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夏を頑張ったアクセサリーの、ゆるっとケア術。素材別お手入れ方法を、作り手に教わりました

2025.09.11
夏を頑張ったアクセサリーの、ゆるっとケア術。素材別お手入れ方法を、作り手に教わりました

夏の間、たくさん身につけたお気に入りのアクセサリー。気づかないうちに、汗や湿気、紫外線などダメージを受けているかもしれません。

だからこそ、今のタイミングでのお手入れが、美しさを保つカギになります。
今回は、レジン・ガラス・天然石・ビーズ・ラタンなどの素材別に、お手入れ・ケア方法をクリエイターに伺いました。

見落としがちな注意点や保管のコツ、作り手自身が実践しているリアルなお手入れ方法まで。
少しの工夫で輝きを守り、大切なアクセサリーを長く楽しむヒントをご紹介します。
 

目次
1. 樹脂(レジン)素材アクセサリーのお手入れ方法
2. ガラスアクセサリーのお手入れ方法
3. 天然石アクセサリーのお手入れ方法
4. ビーズアクセサリーのお手入れ方法
5. ラタンアクセサリーのお手入れ方法
6. 金属アクセサリーは、素材ごとにケアのコツが違う

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樹脂(レジン)素材アクセサリーのお手入れ方法

レジンアクセサリーで注意したいのが、湿気・皮脂・日焼け止めによる化学変化。そこから起こるベタつきやくすみ、黄変(おうへん)です。
一度ベタつきや黄変が起きてしまうと拭き取りなどでは改善が難しいため、日頃のお手入れがとても大切。
詳しいお手入れ・ケア方法を、樹脂を使ったアクセサリーを作る、ranuさんにお聞きしました。
 

お手入れ方法

普段のお手入れは、柔らかい布やティッシュで優しく拭き取りましょう。汚れが気になるときは、揮発性の高いアルコールでの拭き取りもおすすめです。
それでも落ちない場合は、クレンジングや泡ハンドソープなどを使って一度しっかりと洗い、水分を完全に拭き取ったあとに十分乾燥させることが大切です。
※ 金具が付いている場合は、種類によって変色や劣化に繋がることがあるため注意してください。

樹脂(レジン)素材のアクセサリーを長く楽しむための習慣は?

▲ 淡水パールに樹脂をまとったイヤリング。陽の下、室内の明るさなど、環境によってガラリと変わって見えるのが魅力です。

1. 布、またはティッシュで構わないので水分と油分など汚れはつけたままにせず、毎回きちんと拭き取る。
2. 洗面所など湿気の多い場所には置かない。
3. 直射日光を避け、乾燥した場所で保管(小さな乾燥剤などをいれることもおすすめ)。

樹脂素材は高温多湿に弱いため、保管の際は小さな乾燥剤と一緒にケースへ入れ、直射日光を避けた場所に置くのがおすすめです。
「湿気に弱い」と聞くと「水につけてはいけない」と思いがちですが、実は汚れや湿気を残したまましまう方が、ベタつきやくすみの原因になる科学変化を招きます。そのため、日常の手洗いやアルコール消毒など、身につけたまま軽くケアしても問題ありません。

Designer・ranu

ガラスアクセサリーのお手入れ方法

ガラスのアクセサリーは、落下による割れを除けば、比較的ダメージや変化が少ないのが特徴です。
特に耐熱強化ガラスの場合、くもりが出ることはほとんどありません。
ただし、皮脂が付いてしまうと輝きが損なわれてしまうため、なるべく早めに汚れを落とすことが、美しく保つためのポイントです。
耐熱強化ガラスを使ったアクセサリーを作る、kuumaさんにお聞きしました。

お手入れ方法

アクセサリーが水洗いできる場合(※)、まずは流水で優しく汚れを落としましょう。その後は必ず水分をしっかり拭き取り、乾いた状態で保管することが大切です。
汚れが落ちにくい部分は、泡立てた石鹸を少量つけて洗い流すと効果的。ただし強くこすらず、優しく扱うようにしてください。
※金具部分を濡らさない方法での水洗いも可能ですが、アクセサリーによって適したケア方法は異なるため、事前に確認してから行ってください。

また、金彩などの表面加工が施されていないアクセサリーは、湿らせた布で軽く拭き取るのがおすすめです。その後、水分を残さないよう、丁寧に乾拭きしてから保管しましょう。

ガラスアクセサリーを長く楽しむための習慣は?

1. 着用後は必ず金具部分も含めて汗や汚れを拭き取り、空気に触れないようパウチやケースに入れて保存する。
2. 落下による破損を防ぐため、安定した場所に保管する。
3. 金・プラチナ彩を使ったアイテムは、香水や日焼け止め、ヘアクリームなどが付着しないよう注意する。

ガラスアクセサリーは、装着時の落下が割れの原因になることが多いので、洗面台など硬い場所での装着は避けるのがおすすめです。
また、湿度や温度が高い場所での保管は避け、金具とガラスがなるべくぶつかり合わないよう、パウチなどに入れて保管すると長くお楽しみいただけます。

デザイナー・kuuma

天然石アクセサリーのお手入れ方法

天然石アクセサリーは、組み合わせる素材ごとに注意点が異なります。シルバーは汗や湿気で黒ずみやすく、ゴールドも汚れを放置すると変色の原因に。また、石留め部分には埃や油分が溜まりやすく、真珠は紫外線や接着剤の経年変化で黄ばみが出ることも。
輝きを保つための正しいお手入れ方法を、EN JEWELLERYさんに伺いました。
 

お手入れ方法

食器用の中性洗剤をぬるま湯で薄めて、ジュエリーを漬けます。爪や細工など、細かい部分は柔らかいブラシなどで軽くこするときれいになります。
その後、真水でジュエリーをそっと洗い、洗剤をしっかり落とし、乾いたタオルなどで水気を拭き取ってください。最後にティッシュで包み、優しく押さえて水気を拭き取りましょう。水気が残っていると、変色の原因になる場合があります。
 

真珠やオパールなど、水に弱い宝石は注意が必要です。乾いた柔らかい布で優しく汚れを拭き取りましょう。汗や皮脂が付いたら、すぐに拭き取ることが長く美しさを保つ方法です。
“身につけたら拭く” 習慣をつけ、日光に当たらない、風通しの良い場所での保管がおすすめです。

1. ジュエリーを外したあとは、柔らかい布で汚れや水分を拭き取って保管する。
2. 洗面所や脱衣所など、水回りの湿度の高い場所に保管しない。
3. 紫外線による褪色や変色を防ぐため、直射日光を避けて保管する。

ジュエリーは、指紋も汚れの原因になるため、使用後に柔らかい布で拭き、ケースで個別に保管し、重ね置きは避けましょう。
繊細なチェーンは、着替えの前後に着脱を行い、真珠やオパールの指輪は手洗い時は外しておくのがおすすめです。特にオパールは湿度変化で割れやすいため注意が必要で、水に触れにくいネックレスやイヤリングへのリメイクも有効です。

Jewellery Designer&Co.・EN JEWELLERY

ビーズアクセサリーのお手入れ方法

ビーズアクセサリーは、糸のゆるみや切れ、ビーズの色あせ、欠けや傷といった破損に注意が必要です。長く楽しむためのお手入れのポイントを、カラフルなビーズをふんだんに使ったアクセサリーを作る、OShiOさんにお聞きしました。

お手入れ方法

ガラスや樹脂などの素材で作られたビーズを使ったアクセサリーは、中性洗剤をぬるま湯に溶かして優しく洗い、風通しのよい場所で日陰干しをしてしっかり乾燥させましょう。
一方で、コットンやウッドなど吸水性の高い素材のビーズを使用している場合は水洗いを避け、金具などの変色しやすい部分だけを、消毒用アルコールを含ませた綿棒で取り除くのがおすすめです。
 

ビーズアクセサリーを長く楽しむための習慣は?

1. ビーズネックレスは糸伸びを防ぐため、可能な限りジュエリートレーなどに平置きで保管する。
2. フックに掛けて保管する場合、重たい部分を上にして掛ける。ロングネックレスは二重にして、安全ピンやクリップで留めてから掛けると、重力による負荷がかかりにくく糸が伸びにくい。
3. 湿度が高い場所、照明器具の近く、直射日光の当たる場所での保管は避ける。

ハイジュエリーとは異なり、カジュアルにご着用頂きやすいのがビーズアクセサリーの魅力です。大切にお使いいただいていくなかで、どうしても変化はありますが、共に過ごしてきた時間を懐かしむ気持ちで、経年による変化も楽しんでいただければと思います。

Accessory Designer・OShiO

ラタンアクセサリーのお手入れ方法

ラタンアクセサリーは、乾燥による割れや型崩れ、色あせに注意が必要です。
一方で、オフホワイトのラタンはあめ色に変化したり、毛羽立ちがなくって艶が出てくるなど、経年変化を楽しめる魅力も。
お手入れ方法について、ラタンのアクセサリーやインテリアを手がける、gnomeさんにお聞きしました。
 

お手入れ方法

染色していないラタンは水洗いが可能です。濡らしたあとは、必ずしっかり乾かしましょう。
一方、染色しているものは水に濡れると色落ちするので、濡らした布で優しくふき取るのがおすすめです。色あせやくすみが出てしまった場合は、お手持ちの染料で染め直すこともできます。

また、バングルの型崩れが気になる際は、水に30分ほど浸して柔らかくしてから、手で包み込むようにぎゅっと縮めて形を整えましょう。その後はしっかり乾かして保管してください。

ラタンアクセサリーを長く楽しむための習慣は?

1. 直射日光やエアコンの風が直接当たらず、湿気がこもらない場所で保管する。
2. カビ予防のため、汚れた場合は除菌シートで優しく拭き取り、しっかり乾かしてから保管する。
3. 乾燥が気になる場合は、布に木材用オイルかオリーブオイルを浸し、うっすら塗り込む。

ラタンは乾燥も湿気も苦手です。直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所、湿気のこもらない場所で保管して下さい。
乾燥が気になる秋冬は、ときどき濡らした布で全体を優しく拭いてあげてください。湿気が気になる時期は、ボックスなどから出して、天気の良い日に一日陰干ししてあげるのがおすすめです。

Rattan works・gnome

金属アクセサリーは、素材ごとにケアのコツが違う

汗や湿気によって、くすんだり変色したりしやすい金属のアクセサリー。
素材によって性質が異なるため、お手入れ方法もそれぞれに合わせた工夫が大切です。
以下の記事では、シルバー・ゴールド・真鍮など金属ごとの詳しいケア方法を紹介しています。

ゴールドアクセサリー

シルバーアクセサリー

真鍮

サージカルステンレス

ぜひ秋前に。アクセサリーのお手入れで輝きを末長く

夏の間、汗や紫外線、湿気にさらされたアクセサリーには、気づかないうちに小さなダメージが積み重なっています。
だからこそ、季節の変わり目である9月は、お手入れを始めるベストタイミング。

ポイントは、“使ったあとのひと手間” と “保管場所への配慮” 。少しだけ意識するだけで、お気に入りの輝きはぐんと長持ちします。
夏を頑張ってくれたアクセサリー。「これからもよろしくね」という気持ちもこめて、お手入れしてみませんか? 
素材ごとの特徴を知り、それに合わせたケアをすることが、大切なアクセサリーをこれからも長く楽しむための第一歩になります。

<文=阿部愛理菜>

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