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【1㎡の余白】雨の日、ガラスと。梅雨空を映す、1㎡のしつらえ

たった1㎡の空間が、心に余白をくれる。
季節の枝ものを飾ったり、お気に入りの器を並べたり。小さなアートや、旅先で出会った一枚の写真でもいい。
ほんの少しのスペースが、自分らしさを映す場所になります。小さな1㎡の余白に、自分らしさをそっと重ねて——
梅雨のこの時季は、しっとりと咲く紫陽花や、雨粒のようなガラスのきらめきを添えて。
梅雨ならではの景色を映す1㎡の空間は、雨音すら愛おしく感じられそうです。
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静かな雨音を映す、ふたつのガラスの景色

今日も外は、しとしと雨模様。
こんな日は、お気に入りの椅子に腰をおろし、雨音をBGMに、本を手に取ってみたくなります。
ふと顔をあげると、壁の一角に映る梅雨の景色。
つややかな紫陽花の花器には、ドライフラワーを添えて。
しずく型のモビールは、雨上がりの光を受けて、そっときらめきます。
静かな時間とともに楽しむ、私だけの梅雨のしつらえです。
1. 紫陽花がふわりと浮かぶ、ガラスの花器
紫陽花がふわりと浮かんでいるような、coldecoさんのフラスコ型の花器。
スタンドと壁掛け紐がつくので、置いても掛けても飾れます。ドライフラワー付きで、水を入れれば生花を挿すことも、アロマディフューザーとしても使えます。
表と裏でガラスの質感が異なり、片面はつややかなガラスの光沢、もう片面はマットなすりガラスのような表情。
ガラスの中にそっと季節を閉じ込めたような、静かな美しさを感じる花器です。
紫色の紫陽花には、光によって色合いが変わるガラスが使われています。
自然光のもとでは淡い紫に、蛍光灯のもとではやさしい水色に。昼と夜で表情を変える、その変化もこの作品の魅力です。
飾る人、見る時間によって異なる表情を見せる姿は、まるで色とりどりの紫陽花そのものようです。
2. しずくきらめく、ステンドグラスのモビール
ラムネ、青、水色、パープル、模様の入った透明なガラスに、アプリコット色がアクセント。色とりどりのしずくが色とりどりにきらめく、塚田製作所さんのステンドグラスのモビールです。
壁から少し離して飾れば、しずくの影がゆらゆらと揺れて。
陽が差す窓辺では、ガラスの輝きが一層美しく映えます。
時間や飾る場所によって、さまざまな表情を見せるしずくたち。
見るたびに、心を奪われるような一瞬に出会えるはずです。
ガラスとくつろぐ、梅雨の余白
色や質感の異なるガラスが生み出す、静かな梅雨景色。
こんな空間があれば、窓の外の雨も、そっと愛しく思える気がします。
<文=庄司彩>
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