげ豆小鉢

木のね Ki no neさんのれんげの形の小鉢。深さがあるので薬味をたっぷり入れられます。持ち手をつまんで傾ければ、ご飯やお豆腐などに薬味をかけやすい便利な形です。タレを入れたりお漬物を盛り付けたり、角砂糖を乗せてコーヒーに添えたりと、薬味以外にも活躍しそうです。

ちょっとおろし皿(ルリ)

薬味をすってそのまま食卓に出せる、後山工房 マザキユキさんの薬味皿。しょうがやわさびなど、すりたての香りを味わうことができます。目詰まりせず洗い流しやすいよう、ひと目ずつ丁寧に目立てされているので使いやすさも抜群です。

洋梨 豆皿2コセット

ぽってりとした洋梨の形が可愛らしい、チェリーさんの豆皿。お皿が浅めなので、摂り過ぎに気をつけたいわさびやしょうがを少しずつ乗せられます。しっとりした風合いのサテンマットのブラウンに、薬味の色が良く映えそうです。

2つ小鉢 薬味プレート ほっこりかわいい益子焼

陶房くめさんの小鉢とプレートのセット。しっかり深さがあるので、家族分をたっぷり盛り付けて食卓に出せそうです。薬味のほか、ソースやディップ、ジャムなどを入れても。プレートは小鉢を乗せてももちろん、切ったすだちを乗せるなど別々にも使えます。

スリップウェア 豆皿(箱付き)mb-004

器の表面を化粧土で装飾するスリップウェアの技法で作った、SlipWorks フクオカさんの豆皿。幾何学的な模様の中にも、手作業のあたたかみを感じます。

六角キューブ 豆皿 B

六角形の形が新鮮な、studio claynoteさんの豆皿。タイルのような模様は、一つ一つ手描きして色を塗り作られています。個性的なデザインながら落ち着いた色合いで、テーブルコーディネートのアクセントになってくれそうです。

【九谷焼】涼やかな豆皿 3色セット

染織を原点に持ち、豊かな色彩表現を追求する織窯さんの九谷焼の豆皿。こちらは冬の朝の冷えた景色をイメージし作られました。プラチナ釉のひんやりした印象は、食卓を涼やかに演出してくれます。

二菜豆皿 とくさ釉

2種類の薬味を盛ることができる、沖本東さんの二菜豆皿。薬味以外にもおつまみや副菜、たれなどを入れるのに便利です。「せっかくだから薬味を2種類用意しよう!」という気持ちにさせてくれそうです。

蛍手豆皿2枚セット

透かし彫りを透明色の釉薬で埋めて焼き上げる「蛍手」の技法で作る、Rinaさんの豆皿。透け感が涼しげに食卓を彩ります。薬味のほか、小さな焼き菓子を乗せたり、アクセサリートレーとしてもおしゃれです。

おしょうゆ皿

ガラスの質感が涼しげな、Glass Forest 茶々さんのガラスのしょうゆ皿。ポン酢やディップも使えるよう深めに作られたしょうゆ皿は、薬味を入れるのにもいいサイズ感です。ガラスのそうめん鉢と合わせれば、より一層清涼感ある食卓になりそうです。

ボタニカル豆皿

ボタニカル柄の型押しがおしゃれな、imukさんの豆皿。一つ一つ揺らぎのある形は、たくさんそろえて並べたくなる可愛さ。いろんな薬味を少しずつ楽しみたい時におすすめです。

Iznik 《3set》

chico LOTTOさんの豆皿。植物や花を描くトルコのイズニク紋様をヒントにした、オリジナルの模様が描かれています。有田焼の絵付けの技術でお皿いっぱいに描かれた模様は迫力満点。お皿の裏側にも注目です。

お気に入りの薬味皿で、食卓に薬味を取り入れて

料理に加えるだけで様々な効果が期待できる薬味。お味噌汁や冷奴、そうめんなど、ぱらっと散らすだけで普段の料理もちょっと新鮮に感じられそうです。ぜひお気に入りの薬味皿と一緒に、薬味を楽しんでみてくださいね。

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