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【オーダーメイド日記】もう一度、あの子に会いたくて。羊毛フェルトで叶える “うちの子”

【オーダーメイド日記】もう一度、あの子に会いたくて。羊毛フェルトで叶える “うちの子”

オーダーメイドには、完成された作品を手にするのとは、また違ったよろこびがあります。
クリエイターと一緒になって作品づくりに関わること。頭の中にあっただけのイメージが形になっていく楽しさ。届くのを待つ豊かな時間。そのよろこびを、日記の形でお届けします。
Creemaの取引ナビでのやりとりを通じて、依頼した人の理想と、それを叶えるクリエイターの技術や経験が出会う特別な日々。そんなオーダーメイド日記を、ちょっと覗き見してみましょう。

今回のオーダーメイドは、亡くなってしまった愛犬の姿を残す、羊毛フェルトのマスコット。
手のひらの中の愛犬の姿には、依頼者と作り手との、かけがえのない時間が込められていました。

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もう一度、大好きなあの子に会いたくて。

オーダーしたのは、1年前に旅立った愛犬の姿をかたどった、羊毛フェルトのマスコット。
イベントで作家さんとお話しするなかで、そのあたたかな想いに心を打たれ、オーダーを決めたといいます。

亡くなってから1年くらいは悲しみが大きすぎて、愛犬の写真を見るだけで涙が出てきてしまうくらいで…。時間が経って、ようやく過去の写真を見られる余裕が出てきて、身近に感じられる何かが欲しいなと思っていたところに、あかころさんとお会いしました。

お話するなかで、作品を「この子達」と呼んでいたことがすごく心に残っています。作品を子どものように大切にしているあかころさんになら—— とオーダーメイドを決意しました。

それまでオーダーメイドはしたことがなかったので、最初は「イメージ通りになるのだろうか…」という不安があったのですが、写真をもとに作っていただけることや、手直しもできるということに背中を押されました。
実際に手直しをお願いしたときにも、すごく寄り添ってくださり、本当に安心したのを覚えています。

Creemaスタッフ

こちらの作品を参考にオーダーしました

今回は、こちらの「もこもこマスコット・コーギーのキャラメルくん」をベースに、オプションでそっくりオーダーを依頼します。

【受注制作作品】もこもこマスコット・コーギーのキャラメルくん

思い出をたどる、私のオーダーメイド日記

9月10日
イベントで直接お話しし、あかころさんの作品に込められた愛情を感じてオーダーメイドを決意。

早速Creemaで購入手続きをすると、その日のうちに丁寧なお返事が。
「再現してほしいチャームポイントなどがございましたら、文章にてお書き添えくださいませ」とのこと。

せっかくなので家族で写真を選ぶことに。
どの表情のあの子にしようか話し合いながら、写真選びに少し時間をいただく旨を、作家さんにお伝えしました。

10月5日
ようやく写真を8枚に絞り、「背中にある丸いポチはぜひ表現していただきたいです」とご連絡。
メッセージを送りながらもう一度あの子の写真を見返し、なんだか胸の奥があたたかくなりました。

▲ 送ったうちの一枚。

10月15日
完成のご連絡が。
添えられていた作品の写真を見て、胸がいっぱいになりました。

そこから、いくつかの修正をお願いしました。

耳と耳の間の茶色を、もう少し狭めていただきたいこと。
頭の白い模様をダイヤの形にしていただきたいこと。
しっぽの付け根の色の調整。
しっぽの先を、もう少しシャープにしていただきたいこと。
足を少し細めにしていただきたいこと。

すると「足には芯が入っているため、風合いが変わる可能性がある」と丁寧な説明をいただきました。
刺しかためる方法であれば風合いはそのままで少し細くできるとのことで、そちらでお願いすることに。

愛犬と作品の写真を見比べて初めて気づいた、小さな違い。
伝えるか少し迷いましたが、快く、そしてすぐにご対応くださって、その優しさに、心からありがたく思いました。

10月17日
最終調整が完了した写真が届きました。
あの子だ。ほんとうに、かわいい。

10月18日
発送のご連絡。いよいよ、あの子が我が家にやってきます。

あの子が、帰ってきたような。またそばにいてくれるような。

小さな箱をそっと開けると——

こちらを見つめ「帰ってきたよ」とでも言っているような、穏やかな表情が。

▲ お伝えしていた、あの子だけの背中の模様も再現されています。

あかころさんは、オーダーメイド作品を作るとき、「その子が今、飼い主さんに伝えたいことはなんだろう」と想いを巡らせながら制作されているのだそう。
だからこんなにも、やさしく、穏やかな空気をまとっているのかもしれません。

▲ お家では毎朝目に入るテレビの前が定位置。話しかけたり、よしよしと頭を撫でてあげたりして、日々過ごしています。

たくさん細かいお願いをしてしまいましたが、その一つひとつの過程が、「そういえばこんな子だったな」と愛おしく思い出す時間にもなりました。

あたたかな時間に感謝を込めて、取引評価を送信。
「愛犬にそっくりなコーギーを作ってくださり、ありがとうございました。
亡き愛犬が近くにいるような…そんな気持ちになれました」

作品ができるまでの時間も、贈りもの

オーダーメイドで届くのは、世界にひとつだけのあの子にそっくりな作品。
けれど、それだけではありません。

どの写真がいちばんその子らしいかを選んだり、チャームポイントを言葉にしたり。
やりとりを重ねるなかで、ふと笑ってしまうような仕草や、胸がきゅっとする思い出がよみがえることもあります。

かけがえのない存在を思い、ゆっくりと向き合う——
そんな時間そのものが、オーダーメイドの大切な一部なのかもしれません。

\9日間の特別受注会 はじまります/

https://lp.creema.jp/special/ordermade-pet
▲ Creemaでは、11月22日の「ペットたちに感謝する日」に寄せて、11月15日(土)〜11月23日(日) の9日間限定の “うちの子” 特別受注会を開催します。
特設ページでは特別受注会でオーダーできる作品のほかにも、たくさんのオーダーメイド作品や、体験談をご紹介しています。
その子らしさをかたちにする時間が、あたたかな思い出につながりますように。

<文=庄司彩>

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