BLOG
イースターとはいつ・何をする行事?由来と楽しみ方をご紹介します
少し前までの肌寒さは嘘のように、20℃を超える暖かい日も増えていますね。三寒四温ではありますが、心なしか街の雰囲気も春らしく、明るく感じられるようになりました。
春の訪れを祝う行事といえば、一番なじみ深いのはひな祭りかもしれませんが、海外では定番の「イースター(復活祭)」が近年日本でも盛り上がりを見せているのはご存知でしょうか? 私は某テーマパークで例年おこなわれる、イースターをテーマにしたイベントや飾り付けを毎年心待ちにしています。うさぎやたまごなど、パステル調のモチーフが並ぶ様子は、他のイベントにはない特別な愛らしさを感じます。
今回の記事では、そもそもイースターって、いつ・何をする行事?といった疑問から、イースターを一緒に楽しみたいおすすめのクリエイター作品をご紹介します!
イースターの由来とは?
イースターとは「復活祭」とも呼ばれ、イエス・キリストが処刑の3日後に復活したことを祝うお祭りです。キリスト教圏ではクリスマスと並ぶ重要な行事として、地域によってさまざまな祝われ方をしています。
イースター(Easter)は、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」に由来する言葉とも伝わっており、今は宗教的な意味合いだけではなく、春の訪れを祝う行事としても親しまれています。
2022年のイースターはいつ?
イースターは決まった日付におこなわれる行事ではありません。宗派によって多少日付は前後しますが、一般的には「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と定められています。キリストが復活したのが日曜日であることから、かならず日曜日と決められています。
2022年のイースターは4月17日(日)。当日のお祝いだけではなく、クリスマスのように準備期間を含めて楽しむのだそう。欧米には前後の日を含めて祝日連休となる国もあり、あたたかい気候の中、家族や友人と食事やピクニック、旅行を楽しむ方も多いのだとか。
何をして過ごす?イースターの祝い方・遊び方
イースターに欠かせないモチーフが、イースターエッグとイースターバニー。
たまごは新しい命が生まれることから生命・復活を象徴するものとして扱われ、うさぎは多産なことから子孫繁栄を象徴し、イースターのモチーフとして親しまれています。
たまごやうさぎをかたどった飾りつけやお菓子を楽しむ過ごし方も人気ですが、イースターエッグを使った家族や友人と出来るちょっとしたゲームも、海外では定番。代表的なものを2つご紹介します。
まるで宝探し!エッグハント
イースターの定番の遊び方の一つが、家やお庭などの敷地内に隠されたイースターエッグを探すエッグハントゲーム。
見つけたたまごの色に関連したお菓子やプチギフトを配ったり、またたまご型のケースの中にプレゼントを仕込んでおくことも。
日本でも、エッグハントを模した企画・ゲームを実施するテーマパークや商業施設がじわじわと増えています。宝探しのようなシンプルなルールで、大人も子どもも楽しめること間違いなしです!
イースターエッグさえ用意すれば、ご自宅でも気軽に遊べるエッグハント。ぜひ春のあらたな行事として、ご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。
運動会を思い出す?!スリリングなエッグレース
公園などの屋外で出来る遊び方の定番が、スプーンの上にたまごをのせてゴールまで競うエッグレース。大人と子どもでスプーンの大きさを変えたり、ハンデとしてれんげやおたまを使うなどの工夫で、難易度を変えて競うなどの工夫も出来ます。なんとなく、小学校の障害物競走を思い出す光景ですね……。
使うたまごはイースターエッグのほか、ゆでたまごでも◎割れて汚さないように、気を付けて運びましょう!
飾っていたくなる!おすすめインテリア・作品10選
近年Creemaでも、イースターエッグや、イースターをモチーフにしたインテリア作品の出品が増えています。クリエイターの手で緻密な装飾が施されたイースターエッグは、イースターが終わったあとも飾っていたくなるほど美しいです。うさぎモチーフは春らしい雰囲気も出してくれるので、春から初夏の室内インテリアとしてもおすすめです!
ろうけつ染めの技法で描いた、ウクライナ伝統のイースターエッグ「PYSANKY(ピサンキ)」を手掛けるヤイツィーさん。ウクライナ伝統の模様を尊重しながら、オリジナルのデザインも加え、一つひとつ丁寧に描かれた緻密なピサンキを多く出品されています。どの模様も趣があり、さまざまな色合い・デザインがあるので、お気に入りをまとめ買いするのも楽しそう……! 秋・冬にはクリスマスのオーナメントとしてもおすすめです。
イースターが終わってもランプとして長く使用できる、こんなユニークなエッグはいかが? 「旅のおみやげ」をイメージした、手のひらサイズのランプや小物を3Dプリンターで制作する323工房さんのランプです。
本物の卵のように見えますが、実はレジン製。中のLEDを灯せば、やさしい灯りが割れ目からこぼれます。インテリアとして飾たり、ベットサイドなどでリラックスしたい時にそっと灯したり……やわらかい存在感に癒されます。
el flowers エルフラワーズさんの、春らしいミモザやパンジーのアーティフィシャルフラワーを、うさぎの木製シルエットにアレンジしたインテリア。お得な2種類セットなので、並べて飾ったり、玄関とリビングなど分けて飾っても◎
大人っぽいシルエットなので、さりげなくイースター・春らしさを取り入れることができます。
刺繍作家 刺繍雑貨・布小物shop*and Cさんの、春にぴったりの刺繍の壁飾り。手のひらサイズなので、おうちの中のどこでも、さりげなく季節を取り入れられます。
パステル調のやさしい風合いも春らしいですね。他にも季節にちなんだ刺繍作品を出品されているので、イベントによって模様替えするのもおすすめ。
おもわず目をうばわれる?! やきもの作家 まりも工房さんの、イースターエッグ×イースターバニーに扮したエキゾチックショートヘア(という種類の猫ちゃん)モチーフの置物。リアルな毛並みや表情が愛くるしく、猫好きさんにはたまりません……!
他にも、さまざまなモチーフに扮した動物たちの置物を制作されています。ぜひギャラリーページをのぞいてみてくださいね。
Candle Room Libertyさんの、イースターエッグを模した卵型キャンドル。カラフルなパステルカラーのキャンドルに、よく見るとうさぎのシルエットが……!
イースターはもちろんですが、「誕生」を意味する卵は、ベビーシャワー(妊婦さんの安産祈願のお祝い)の飾りつけ・贈り物にもぴったりです。
卵の殻に絵の具やペンでペインティングしてイースターエッグを作るのではなく、食べられるイースターエッグを作るのも楽しそう! traum_cookiesさんの、イースターエッグのクッキー型です。
模様スタンプがあるので、そのまま捺して素焼きのままでもOKですし、チョコペンやアイシングでカラフルにアレンジすることも。ご家族・友人と一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか?
まるでイラストを描くようにのびのびとしたワイヤーアートを手掛けるnakkori *さんの、北欧風ガーランド。ぽんぽんをアクセントに、全体はシンプルを意識して制作されているため、リースなど他のインテリアとの相性も抜群です。
壁に飾って、その前でお写真を撮るのもおすすめですよ。
ビーズで囲まれたガラスビジューが、まるで卵のよう。春らしい色どりのインド刺繍リボン、オーガンジーがあしらわれたeluaさんのイヤリングです。
イースターのみならず、装いのアクセントとして通年活躍してくれそうな華やかな存在感。身に着けるもので季節感を楽しんでみてはいかがでしょうか。
AJU PLANTS DECOさんによる、小さな卵と鳥の巣、小鳥を中央に配したイースターらしいバスケットアレンジ。季節感のあるミモザ、ラナンキュラスがふわふわと華やかです。
さりげない卵と小鳥で、春の訪れを感じるアレンジメント。春の贈り物としても喜ばれそうです。
イースターで春の訪れを楽しもう!
卵、うさぎと、不変的なモチーフゆえ作家さんならではのテイストの違いが楽しめるイースターの作品。さりげなく春らしい作品が多く、私もさっそくお部屋に飾ってみたくなりました……!
イースターのことはなんとなく知っていても、イベントとして楽しんだことはない、という方も、ぜひ今年から新たな定番イベントとして、イースターを楽しんでみてはいかがでしょうか。季節行事を暮らしに取り入れると、毎年の四季のうつろいがもっと楽しみになりそうです。
さて、イースターを迎えいよいよ春も本格始動し、あと少しでゴールデンウィーク。新年度のスタートをがんばった自分に、春らしいインテリアや装いを、プレゼントしてもいいかもしれません。下記、今おすすめの春特集をご紹介しますので、ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。