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【愛される、あの一着】秘密はパターンに。360度かわいい、teteさんのレースブラウス

【愛される、あの一着】秘密はパターンに。360度かわいい、teteさんのレースブラウス

かわいい! と手にした服には、理由がある。
シルエットの美しさ、生地が持つ風合い、袖を通したときの心地よさ——
その一つひとつに、作り手の思いや工夫が込められています。

「長く着てもらいたい」「何度でも手にとってもらえるように」
細部まで考え抜かれた服は、ただの “かわいい” を超えた存在になります。
この連載「愛される、あの一着」では、作り手自身にも深い思い入れがあり、そして着る人からも愛され続ける “特別な一枚” の背景を紐解いていきます。

今回の “あの一着” は、ファッション業界で約20年の経験を持つteteさんが手がける、大人が甘すぎずに着られる「コットンレース バルーンスリーブブラウス」。
やわらかなコットンとオリジナルのレースを合わせ、袖には空気をふんわり含むバルーンスリーブを。肩のギャザーはミリ単位で調整し、どの角度から見ても美しく仕上げられています。

前からも横からも、後ろ姿まで—— 360度、すべてが “かわいい”。
着るたびに新しい「選びたくなる理由」が見つかる、大人のための一枚です。

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原点は、昔から好きだった “白いレースブラウス”

「10年先も、変わらず可愛いものを」。
そんな想いを込めて服づくりを続けているteteさん。

このブラウスは、そんなteteさんが昔から好きだった、白いレースブラウスが原点。誰にとっても馴染みがあるこのアイテムを、どんなシーンでも、そして年齢を重ねても手に取りたくなるように。甘さを控えつつ、大人の装いに似合う一着として形にしました。

「どれだけ気に入っていても着心地がよくないと、気がつけば着なくなったり、選ばなくなったりしてしまうと思うんです。
なので、どこに切り替えや、ファスナーをどこに付けるかといった細かな仕様や、かがんだとき、座ったとき、階段の上り下りや自転車に乗ったときなど、実際日常の動きを想像して、細部まで設計しています」

一見シンプルなのに、袖を通すとふっと気分が明るくなる。長く愛される一枚を目指して、少しずつ形を整えてきたのだそうです。

大人がときめく、ブラウスの秘密

シルエットも、動きやすさも。調整を重ねたパターン設計

▲ 肩に寄せたギャザーは、かわいらしさを残しつつ、肩が大きく見えないように。分量や位置、縫製方法まで丁寧に調整されています。

teteさんの作る服の魅力のひとつは、着用すると心地のよい、誠実なパターン設計。見た目の美しさと実用性を両立させています。

「このブラウスはフリーサイズのワンサイズ展開。小柄の方でもブカブカにならず、ほどよく綺麗なシルエットに。Lサイズの方でも窮屈感なく綺麗なシルエットになるように。バストから腕回りの細かなカーブやパターン設計にこだわっています。
それぞれの体型に合わせて美しく見えるパターンを目指し、何度も修正とサンプル製作を重ねました」

絶妙なバランスを探るために、体型の異なる人たちに何度も試着をお願いし、肩の可動域や首回りのラインを少しずつ調整していったのだそう。

バルーンスリーブに秘められたうれしい効果

ふんわり丸みのあるバルーンスリーブは、気になる二の腕をカバーしながら着心地は軽やか。
袖から少しだけ覗く手首が、着やせ効果にも繋がります。
かわいらしさだけでなく、体のラインを拾わず、どなたでも取り入れやすいように。そんな思いから、この形にこだわりました。

袖口のゴムは、水仕事をするときには袖まくりができて便利。
暑い日には五分袖に、冷房や日焼けが気になるときは袖を伸ばして… と、調節もできます。
おしゃれ着としても日常着としても、シーズン問わずつい選んでしまうポイントです。

ハンドカットで仕上げる特別なレース

自然で奥行きのある風合いのコットンレースも、こだわり抜いたオリジナル。
あえて甘く編み立てた柔らかいレースの端をカットし、ほどいて洗うことで小さなフリンジに。フリンジの長さも何度も調整し、わずかな違いにまでこだわっています。

どんなときにも頼りになる。コーディネートのヒント

どんなアイテムとも相性がよく、着る人のライフスタイルに寄り添ってくれるteteさんのブラウス。
シンプルなのに着こなし次第で表情を変え、毎日のコーディネートをぐっと楽しくしてくれます。

teteさんが何年も着続けているユニフォームコーデは、こちらのデニムとの組み合わせ。
お出かけや仕事のときはローファーやバレーシューズなど、きれいめの靴と。ハイキングや子どもと過ごすときはスニーカーに履き替え、シーンに応じて靴を使い分けているそうです。

身長が低めの方でもバランスよくすっきりと着られる、ほどよいゆったり感がお気に入りのポイント。

サロペットやジャンパースカートのインナーに重ねれば、シンプルながら立体感のある着こなしに。

残暑の季節には、ブラウスを前開きにしてキャミソールの上に羽織るのもおすすめです。涼しさを保ちながら、レースの表情がコーディネートに華を添えてくれます。

これから迎える秋には、数量限定色「アンティークグレー」が活躍。顔なじみのよいグレーをリネンジャケットと合わせれば、まだ暑さの残る季節も、さりげなく秋の雰囲気を取り入れられます。

暗い色のウールジャケットには明るい色のブラウスを合わせると、顔まわりがぱっと明るく。

さらにトレンチコートのインナーとしても映え、季節の移ろいを楽しめるスタイルに仕上がります。

冬には、ニットの下に忍ばせてレースの襟元をちらりと見せるのもおすすめ。重ね着に軽やかさが加わり、長い冬のコーディネートを明るくしてくれます。

春夏秋冬、いつでも主役の1枚を

一年を通して着回せる実用性と、季節ごとに選べるカラーバリエーション。
”永く愛される理由” が、この一枚にはきちんと詰まっています。

春夏秋冬、どんな季節にも寄り添ってくれる、頼れる相棒のようなブラウスです。
在庫があるうちに、ぜひチェックしてみてくださいね。

<文=増山真帆>

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