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感謝の想いを込めて贈ろう。愛情あふれる花・ミモザ

感謝の想いを込めて贈ろう。愛情あふれる花・ミモザ

季節にちなんだ花のいろんなお話をお届けする「Creema 花だより」。

今月は、その可愛らしい見た目にファンも多いあの花をご紹介します。

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今月の花:ミモザ

花屋の店先で、ミモザの花の枝を見かける季節になりました。鮮やかな黄色い色は、ほかの花たちと並んでいても一線を画す存在感。

そんなミモザですが、今年の春は贈りものとして、大切な人にプレゼントしてみるのはいかがでしょう。

イタリアでは、女性に感謝を伝える花として活躍するミモザ

というのも、来たる3月8日は「ミモザの日」。

イタリアではミモザが咲き始めるこの時期に、男性から女性にミモザの花を贈る習慣があるのだそう。日頃の感謝や尊敬の気持ちを込めて、妻や恋人、友人、同僚など、普段お世話になっている女性にミモザを贈るそうです。

イタリアの女性たちは、この日ばかりは日ごろの家事や育児から離れて、奥様方同士で “女子会” を開いたり、贅沢なディナーを楽しんだり…… 自分の時間を思い思いに楽しみます。

その盛り上がりから、ミモザの日はバレンタインデーの次に売上が高い! というレストランもあるのだとか。

なぜ3月8日が「ミモザの日」?

——そもそも、なぜ3月8日がミモザの日なのでしょう。

もともと3月8日は、女性の活躍と平等を目指すために制定された「国際女性デー」でした。

イタリアではじめてその記念日を祝うようになったとき、ちょうど見頃を迎えていたミモザを記念日のシンボルにしたことが、「ミモザの日」と呼ばれるようになったきっかけです。

スミレも有力候補でしたが、当時は高価で手が出しにくかったスミレよりも誰もが平等に感謝の気持ちを伝えることができる、より身近なミモザが選ばれたのだそうです。

最近では日本でも「ミモザの日」に合わせて、ミモザを贈る人が増えています。日本でも、“花を贈る" という行為がもっと身近になったらいいですね。

ホワイトデーや新生活・新年度など、贈りものを用意する機会が多いこの季節。日本での「ミモザの日」には、性別関係なくミモザを贈ってみるのもいいかもしれません。

ふとしたときに感謝の想いと一緒に花を贈ることは、とても尊く、愛おしい時間になるはずです。

国ごとに異なる ミモザの花言葉

国によって異なる花言葉がつけられている花は多く、ミモザもそのひとつ。

どの国の花言葉も、あたたかく愛情にあふれたものばかりです。

日本:「優雅」「友情」

イタリアでの花言葉:「感謝」

フランスでの花言葉:「思いやり」「豊かな感性」

~Creemaで見つけた「ミモザ」たち~ ミモザモチーフ作品4選

fsoo《épanouissement》 ラベンダーとミモザのナチュラルスワッグ ボタニカル 512

色とりどりの花や植物を使ったフラワーインテリアを制作しているrurumaronさん。こちらのミモザのスワッグは、ラベンダーとユーカリ、そしてアクセントにオレンジがあしらわれた、シンプルながらも個性が光るデザインです。

テーブルや棚に置いて楽しむもよし、壁に吊るして楽しむもよし。一つ飾るだけでぱっとお部屋が明るく爽やかな印象になる作品です。花束のようにギフトとして贈るのもよさそうですね。

クリームマットのペアマグカップ ミモザ柄

クリーム色のマットな質感に華やかなミモザ柄が映えるtousai-meruさんのマグカップ。柄のないシンプルなカップとセットになっているので、その日の気分や注ぐものによって使うカップを変えたり、結婚祝いや恋人へのプレゼントに選ぶのもおすすめです。

絵本ブローチ《ミモザの花束くれた君》【手描きイラスト・陶土ブローチ】

『ミモザの花束くれた君』と名付けられた絵本ブローチは、アートや本が好きな方への贈りものにぴったり。

「絵本のようなあたたかい世界観の絵で、ずっとそばに置いておきたくなるような作品をつくりたい」という想いで作家活動をされているマキバドリさんだからこそつくり出せる、このあたたかみとストーリーをぜひ楽しんでいただきたいです。

【花咲く傘】ミモザ【Hanayukiオリジナルアート】

繊細なミモザの花がぎっしりと描かれたHanayukiさんの傘は、ガラスペンを使って手書きで描いたミモザの原画が元になっています。

そのデザインの魅力だけでなく、80〜90%ほど紫外線をカットするので晴雨兼用で使えるのも嬉しいところ。これからやってくる梅雨や日差しが気になる夏にありがたいアイテムなので、母の日ギフトとしてもおすすめです。

ミモザとともに、春の足音が。

春の足音が聞こえ始めたいま、街や庭先だけでなく私たちの心まで彩って満たしてくれるミモザ。ふと見かけたときには、ぜひ花にちなんだ文化やさまざまな花言葉を思い出してみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。来月の「Creema 花だより」もお楽しみに……!

 

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