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とっておきの「暮らしの道具」と出会える。KOUGEI EXPO IN AICHIがはじまります!

2021.11.17
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とっておきの「暮らしの道具」と出会える。KOUGEI EXPO IN AICHIがはじまります!

今年も残すところあと2か月。年末年始など楽しみな年間行事も日に日に迫ってきて、今年はどんな風に過ごそうか?とわくわくしている方も多いのではないでしょうか。

 

日本には古くから、季節のうつろいを実感し楽しむ年間行事や、日々の暮らしを豊かに育む工夫が伝わっています。

そうしたものを楽しむときに欠かせないのが、日本ならではの風土と伝統の技で育まれた暮らしの道具。なかでも100年以上の歴史を持ち、主に天然の原材料を用い、職人の手仕事により作られてきた工芸品は、「伝統的工芸品」として国の指定を受けており、現在236品目がその指定を受けています。

 

その土地ならではの原材料や技法を用いて、技術を継ぐ職人が生み出す工芸品の数々は、まさに一生もの。消費したらすぐに捨て去るのではなく、暮らしの相棒としてお手入れをしたり、家族数世代で大切に使ったり……。その道具のもつ歴史を楽しみながら愛着を持って永く使うことは、サスティナブルな生き方にもつながります。

また、時代とともに柔軟に変遷をしてきたものも多く、技法はそのままに、より現代の暮らしにフィットするようにデザインされた作品も日々生まれています。

 

毎年11月は、そんな伝統的工芸品の魅力をあらためて体感する「伝統的工芸品月間」と定められた期間です。

例年、展示会や販売、製作体験を通して工芸品に触れられるイベント"KOUGEI EXPO"が、国の事業として開催されています。

昨年度は感染症拡大にともないオンラインでの実施となりましたが、第38回目となる今年は、愛知県常滑市の会場で開催されることとなりました! 愛知県での開催は、なんと35年ぶり。今回の記事では、KOUGEI EXPOの魅力と当日出展されるクリエイターのインタビュー、イベントに参加できない方もいつでも伝統的工芸品の魅力に触れることのできる、東京都内の「伝統工芸 青山スクエア」についてご紹介します。

見て、触って、楽しめる!「KOUGEI EXPO IN AICHI」の見どころ

KOUGEI EXPOとは、経済産業省が伝統的工芸品に対する国民の理解とその一層の普及を目指し、1984年から毎年11月に、開催地を変えて開催しているビッグイベント。

伝統的工芸品の製造に従事する、高度な技術を持つ職人のみ与えられる称号「伝統工芸士」と認定された全国の職人たちも集まる式典に始まり、11月27日(土)~11月29日(月)の3日間は、展示販売や職人による実演、ものづくり体験のできるワークショップなど、一般のお客様も楽しむことのできるコンテンツが盛り沢山! なんと、入場無料です。

日本中で愛され育まれてきた暮らしの道具が、場所や時代をこえ、KOUGEI EXPOの会場である愛知に集結します。その見どころをご紹介します。

職人の技を直に見られる!TEWAZA LIVE

実際に会場で職人の手ほどきによってものづくりを体験できるワークショップや、間近で匠の技をみることのできる実演など、伝統的工芸品の魅力を目の前で体感できるコーナーが「TEWAZA LIVE 伝統工芸ふれあい広場」。

熟練の職人による実演は、その手技の美しさとなめらかさや力強さに、おもわず見惚れてしまうほど。歴史を持つ技法を生で見ることができる機会はなかなかありません。

職人の手ほどきを受けて体験するワークショップは、作ったものを持ち帰ることができます(※内容によって、後日郵送の場合もございます)伝統の技を自分の手で体験して、作って、実際に生活に取り入れる……。作ることから使うことまで、伝統的工芸品の魅力を余すことなく味わうことのできるコーナーですので、お見逃しなく!

 

当日は12産地による実演と、10産地によるワークショップを予定しています。これまでのKOUGEI EXPOでは、ご家族でワークショップ・実演を楽しまれている方もいらしたそうで、幅広い年齢層が楽しめる内容となっています。事前の予約は不要ですので、ぜひ当日気になるものをチェックしてみてください!

日本全国の伝統的工芸品と出会える!CRAFT MARKET

日本全国津々浦々の伝統的工芸品を展示・販売する「CRAFT MARKET 全国くらしの工芸展」にも要注目。40近くもの産地から伝統的工芸品が集まり、売り場には作り手の方もいらっしゃるので、歴史や技法について直接会話をしながらお買い物をすることができます。

 

そのものが歩んできた歴史や、作り手しか語れない技法、時代を経てどう変遷してきたのか……そうした物語も含めて愛着を持てるのは、伝統的工芸品ならではです。ぜひ気軽に、実際の工芸品に触れながら、作り手の方に直接質問をしてみてくださいね。

伝統工芸士の新作がいち早く見られる!日本伝統工芸士会作品展

長年の実務経験と厳しい試験を経て認定される「伝統工芸士」の称号を持つ職人たちの、新作を集めたコンクールも実施されます。審査会は、一般のお客様をご案内する11月27日(土)~11月29日(月)の期間の前におこなわれ、卓越した技と美意識から生まれた作品たちが集結します。

当日は、入賞作品の展示を実際に見ることができ、またその場でお買い求めいただくことも出来ます。一体どんな作品が選ばれるのか、楽しみですね。

伝統的工芸品で、暮らしに小さなときめきを。

熟練の技を持つ職人が手掛ける伝統的工芸品、と聞くと、ほんの少し敷居が高く感じられるかもしれません。でも、伝統的工芸品は、もともと長い歴史の中、日常で使われてきた日用品たち。使えば使うほど愛着が湧き、繰り返し使うなかでの経年変化とともに「育てる楽しみ」を教えてくれる存在でもあります。

 

まずは試しにひとつ、暮らしの中に取り入れてみる。暮らしの中に歴史や物語をもつ伝統的工芸品があることで、日々のなんでもないシーンがちょっと特別に感じられるはず。

ここ1年でおうち時間が定着し、「暮らし」をより自分らしく楽しむことに、目が向いた方も多いのではないでしょうか。ぜひKOUGEI EXPOでお気に入りを見つけて、作り手の想いや技術とともに、伝統的工芸品の魅力を味わってみてください。

続いて、KOUGEI EXPOにも参加されるクリエイターのインタビューをお届けします。

瀬戸の町で「瀬戸染付焼」の器を手掛ける眞窯さんと、全国シェア95%を誇る良質な「奈良墨」を生み出す墨運堂さんにお話をうかがってきました。伝統を守るだけでなく、時代にあわせて進化しつづける力強い職人の想いと、ものづくりにかけるこだわりは圧巻です!

伝統を大切にしながら、時代に沿った新しい風を。~瀬戸染付焼・眞窯さん

自然と里山に囲まれた、愛知県瀬戸市の小さな町「品野」。瀬戸市は、陶磁器を総称して"せともの"と呼ぶことからも分かるように、古くから焼き物の町として知られています。

今も数多くの工房がひしめく品野の町で、瀬戸染付焼の技法で器を生み出す眞窯さん。1919年創業と長い歴史を持ち、ご家族3人で、暮らしに馴染む器を数多く手掛けています。

 

白地の素地に藍色を基調とした絵付けを施す瀬戸染付焼の技法を生かした器は、どこかモダンな雰囲気漂うデザインで、Creemaでも人気を集めています。

今回は、伝統を生かしながらも現代の暮らしにあったデザイン・ものづくりのこだわりについて、眞窯でご両親とともに作品制作を手掛ける加藤さんにお話を伺ってきました。

▲大きな筆を使い、呉須で絵付けしていきます。焼成すると美しい藍色に発色するから不思議。

瀬戸染付焼は、白地の生地に藍色の呉須(ごす=陶磁器の染付に使用する顔料のこと)で、花鳥風月などの自然を全面に描いたデザインが特徴と言われており、平成9年に伝統的工芸品としての指定を受けました。眞窯では、瀬戸の土ならではの美しい白さと呉須の藍色とのコントラストを活かし、シンプルでモダンなデザインを多く手掛けています。

眞窯はもともとは1919年に私のひいおじいさんが創業し、当初は業務用食器をメインに作っていました。父の代からは一般ご家庭向けの器も作り始め、百貨店に並べていただく機会も増えて、直接お客様の声を聞きながら製作に取り組んできました。

実際にご家庭で使う器ですので、「料理が映える」というのもポイントの一つだと思います。器によって、見た目はもちろん味覚も変わってきます。料理や他の器との合わせやすさも踏まえて、白と青の美しさや余白のあるデザインを意識しています。

眞窯 加藤さん

手掛ける器はどれもつるんとした白地と、やわらかくも鮮やかな青で施された絵付けとのコントラストが魅力。つい手で撫でたくなるような愛らしさもあり、見惚れてしまいます。

 

料理を盛る器だけではなく、花器も手掛ける眞窯さん。イラストが立ち上がったようなスリムなデザインと、どこか手仕事ならではのあたたかみの感じられる質感も。コロナ禍でなかなか外に出かけられないときに感じた「花を飾りたいな」という思いから生まれた作品です。

両面で異なる絵付けのため、その日の気分次第でリバーシブルで楽しむこともでき、「鏡の前において、両方のデザインを堪能できるように飾っています」というお客様もいるそう。

眞窯さんのほかにも窯元が多く集まり、クリエイターの町としても知られる瀬戸。瀬戸ならではの土地柄や、ものづくりの特徴はあるのでしょうか?

「時代に合わせて柔軟に対応をしてきた」というところでしょうか。
たとえば、戦後には精巧な造形や繊細な絵付が特徴の「ノベルティ」が海外で高く評価され、陶磁器で作られた小さな人形から大型の置物まで、輸出向けにたくさんの商品が作られました。
また、近年では液晶パネル、電子管などにも利用される高機能素材の「ファインセラミックス」の出荷額も非常に大きく伸びてるそうです。

それぞれの作り手が、伝統を大切にしながらも独自のことに取り組めるおおらかさ・自由さがあることが、どんなものにも対応してこれた理由なのかもしれません。

眞窯 加藤さん
▲お花が大好きな加藤さんのお母様がデザインしたマグカップ。どこか、瀬戸の町ののどかさ・あたたかさも感じられます。

瀬戸には陶磁器だけではなく、ガラスや木工など、さまざまなジャンルのクリエイターがいます。イベントでの交流を通して、他の工芸品を見る機会も増えており、これまでとは全く違った異分野のジャンルとのコラボ作品にも挑戦してみたいなと考えています。

KOUGEI EXPOでは「若手職人コーナー」にて、マグカップやお皿、花器を展示・販売する予定です。いわゆる「THE 伝統」のイメージからは少し離れているかもしれませんが、昔の技術を守りながらも生活に取り入れやすい、"今"を感じる作品を手掛けています。
ぜひ直接見て触っていただき、新しい風を感じてほしいと思います。

眞窯 加藤さん

青と白とのコントラストが際立つ、凛とした器たち。日々の食卓やお部屋にそっと寄り添い、彩りを添えてくれそうです。

手仕事ならではのやわらかい線や、絵付けの繊細さを、ぜひ直接手に取って堪能してみてください。

▲豊かな自然に囲まれた、眞窯さんの工房の前でパチリ。

創業200年以上。墨を守り、書の文化を守る。~墨運堂さん

続いてご紹介するのは、日本の書道文化に欠かせない「墨」を200年以上手掛ける墨運堂さん(Creemaでは、奈良製墨組合さんのページにて出品されています)。中国漢時代につくられ、今から約1400年前の飛鳥時代に朝鮮半島を経て日本にもたらされた墨。遷都とともに、学問の中心として栄えた奈良には、写経など学問に必要な墨を造る工房が多く生まれ、今もなお墨の全国シェアのうち95%を占めているそう。

 

奈良で造られる奈良墨は、その強い光沢や書き味のなめらかさが特徴で、一般向けのみならず、名だたる書家にも愛用され続けています。基本的には昔から変わらぬ材料と技法で、繊細で力強い熟練の職人技によって生み出される奈良墨の魅力と奥深さについて、200年以上伝統とこだわりを継承してきた墨運堂さんにお話をうかがいました。

▲材料の煤(すす)と膠(にかわ)、香料を混ぜて撹拌機で粗練りしたあとは、手足を使って練ります。このときにどのくらい練るかの加減が重要なのだそう。

私達は、日本の書道文化を継承したいという想いで墨造りに打ち込んでいます。煤(すす)と膠(にかわ)を使って造る昔ながらの墨は、非常にきめ細かいためなめらかで色目もよく、書き味についても筆のしまりがよくすっとした筆運びで書くことが出来ます。書の表現力に、大きな違いが出てくると言えます。

基本的な製造工程としては、煤と膠を湯せんで溶かした膠液を混ぜ、撹拌機で粗練りをした後は、香料を加え職人の手・足で練っていきます。この練り方も昔から職人の言い伝えで継承されてきたのですが、どのくらい練るかの感覚が重要です。きちんと練ると密度の濃い墨が出来ますが、練りすぎると柔らかくなりすぎる。練った後は木型に入れて成形する「型入れ」をします。すぐに固まってしまうので、素早く正確に木型に合わせた大きさにして木型に入れていきます。これも、職人の持つ長年の経験と努力、感覚できちっと合わせていきます。

墨運堂さん
▲木型に棒状の墨をはめ込んでいます。型に入れる前に、ある程度形や重量を正確な状態で成形するのが重要で難しいポイント。よく練られた墨は大変きめこまかく、木型の木目の跡がうっすらつくのだそう。
▲撹拌機で粗練りした墨。手に取るとあたたかく柔らかく、ぷにぷにとした弾力も。これがあの固い墨になるとはこの時点では想像もつきません!

職人の手で造られた墨運堂の墨は、書家の方にも愛用されています。紙や筆、硯、そして墨と、自分の作風にぴったりの道具を求めて、全国を巡ることもあるのだとか。

一見、墨はどれも同じ黒色に見えますが、よく練って造られた墨は硯や水によって字のかすれや濃淡、しまり……表現が全く変わってくる、と墨運堂さんは言います。道具との組み合わせによって無限に表現の幅が広がる「オールマイティな墨」を追求し、新しい知識を取り入れながら、伝統の墨を守り続けています。

 

1000年以上も前に書かれた資料を残せるという特徴とともに、墨そのものも、保存状態が良ければ100年を超える寿命があります。長い間書道文化とともに愛されてきた理由は、その実用性と表現の豊かさにもあるかもしれません。

▲墨の形の変遷。左から右にいくにしたがって、古代→現代へとうつりかわっていきます。右から二番目の「舟形」の墨は、今も正倉院に所蔵されています。

平成に入ってから、墨専用に膠を作っていた膠職人はいなくなり、原材料はどんどん少なく希少になっています。新しい技術・知識を取り入れ創意工夫をしながら、こだわりや品質は守りながらも時代の変化に対応していくことが大事だと考えています。

あまりにこだわりすぎると飛びぬけた墨になり需要は少なくなりますが、このこだわりを必要としている人もいます。奈良墨は、伝統的工芸品でありながら長く使われてきた日用品ですから、多くの人により良い墨の使い心地や魅力を知って、使ってみてほしいと願っています。

墨運堂さん

学校の書道の授業などで、なんとなく触れたことはあっても造り方まではとても想像がつかなかった墨。今もなお、職人の手によって品質が守られ、手の込んだ製法だからこそ叶えられる表現があることを初めて知り、実際に使ってみたい!という気持ちが膨らみました。

KOUGEI EXPOでは、TEWAZA LIVEにて実演の予定もあります。ぜひ、奥深い奈良墨の世界を覗いてみてくださいね。

▲どこか懐かしい、墨の香りただよう墨の資料館にて、ぱちり。

全国の工芸品をいつでも楽しめる!伝統工芸青山スクエアに行ってきました

全国の伝統的工芸品に興味があるけど、実際に現地やイベントに行かないと出会えないのでは……? そんなことはありません!

KOUGEI EXPOの主催者が運営する東京都港区、青山一丁目駅からほど近い「伝統工芸 青山スクエア」は、全国津々浦々の伝統的工芸品のギャラリー&ショップ。職人による実演や体験教室も気軽に楽しむことができます。

 

実はクリーマ本社からも近い伝統工芸 青山スクエア。実際に足を運んできました!

入口から入ってすぐのところでは、2週間ごとに入れ替わる特別展の展示が。特別展では、一つの地域や工芸品にスポットを当てた展示・販売をおこなっています。うかがった際には、東京都の若き匠たちの技を垣間見れる、「TOKYO職人展」を開催中でした。

 

特別展の展示スペースを抜けると、見渡す限りの工芸品が! 木工、陶器、漆、反物……業種ごとにコーナーがまとまった常設展コーナーとなります。

「伝統的工芸品」と聞くと、格調高いものを想像される方も多いかもしれませんが、見ているだけで楽しいユニークなものや、すぐに暮らしに取り入れたい日用品もずらりと並び、あれもこれも欲しいと眺めているとあっという間に時間が経ってしまいます……。

▲「三州鬼瓦工芸品」を製造してきた作り手による、鬼瓦ティッシュケースやインテリアとして飾れるプレートたち。Creemaでもユニークな作品を出品中です!
▲色鮮やかな、甲州印伝の小物たち。世代を問わずお土産としても人気だそうです。
▲可愛らしいフォルムと色味がインテリアとしても魅力的な、南部鉄器の急須。他にもたくさんの色、種類がありました。

また「匠コーナー」では、熟練の職人の製作実演を目の前で見ることができます。伺った際には、熊本を代表する金工品・肥後象がんの職人、麻生翼さんによる実演が行われていました。

実際に職人の方の説明を受けたり、質問をしたり……驚くような距離の近さで技を見ることができますよ。青山スクエアに寄ったら、必ずチェックしたいコーナーの一つです。

▲純金・純銀の板を、黒地鉄の上にはめこむ「布目象嵌技法」で作られています。
▲繊細なピアスへと仕上がりました。付属している木の枠も、麻生さんの手作りです。

匠コーナーでは、実際に製作を体験できるワークショップが開催されることもあります。事前に予約が必要なものもありますので、遊びに行く前に青山スクエアのホームページで開催内容をチェックするのがおすすめです!

 

この他、毎月第2火曜日に専門家の方が青山スクエアに来て、漆器や焼き物の修理・お手入れの相談にのってくれる「工芸品クリニック」(※要予約。修理依頼の場合は、別途修理費用がかかります。)、

毎週土曜日には、きものアドバイザーの方がお越しになり、着物の選び方やお手入れについて相談に乗ってもらうことも。暮らしの中で工芸品を楽しむためのコツやアドバイスを、プロから直々に教えてもらうことができます。

 

ギャラリー・ショップとしてはもちろん、職人との直のコミュニケーションや、工芸品の相談にものってもらえる青山スクエア。

知らなかった全国の伝統的工芸品の歴史や魅力に一挙に出会うことができ、ご自身のお買い物やお土産探しだけではなく、ちょっとした旅行気分を楽しんだり、知的好奇心もたっぷり満たされるスポットです! ぜひ気軽に足を運んで、実際に工芸品を手に取ってみてください。

▲青山スクエアの入口にて。工芸品の集まる広々としたギャラリー内、何時間でもいられそう……。

また、KOUGEI EXPOの主催者による特設ページ「工藝Style」。いつでも・どこでも日本各地の伝統的工芸品との出会いを楽しめるページとなっており、織りもの、染めもの、うるしの器、金工品など、カテゴリから工芸品を探すこともできます。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

店舗情報

住 所 :〒107-0052 東京都港区赤坂8-1-22 1F 

電話番号:03-5785-1301

営業時間:11:00〜19:00

     ※状況により営業時間が変更になる場合がございます。 

定休日 : 年中無休 (ただし年末年始を除く)

暮らしを楽しむはじめの一歩。伝統的工芸品に触れてみよう

KOUGEI EXPOや伝統工芸 青山スクエアのご紹介、そして伝統を守りながらも現代の暮らしにあったものづくりに取り組む2組のクリエイターをご紹介しました。

ここ1年、家の中で過ごす時間も増え、日々の暮らしをもっと楽しく、快適にするための工夫に目が向いた方も多いのではないでしょうか。伝統的工芸品はまさに、日本の歴史のなかで人々の暮らしを便利に、そして豊かに彩ってきた日用品たちです。直接作り手の方と話し、作品に触れてみると、決して敷居が高いものばかりではないことに気づかされます。

 

家の中に「お気に入り」を取り入れて、もっと毎日を楽しみたい。全国にある、まだ知らない素敵なものと出会いたい。

そんな気持ちのある全ての方に、伝統的工芸品を直接目で見て、手で触れ実際に魅力を体感してほしい、そこから広がる暮らしを楽しんで欲しいと、取材や訪問を通して切に感じました。

 

いよいよ来週に迫ったKOUGEI EXPO IN AICHI。ぜひ、作り手の想いと技術が込められた作品をお楽しみください!

■ 「KOUGEI EXPO IN AICHI」の概要

名  称  : KOUGEI EXPO IN AICHI

開催日程  : 2021年11月27日(土)~2021年11月29日(月)

        10:00~17:00(29日は16:00まで)

会  場  : Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場・愛知県常滑市セントレア)

主  催  :一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会

※本記事は、一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会より委託を受け、株式会社クリーマが制作させていただいております。

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(特集)秋から冬、お正月を彩る「日本の伝統的工芸品」新作特集

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