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新年、仕事始めのご挨拶。クリーマ2024年の出来事と、2025年に向けた思い

クリーマは今日から仕事始め。気持ちも新たに、2025年がスタートしました。
今年はハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」にとって、サービススタートから15周年となる節目の年でもあります。
2020年に10周年を迎えてから5年の間に、クラウドファンディング「Creema SPRINGS」とネットショップ開設サービス「InFRAME」を新たなサービスとしてリリースし、オンラインの習い事サービス「FANTIST」も仲間入り。コロナ禍の2020年11月には東証マザーズ(現・東証グロース)に上場するなど、さまざまな出来事を経て成長を続けてきました。
長年積み重ねてきたことや、これまでの紆余曲折を糧に、2025年はクリーマにとって新たな風が吹く一年になると感じています。
期待を胸に一歩踏み出すにあたり、今回は2024年に仲間と取り組んできたことを振り返りながら、今後についても少しだけご紹介させていただきたいと思います。
4年連続・流通総額No.1

2024年も、たくさんの方々にCreemaをご利用いただき、作品を通して多くのご縁を紡ぐことができました。まだまだ至らぬ点も少なくないですが、より多くの方に作品を届けられるよう、よりハッピーなお買いもの体験を届けられるよう、私たちも全力で取り組みました。
ご一緒いただいたクリエイター・ユーザーの皆さん、2024年も本当にありがとうございました。
令和6年能登半島地震 復興支援 「 Creema つなぐ北陸 プロジェクト 」

2024年の元日に石川県能登地方で発生した「令和6年能登半島地震」。発生から1年経った今もなお、現地ではなかなか復興が進まない状況が続いています。
クリーマでは、北陸のクリエイター・伝統工芸品の特集や震災で発生した規格外品の販売、クラウドファンディングなど、“北陸を盛り上げ、応援する” 特設サイトをオープンし、現地でものづくりに励む方々の声と作品を届ける取り組みをしてまいりました。
その一環として、輪島塗のお箸づくりを体験し、売上の一部を寄付するワークショップ企画も実施。一人でも多くの方々に、世界に誇る輪島塗の伝統技術を体験いただき、その深い魅力を知るきっかけになればと思い、4回に渡り開催しました。


クリーマはこれからも、私たちならではの取り組みで、継続的な応援を実施していきたいと思います。
Creemaのピックアップ特集が300以上!「いいものみつけた Creema時間」
28万人のクリエイターによる1,800万点以上のオリジナル作品が集まるCreemaでのお買いもの体験は “出会いの連続” 。それはまるで、人と人との出会いのようです。
一期一会の機会をきっかけに「ついにみつけた!」と思える作品と、もっとスムーズに、楽しく出会ってほしい…そんな思いから2024年2月にリリースしたのが、300以上の人気特集をまとめた「いいものみつけた Creema時間」です。

予定・シーンから、カテゴリーから、ハッシュタグから、思い思いに作品を眺めたり、探したり、Creemaでの出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです。季節に合わせて、コンテンツも変化しますので、何か欲しいな、ちょっと買いもの迷子かも、と思ったときはぜひ覗いてみてくださいね。

2025年も、Creemaを使う皆さんに「みつけた!」の感動や出会いがたくさん生まれますように。
「ハンドメイドインジャパンフェス」15回目を迎えました
2024年の夏「ハンドメイドインジャパンフェス(HMJ)」は、2013年に第1回を開催してから15回目を迎えました。

初開催から急拡大を続けるなかで、HMJの会場規模を見直した2018年、たくさんいただいたお声から夏と冬の年2回開催が始まった2019年、新型コロナウイルスにより中止を余儀なくされた2020年など…さまざまな変化や進化を遂げながら15回目の開催を迎えることができました。
これまで本当にたくさんの方々にご参加いただき、ともにここまで歩んでくださった皆さんに、感謝の思いでいっぱいです。

次回は2025年1月18(土)・19(日)。会場となる東京ビッグサイトには、全国3,000名のクリエイターによるオリジナル作品が並ぶマーケットや70種以上のワークショップ、90店舗の選りすぐりの手作りフード*まで、小さなお店がずらり。
毎回注目の集まるミュージックエリアでは、友成空、荒谷翔大、大橋ちっぽけ、mekakushe等6組のアーティストによる音楽ライブに加え、HMJ初となる「吉本お笑いステージ」を開催し、ダンビラムーチョ、滝音、スクールゾーンが登場!
*2日間の出展者数を合計した延べ人数

さらに今回は、「和ごころ」をテーマに多彩な企画コンテンツを準備しています。参加クリエイターによる “日本の美” を個性豊かに表現したオリジナル作品100点超が並ぶ特別展示に加えて、京都や石川を始めとした日本各地の伝統工芸士による実演販売やものづくり体験や、素材にこだわった日本茶の飲み比べなど。日本ならではのおもてなしで皆さまをお迎えします。
新コンテンツ満載でお届けするHMJに、どうぞご期待ください!

クリーマならではの、ものづくりを通した地域共創・SDGsの取り組み
クリーマは全国の自治体とともに、伝統工芸の素晴らしさを届ける作品コンテストや、まちの魅力を発信するイベントの開催、クリエイターと地域を繋ぐ移住サポート等を全国的に展開しています。
昨年は福島や鹿児島など、全国各地で15回以上のクラフトマーケット・ワークショップを開催し、まちやその土地ならではの特産品の魅力をお届けしてきました。
今年もとあるまちで、人気企画の第13弾「Creema Craft Caravan」の開催を予定しています。まもなく詳細を発表しますので、お楽しみに。


また、2023年から取り組んできた「日本の祭×Creema アップサイクルプロジェクト」では、青森ねぶた祭の「ねぶた(和紙)」、高知・よさこい祭りの「鳴子」、秋田竿燈まつりの「提灯」、それぞれの祭りで生まれた廃材にクリエイターが新たな命を吹き込み、多種多様なアップサイクル作品が誕生しました。

これからも私たちは、クリーマならではの “ものづくりによる地域共創・社会課題の解決” に積極的に取り組みたいと思います。

関連サービスも急拡大中!
急成長するクラウドファンディング「Creema SPRINGS」

ものづくりを応援するクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」は、2020年のサービスリリースから今年で6年目を迎え、累計公開プロジェクト数は1,500以上にのぼり、急成長を続けています。
2024年1月中旬には「令和6年能登半島地震 復興・復旧応援プログラム」を設置し、以降、能登を応援するプロジェクトが次々と公開され、被災地のものづくりを応援してきました。
「こんなのが欲しかった!」という便利アイテムから、職人技が光る伝統工芸品、クリエイターの夢を叶えるプロジェクトまで、さまざまなプロジェクトが公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
提供レッスン動画数、日本最大級!「FANTIST」

2021年にクリーマに仲間入りした、オンラインの習い事サービス「FANTIST」。提供レッスン動画数は2,200本超となり、日本最大級のレッスン動画プラットフォームへと成長を遂げています。
人気アーティストによるアクセサリーやキャンドル作りはもちろん、スープジャーで作る薬膳お粥講座や、カラーセラピスト資格取得講座、「セルフメンタルケア」の基本と実践が学べるレッスンなど、幅広い講座が揃っています。今年も新たなジャンルの講座が続々と登場予定です。
2025年の始まりに、FANTISTで何か新しいことを始めてみませんか?
ネットショップ開設サービス「InFRAME (インフレーム)」 をリリース

2024年1月に、Creemaと連携が可能な唯一のネットショップ開設サービス「InFRAME (インフレーム) 」をリリースしました。
Creema アカウントと連携することで、オンラインでの作品販売におけるあらゆる効率を圧倒的に高めることができるサービスで、作業時間を圧縮したその分を創造に没頭することに宛てていただきたい、そんな思いから生まれました。
クリーマはこれからもクリエイター活動を後押しできるようなサービスの拡充に努めます。
社内イベントもいろいろ開催しました
昨年も趣向を凝らした社内イベントを開催。別フロアにあるフリースペースを活用し、夏祭りやフリーマーケット、朝活など…さまざまな企画を実施してきました。



最後に
2024年は、社会問題にもなっている「なりすましメール」など、防ぎようのない事案の対応に追われた時期もありましたが、その一方で、この5年間でリリースした複数の新サービスが大きく成長し、“クリエイターの活動を総合的に応援する” というクリーマの目指す姿に大きく近づくことができた一年でもありました。
「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアな世界をつくろう」という思いを掲げスタートした「Creema」が15周年を迎える2025年。これまで愛と情熱をかけ取り組んできた「Creema」をより一層大きく、魅力的な場にするため、すなわちCreemaという場をより価値あるものにするためには、 大きな変化が必要なタイミングにあると考えています。
ずっと大切にしてきたことやサービスの本質はそのままに、これまでの考え方にとらわれることなく、新たな発想で挑戦する一年にしたいと思います。
2025年もメンバー一丸となって全力で取り組みますので、どうぞ宜しくお願い致します。
<文=柴田恵>