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【私の愛用作品】このグラスと冷茶から、夏が始まる
〈 今回紹介する、スタッフの愛用作品 〉
・crafterior [クラフテリア]さんの「レモネライムグラス【Citrus】」
・chasitsuさんの「ティーパック30種類飲み比べセット」
「私にとって仕事のお供といえば、お茶。
緑茶や紅茶、中国茶... どれも好きで、いつもデスクのかたわらには、たっぷりお茶を入れたポットを置いています。温かいお茶の器は、マグカップや湯呑み、そば猪口などを、その日の気分で使い分けてきました。でも、ふと気づいたんです。夏に愉しむ水出し冷茶のための器は用意していなかったなと」
—— 茶葉の選び方、淹れ方で味わいが変わり、一杯ごとに新しい発見がある、奥深い「お茶」の世界。
そのなかでも、気温が上がる季節に格別なおいしさが味わえるのが、水出しや氷出しの冷茶です。
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ひと目惚れのグラスで、夏を迎える
きっかけはSNS。偶然見かけてひと目惚れでした。
「意識的に冷茶用のグラスをさがしていたわけではなかったのですが、たまたまSNSでこのグラスの写真を目にして。『あっ、きれい』と、スクロールする手が思わず止まりました。
『手持ちのカップでも冷茶は飲めるし』と、最初はすぐに買わずにいたのですが…」
ひと目惚れから数か月。
「やっぱり欲しい」という気持ちは変わらず、満を辞して去年の夏の終わりにお迎えしたのが、crafterior [クラフテリア]さんのこのグラスでした。
グリーンからイエローへと続く爽やかなグラデーションに、みずみずしい果実の断面が散りばめられ、今にも香りが立ちのぼってきそう。グラスの底からは、弾けるような水しぶきが上がります。
ベースのガラスは「シャボンガラス」と呼ばれるもので、金属皮膜を焼き付けたガラス素材。光の角度で、しゃぼん玉のような虹色がふわっと浮かび上がります。
「今年は、5月の終わりに夏の気配を感じ始めた頃、『ああ、そろそろ出番だな』と、このグラスを出しました。手に取ると『夏が来たな』という感じがします。私にとっては、このグラスを出すささやかな夏支度が季節の節目になっているのかもしれません。
冷茶はもちろん、ちょっと甘いものが欲しくなったときは、ビネガードリンクの炭酸割りも。この爽やかな柄が、お酢や炭酸のシュワシュワ感を引き立ててくれるような気がします。
せっかくうちに来てくれたグラスだから、たくさん使いたくて。
気づけば、冷たい飲み物の季節が心待ちになる、そんな存在になりました」
この夏、何度でもリピートしたくなるお茶
もうひとつ、お茶つながりで紹介したいお気に入りを。
夏の時期に愛飲しているのが、山口県宇治市で独自ブレンドのお茶を販売しているお店・chasitsuさんのお茶です。
chasitsuさんは、15歳の頃からお茶に興味を持ち、独学で学んだのち、20歳からは東京の茶商社で全国のカフェやレストランへのメニュー提案やブレンド開発などに携わりながら、お茶全般の研究を深めてきた “筋金入りのお茶好き”。
そんなchasitsuさんのお茶を飲み比べできるセットは、何度もリピートしているお気に入りです。
「いろんなお茶を飲んでみたい。そんな気持ちを叶えてくれるのがこのボックス。どれを飲んでもおいしくて、『今日はちゃんとお茶を味わいたいな』という日は、うきうきしながら選びます。
フレーバーで驚くほど味わいが変わって、『こんなものもあるのか!』と発見があるのも魅力です」
6〜9月の夏のシーズンには、7種の水出し茶がラインナップに加わります。フルーツが香るトロピカルアイスティーや、甘味際立つ烏龍茶のブレンドなど、夏らしい爽やかさが楽しめます。
冷茶が教えてくれる、夏の喜び。
とっておきのお茶を、お気に入りのグラスで飲む。
何気ない暮らしのひとコマも、「これが好き」「おいしい」と思えるものを選ぶだけで、豊かな時間に変わっていきます。
冷茶がおいしい—— それだけで、夏が少し、好きな季節になりそうです。
<文=庄司彩>