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〈プレスリリース〉新しい形の地方創生「全国いいもの発見プロジェクト–日本の逸品×作り手–」をスタート

2016.09.28
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日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する株式会社クリーマ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:丸林耕太郎、以下クリーマ)は、日本各地の素材と全国の作り手がコラボレーションする、「全国いいもの発見プロジェクト–地域の逸品×作り手–」を2016年9月28日(水)よりスタートいたします。

ものづくりによる地方創生、日本各地の逸品と作り手のコラボレーションを提案

日本にはその土地ごとに“逸品”と称される素材や工芸品があり、各地では優れた技術とクリエイティビティを持つ作り手が活躍しています。その一方で、「地方創生」が国政の重要課題となりながらも、成功事例はまだまだ少なく、魅力的な日本の素材や技術が一般的に知られていないという現状があります。


クリーマは、 「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで大規模な新しい経済圏を作る」というビジョンのもとスタートし、現在では全国7万人の作り手と300万点を超える作品を紹介する日本最大級のハンドメイドマーケットプレイスに成長しました。


このような状況を背景に、日本各地の良質な素材と、独自のクリエイティビティを持つ作り手がコラボレーションすることでクリーマならではの“ものづくりによる地方創生”が実現できるとのではないかと考えました。今回のプロジェクトでは、その土地ならではの魅力を作り手の作品を通して紹介することで、地域の活性化を目指しています。価値あるものと価値あるものを繋ぐことで、新たな可能性を生み出したいと考えます。

日本の逸品_第一弾は長野県 岡谷市の「岡谷シルク」

本プロジェクトでは、全国の作り手から「日本の逸品」を使った作品を募集し、当社の選考を経てCreemaサイト上にて紹介・販売いたします。※1今回は第一弾として、長野県 岡谷市の「岡谷シルク」※2を素材として使い、新しい作品を生み出す作り手を募集いたします。


また、Creema日本語版・中国語版サイト上での販売はもちろん、岡谷市 または 「岡谷シルク」ゆかりの地での展示会イベントも予定しており、より多くの方々に岡谷シルクと作り手の作品の魅力を伝える機会を創出したいと考えております。


今後、継続して「日本の逸品×作り手」という新しい形の地方創生を実施することで、“全国のいいもの”と“優れた技術とクリエイティビティを持つ作り手”を日本全国のみならず世界へ発信してまいります。

※1応募概要

[応募資格]
- 応募URL記載内容をご確認、ご了解いただき「岡谷シルクを使ったハンドメイド作品」を制作・販売できる
クリーマ登録クリエイターの方
(クリエイター登録されていない方は事前にクリエイター登録をお願いいたします)


[作品数]
- 1作品あたり2点【特集ページ販売用:1点/展示イベント(予定)用:1点】
- 作品数に制限はありませんが、2016年11月1日(火)~12月25日(日)に製作できるものとします
- ご参加にあたり選考を実施いたしします。選考によりご参加自体及び、作品数を制限、作品を指定させて
いただく場合がございます


 [作品の条件]
- 岡谷シルクを用いた作品
- 製作に必要な「岡谷シルク」はご提供いたします(必要素材・必要数を応募時にご申告願います)


[応募期間]
- 2016年9月28日(水)~10月20日(木)


[応募URL]
https://www.creema.jp/page/lp/discover-japan-okaya

※2岡谷シルクについて

岡谷では江戸時代の中期から、農業の副業として生糸の製造が行われていました。横浜が開港(1859年)すると岡谷から多くの生糸が輸出され、明治初期に導入されたイタリア式・フランス式繰糸機を折衷した独自の諏訪式繰糸機を開発しました。このような創意工夫を重ね、全国一の製糸業地に発展し、“SILK OKAYA”の名は世界に響きわたりました。特に大正から昭和初期の全盛期には、岡谷の生糸は全国生産量の25%を占め、欧米に輸出されて外貨の半分を獲得するなど、日本の近代化に大きな役割を果たしました。昭和初期には世界恐慌や太平洋戦争などにより、岡谷の製糸業は次第に縮小しましたが、製糸業で培った繊細な技術力は戦後の精密工業が発展する基盤を築くのでした。


「岡谷シルク」はこうした歴史を背景に、岡谷で作られた生糸を素材とした手織りの絹製品の開発を行っています。シルクに関する厳しい目と確かな技術に裏打ちされた各種製品は優れた品質を持ち、その美しさと洗練されたデザインで人気を集め、今岡谷の新たなブランドとして注目されています。

岡谷市長からのコメント

全国の作り手とのコラボレーションにより“岡谷シルク”を使い作り出される様々なハンドメイド作品が、「Creema」サイト上、また展示会イベント等で紹介・販売されることで、日本全国をはじめ世界の多くの方に“岡谷シルク”の魅力を伝え、広く「岡谷ブランド」を発信したいと考えております。
また、このプロジェクトを通じ、日本の近代化を支えた「シルク岡谷」の歴史を伝えるとともに、新たなシルク文化の創造が図られることで「湖に映える、美しいものづくりのまち “岡谷”」に多くの人が訪れてくれることを期待しています。


岡谷市長 今井 竜五

Creema(クリーマ)とは

Creemaは、創作活動に取り組む全国の作り手と、生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイスです。「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」ことを目指して、2010年にサービスを開始しました。
現在、プロおよびプロを目指す作り手が中心の7万人の出店者による、300万点ものオリジナル作品が出品され、本年の流通総額は通期100億円を見込んでいます。
また、オンライン上だけでなく、東京ビッグサイトでの大規模イベント「ハンドメイドインジャパンフェス (http://hmj-fes.jp)」の開催や、ルミネ新宿店にて常設ショップ「Creema Store」を運営するなど、Creemaに出店する作り手の作品を生活者がリアルの場で購入できる取組みも推進し、日本のクラフト文化の醸成に力を注いでいます。

<サービス基本情報>
サービス開始        2010年5月
出店クリエイター数     70,000人超 (2016年9月1日時点)
出品作品数        3,000,000点以上 (2016年9月1日時点)
- Webサイト        http://www.creema.jp
- iOSアプリ        https://itunes.apple.com/ja/app/id916614208
- Androidアプリ    
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.creema.creema_android

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