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思い描いた世界を、刺繍ミシンで。表現の楽しみ広がる「TAJIMA SAI -彩-」の魅力

2024.08.27
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思い描いた世界を、刺繍ミシンで。表現の楽しみ広がる「TAJIMA SAI -彩-」の魅力

繊細な糸からは想像ができないほど、力強く命を吹き込むようなミシン刺繍。
 

一針ひと針縫い進める手刺繍に対して、ミシン刺繍はボタンひとつであっという間にできあがり、簡単で機械的な印象を受けるかもしれません。しかし、精巧なミシン刺繍だからこそ叶う立体感のあるステッチは、思わず息を吞む美しさ。手刺繍とはまた違った魅力があるんです。

今回ご紹介するのは、そんなミシン刺繍に初めて挑戦する方におすすめの、タジマのコンパクト刺繍ミシン「TAJIMA SAI -彩-」。 初心者の方も使いやすいよう設計されたソフトまで含んだオールインワン・パッケージなので、その日から作品制作を始められます。

今回は、作品制作にタジマの刺繍機を愛用しているEmbroidery福工房さんに、刺繍ミシンとの出会いや、作品制作になぜミシン刺繍という表現を選んだのか、ミシン刺繍の世界の魅力についてお聞きしました。

記事の後半では、Embroidery福工房さんと一緒に、刺繍ミシン初心者代表として私も「TAJIMA SAI -彩-」を使って作品づくりを体験しました。実際に使って分かった、刺繍ミシンに初めて挑戦する人へ向けたおすすめのポイントもご紹介しますので、最後までお楽しみください!

コンパクト刺繍ミシン「SAI -彩-」とは?

みなさんはミシンと聞いて、どのようなものを思い浮かべますか。

多くの方が、家庭科の授業で触ったことのある、白くてころんとした形の家庭用ソーイングミシンを想像するのではないでしょうか。実はミシンには刺繍を施せるタイプもあり、家庭用ソーイングミシンに刺繍機能が付いた「家庭用刺繍ミシン」、刺繍だけに特化した「職業用・工業用刺繍ミシン(刺繍機)」があります。

「職業用・工業用刺繍ミシン(刺繍機)」は、家庭用刺繍ミシンと比べて、縫い上がり・耐久性に優れており、驚くスピードで正確な刺繍を施すことができるんです。

 

今回ご紹介するタジマ工業は、1944年設立の老舗刺繍機メーカー。有名スポーツブランドや一流アパレルブランドの商品に入っている刺繍の多くには、実はタジマの刺繍機が活用されているのだそう。創業以来磨き上げてきたタジマの縫いの技術が、刺繍の繊細さ・美しさを生み出しています。

手にしたその日から、プロのような刺繍を。「SAI -彩-」の魅力

「SAI -彩-」は、トップブランドが信頼する高い品質はそのままに、コンパクトになった刺繍ミシン。刺繍ソフト「WriterPLUS(ライタープラス)」が標準でついているため、ミシンが届いたその日からオリジナルの刺繍作品をつくることができます。

 

刺繍範囲は最大縦200ミリ×横300ミリと、一般的な家庭用刺繍ミシンに比べて圧倒的に広く、さまざまな大きさのアイテムに刺繍を施すことができます。また、最大8色の糸を設置することができるため、何度も糸を変えることなく、複数の色を組み合わせた鮮やかな作品をつくることもできるんです。

 

購入時は刺繍のプロフェッショナルがノウハウをレクチャーし、スムーズに作品制作を始められるので初心者の方でも安心。ミシンのセットアップや刺繍ソフトの操作、メンテナンスなどは、動画のマニュアルで分かりやすく、刺繍作品を初めて制作する人にもおすすめの1台です。

ミシン刺繍ならではの表現を追求したい 生き物刺繍家・Embroidery福工房さん

今回はCreemaでタジマの刺繍機を使用した作品を販売している、生き物刺繍家・Embroidery福工房さんにお話しを伺いました。

繊細な刺繍の美しさに引き込まれ、約20年ほど前からミシン刺繍を始めたというEmbroidery福工房さん。生き物の自然な美しさを感じられる作品づくりにこだわり、光沢のあるミシン糸で毛並みや凹凸を表現したリアルな動物刺繍が特徴です。

 

Embroidery福工房さんが刺繍を始めたきっかけは、大切な家族であるペットの存在でした。

 

「当時、飼育放棄されたフェレットを引き取ったんです。初めてその子がお家に来たときはガリガリだったけれど、少しずつ太ってきて。そう思った矢先に病気にかかり、亡くなってしまいました。

それがどうしても心残りで、その子の刺繍をしたいと思ったのが、作品づくりの大きなきっかけでした。

 

最初は手刺繍も考えたのですが、フェレットの毛並みをいちばん美しく表現できるのはミシン刺繍だと思ったんです。フェレットの毛をよく見てみると、毛一本一本が、真っ直ぐではないんです。必ずウェーブがかかっているので、刺繍糸を真っ直ぐに刺す手刺繍では、毛並みの表現に向かないと思いました。

手刺繍や日本刺繍は真っすぐな線で表現するのが特徴でとても美しいけれど、私はそうではない刺繍をつくろうと考えました」

▲ 現在Embroidery福工房さんは、可愛らしい7匹のフェレットと一緒。ジェニコという名前のフェレットとの触れ合いが微笑ましい一枚。

引き込まれた刺繍の世界

「最初は家庭用刺繍ミシンから始めました。いざ使い始めてみると、難しくてほとんど使うことができなかったんです。当時はミシンを教えてくれるところもなくて。ときどきミシンを触ってみては使えない、難しい、を繰り返していました。そんな紆余曲折の期間を、10年間は過ごしていましたね」

▲ 刺繍で表現された、躍動感あるキツネたち。

「あるとき、独学では超えられない壁を感じ、刺繍教室に通ってみたんです。そうしたら、これまで分からなかったことがスパンッと理解できるようになりました。振り返ってみると、基本を理解していなかっただけなんです。実際に教室で触ってみると、そこまで難しくないんだと思って、そこからどんどん刺繍ミシンの世界にハマっていきました」

タジマの刺繍ミシンとの出会い―生き物刺繍家の道に進んだきっかけ

「ミシン教室にあったのがタジマの刺繍ミシンで、先生が触らせてくれたんです。当時使用していた家庭用との違いを実感し、これを使いこなせるようになりたいと感じました」

▲ Embroidery福工房さんが現在愛用している、タジマの「TMBP-SC」。「SAI-彩-」からのステップアップにおすすめです。

「最初に使っていた家庭用刺繍ミシンは、思うような線を縫えなかったり、柄がズレてしまったり苦労していました。刺繍のし過ぎで、ミシンを2台壊してしまったことも(笑)

初めてタジマの刺繍ミシンに触れたとき、正確に、力強く縫ってくれて、バシッと決まるのがとても気持ちが良かったです。それに、この約8年ずっと故障していないんです。最初からタジマの刺繍ミシンに出会いたかったです」

 

元々は会社員として勤めていたEmbroidery福工房さん。ミシン刺繍を始めた頃は働きながら作品を制作していましたが、体調不良のためお仕事を辞めてしまったのだそう。しかし、その頃タジマの刺繍ミシンに出会い、その丈夫さと、表現したいものが美しい刺繍でできることに感銘を受けたそうです。そして「これならお仕事として、作品づくりができる!」と、生き物刺繍家の道へ進みました。

ミシン刺繍だからこそ表現できる、生き物の美しさ、透明さ

「ミシンは私にとって、大切な相棒」そう答えてくださったEmbroidery福工房さん。

美しい光沢としなやかさが特徴の刺繍ミシンによる刺繍は、動物の毛の柔らかさや凹凸感を表現するうえでとても重要なものだとお話してくださいました。

こちらは、薄いあさぎ色と繊細な模様に思わずうっとりする、アサギマダラの刺繍。まるでステンドグラスを思わせる美しさが特徴です。よく見ると、羽が透けて重なったところやお尻のところにお腹が隠れていて、見えない部分でもほんの少しグレーを入れたり、色にもこだわっているのだそう。

▲ Embroidery福工房さんが使用しているタジマの刺繍デジタイジングソフト「DG16」

「角度や密度、縮み補正など、縫い方はソフトにひとつずつ指示しています。手刺繍であれば真っ直ぐに縫うところを、刺繍ミシンは羽の開きに沿って動くように縫ってくれます」

▲ オナガミズアオ(チョウ目・ヤママユガ科に分類される蛾の一種)の刺繍。陽に透かすと羽が重なっているところが分かります。

「手刺繍だとどうしても厚みが出てしまうけれど、ミシン刺繍だと蝶々の軽さを表現することができる。細かさと、透明感が出せるのがミシン刺繍の魅力だと思っています」

キリッとした眼差しとぴょんっと伸びた眉毛。猫好きにはたまらない、とってもリアルなこちらの一品。作品の立体感は縫い方の濃淡で表しているそうです。自由な発想を受け止めてくれるミシンだったからこそ思いついた表現だとお話してくださいました。

生き生きとした生き物の刺繍作品を手掛けるなかで、大切にしていること

▲ 刺繍作品は写真やスケッチを元にデータに落とし込むそうです。昔から絵を描くことが好きで、学生時代もよくイラストを描いていたのだとか。

「生き物の刺繍作品を手がけるうえで大切にしていることは、“動物へのリスペクト” です。例えば、牛だとしたら、牛が持つありのままの美しさを尊重し、できるかぎり刺繍に落とし込めるように心がけて作っています」

「なんだ、手刺繍じゃなくてミシン刺繍なのか、と言われるのが嫌で、ミシン刺繍ならではの魅力や奥深い世界があることを広めたいと思いました。もちろんシュッと真っ直ぐな線の手刺繍もとても美しくて好きなのですが、ミシン刺繍でしかできない表現がある。

 

普段の作品づくりは、ぱっと思い浮かんだものやテレビで見た生き物を刺繍にしたり、お客さまからリクエストをいただいて制作したりしています。リクエストで初めて知る動物もたくさんいて、お客さまあっての自分だと感じます。これからも、いろいろな種類の生き物をつくっていきたいです!」

 

そう語ってくださった、Embroidery福工房さん。進化するミシン刺繍の技術とともに、一体どんな素敵な作品が生まれるのか、これからの作品づくりがますます楽しみです。

初心者でも簡単!Creemaスタッフが実際に「SAI -彩-」を体験しました

刺繍ミシン未経験の私も、実際に「SAI -彩-」を体験。自分が描いたイラストを刺繍しました!

Embroidery福工房さんにもその様子をみていただき、クリエイターならではの視点で「SAI -彩-」のおすすめポイントを解説します。

≪手順1≫ 刺繍データを作成

≪手順1≫ 刺繍データを作成

まずは、描いた絵をスキャンしてPCに取り込み、付属の刺繍ソフト「Writer PLUS(ライタープラス)」を使ってデータを作成します。難しい操作無しで簡単に刺繍データに変換することができました。

また、イラストだけではなく、内蔵されているワンポイントデータやテンプレートを自由に組み合わせて、簡単にオリジナルデータを作成することも可能です。

Embroidery福工房さん:「刺繍ミシンとソフトが一緒になっているのが、ファーストステップとしてとても良いと思います。テキストサイズやフォントを変えるのも簡単で驚きました。すぐに刺繍のイメージを画像で見せてくれるのが優秀ですね。オリジナルの絵も簡単に刺繍データに変換できるので、推し活とかにも良いですね」

▲ 自動でデジタルデータに変換してくれる機能で、オリジナルの絵を簡単に刺繍データへ変換可能。子どもが描いたイラストも、簡単に刺繍できます。

≪手順2≫ 刺繍データを刺繍ミシンに取り込む

≪手順2≫ 刺繍データを刺繍ミシンに取り込む

刺繍データが完成したら、刺繍ミシンに読み込みます。PCで刺繍データをUSBメモリに入れ込み、USBメモリを刺繍ミシンにさすだけ。簡単に刺繍データを送信することができます。

≪手順3≫ 枠をはめて、刺繍の準備

≪手順3≫ 枠をはめて、刺繍の準備

「SAI -彩-」には大・小の2種類の刺繍枠が標準でついてきます。タオルやTシャツなど、さまざまなアイテムに刺繍を入れることができます。


Embroidery福工房さん:「家庭用刺繍ミシンだと、バッグや帽子、靴などに刺繍をすることは難しいですが、「SAI -彩-」なら、オプションでそうしたアイテムに対応した枠も豊富なので、作品の選択肢が広がるのが面白いと思います」

Embroidery福工房さん: 「実は、刺繍枠をはめるにもちょっとしたコツが必要。磁石で簡単に固定できるタジマのフレームはすごく便利です」

≪手順4≫ セッティング

≪手順4≫ セッティング

セッティングは、画面の手順に沿って操作するだけ! 初心者の人でも扱いやすく、難しい印象のある糸通しも簡単です。
ボタンを押していざスタート! 多色の刺繍も、ボタンひとつ。あっという間にオリジナル刺繍の完成です!

▲ オリジナルのバッグが完成!描いたイラストがあっという間に刺繍に。

Embroidery福工房さん:「『SAI -彩- 』は初めて使いましたが、完成までのステップがシンプルなことに感動しました。手描きで描いたものを、色の変更も加えながら、その通りに刺繍ができる。細かな指示をしなくても、クオリティーの高い刺繍を手軽に楽しめるのが、とても良いと思います」

Embroidery福工房さん:「画像生成ソフトイラストレーターを使いこなす若い人たちが増えてきているけれど、そのような人たちが刺繍を始めたら想像もできないようなレベルの高いものができるのではないかなとワクワクします。その人その人の発想によっては、思ってもないようなものが生まれるかもしれません。刺繍ミシンでしか表現できないような刺繍の世界の魅力を、ぜひ手に取って楽しんでいただきたいです」

世界にひとつ。刺繍ミシンで広がる表現の可能性

刺繍機メーカーとして信頼を集めるタジマ工業が、多くのお客さまの声を受けて試行錯誤をしながら生み出したコンパクト刺繍ミシン「SAI -彩-」。

今回、私も「SAI -彩-」を体験させていただき、自分が描いたイラストを簡単に刺繍にすることができ感動しました。

機械の操作への不安がありましたが、「SAI -彩-」なら刺繍データの取り込みからセッティングまで驚くほど簡単にでき、早くも次の作品をつくってみたい気持ちでいっぱいになっています。

つまずいても、刺繍データの作成方法、枠や糸のセット方法など動画を見れば解決できることが多く初心者でも安心◎「細かなイラストの刺繍にチャレンジしてみたい!」「今度はTシャツに刺繍をしてみよう」と、やりたいことがどんどん湧き出してきそうです。

 

刺繍ミシンが初めての方も、刺繍の作品づくりの幅を広げてみたいという方も、ぜひ「SAI -彩-」を使って刺繍の世界を楽しんでみていただきたいです。

※この記事は、タジマ工業さまから委託を受け株式会社クリーマで制作しています。

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