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ジュエリーデザイナーKent Mikaさん−『人を笑顔にさせるジュエリーが作りたい』作り手インタビュー vol.18

こんにちは。

クリーマの佐々木です。

 

カリフォルニア・サンフランシスコ在住、ジュエリーデザイナーのKent Mikaさん

ジュエリーブランド『lily & co.』として活動されています。

独特の世界観に惹かれるファンは多く、lily & co.のジュエリーと「運命の出逢いをした」との声もよく耳にします。

今回のインタビューでは、他にはない一点もののジュエリーで人を魅了し続けるMikaさんの、ジュエリー作りへの想いや自身のライフスタイルについてもお話を伺ってきました。

誰かの笑顔のために
− Mikaさんがジュエリーデザイナーになったきっかけを教えていただけますか?

裁縫が好きだった母の影響もあり小さな頃から手で何かを創りあげることが好きでした。

仕事として選んだのも美容師。

上京し東京青山のプライベートサロンで7年間勤務、2009年結婚を機にサンフランシスコへ移住。

仕事一筋の多忙な7年間から主婦になったことで、初めてこんなにも自由な時間ができました。

 

そこで、今までやってみたかった事にとにかく何でも挑戦してみました。

お庭で野菜を作って料理をしてみたり、天然酵母を育ててパンを作ってみたり、裁縫や編み物なんかも・・・

興味のある事は何でも追求したくなるタイプなので、どれもとことんやってみました。

 

その中のひとつがジュエリー作り。

最初は「自分のために」とか、「誰かのために」という訳ではなく、思い描いたことが形になっていく工程が楽しくて夢中でいろんなデザインのジュエリーを作りました。

それがある時友達にプレゼントしてとっても喜んでもらえた事で

「もっと喜んでもらいたい」「もっと素敵なものを作りたい」と思うようになりました。

 

ものを作るだけの自己満足から目覚め、はっきりと目的ができた瞬間でした。

『身に付ける人を笑顔にさせるジュエリーが作りたい』

それがジュエリーデザイナーになったきっかけです。

 

 

自分らしく生きる女性のスタイル
− lily & co.=ナチュラルダイヤモンドとも言えるその魅力はどんなところですか?

大自然が創り出した模様や色と、ダイヤモンドにしかない特有の輝き。

オーガニックでナチュラル、特別感があってラグジュアリー 。

その絶妙なバランスとハーモニー 。

ジュエリー製作を始めた当初は、色々な種類の天然石を使っていましたが、ナチュラルダイヤモンドに出逢って以来その魅力の虜となり、現在ではメインに扱うようになっています。

 

通常のダイヤモンドには、よく耳にする4Cというダイヤモンドの品質等を評価する基準があります。

カラット・カラー・カット・クラリティの各要素の頭文字に「C」がつくことから「4C」と呼ばれていて、専門家がダイヤモンドの特徴を比較し、価値を厳密に定めるための基準です。

 

ナチュラルダイヤモンドは、そういう基準や枠にとらわれていないところも好きです。

個性を全面に出したユニークなダイヤ達はどれが良い・悪いというより、どれが好きか・嫌いかという人それぞれの価値観で選ぶことができます。

「誰かの基準」ではなく、「自分の基準」で選ぶ。

情報が溢れすぎた現代、それはまさに『自分らしく生きる素敵な女性たち』のスタイルであると思います。

 

自分のインスピレーションを信じると、自分が好きなものに出逢えます。

自分で選んだからこそ、その人にとって特別で意味のあるものになると思います。

またそういう選択をし続けていると自分の事ももっと好きになりますよね。

 

ジュエリーだけが輝くのではなく、 身に付ける人が輝く。

「笑顔になれる」「自分らしくいられる」。

そっと寄り添ってその人の個性や魅力を引き出してくれる存在。

リリコはそんなジュエリーでありたいな、と思っています。

 

 

世界にひとつと世界にひとりの出逢い
− lily & co. のジュエリーにおけるこだわりやポリシーがあれば教えてください

ナチュラルダイヤモンドの仕入れはNYからサンフランシスコのアトリエまで来てもらい、一粒ずつじっくり時間をかけて選んでいきます。

 

選んでいる時には 、「こんなデザインにしよう」と既に頭の中でイメージが固まっている事がほとんどです。

 

自ら見て触って感じて、石と対話しながら選ぶ一期一会のダイヤたちにはひとつひとつ想い入れが込もっています。

またリリコでは、UN Kimberley regulations 認定ダイヤモンド、そしてIAF(国際認定フォーラム)から正式に認められたフェアトレードダイヤモンドのみを使用しています。

貧しい国に産地の多いダイヤモンドは、戦争の資金になったり、子供の強制労働の原因となったりする場合があります。

そういった紛争ダイヤを受け入れずこの現状が少しでも良くなるよう、また世界に貢献する事が私たちの責任だと考えています。

石の持つ雰囲気を最大限に引き出すにはどうしたらよいか。

シンプルなデザイン、シンプルな技術だからこそ些細なことが大いに影響します。

 

石枠の0.1ミリの高さや厚みの調節、リングの幅、テクスチャーの強弱、そういった細かい部分へのこだわりが、石の見え方、光り方、輝き方、そして石全体の表情を活かす材料になっていると思います。

 

それは『完璧な美しさ』とはまた違います。

リリコが大切にしたいのはあくまで人の手が作り出した『手のぬくもりが残るもの』。

同じように叩いて槌目をつけても全て違ったものが出来上がる。

その毎回の手仕事ハプニングにわくわくし、出来上がった時は毎回感動する。

 

だからそんな想いやこだわりにも共感してくださって「自分だけのお気に入り」に出逢ってもらえたらそれは本当に嬉しいですね。

 

 

心を豊かにする環境
− ライフスタイルとジュエリーデザインとの関係性、これからの展望について教えてください

私にとってリリコのジュエリーはライフスタイルそのものです。

日々見たり感じたりした事が石選びやデザインに反映されるし、自分が受け取ったものを素直にジュエリーに表現しています。

 

だから自分がハッピーじゃないとジュエリー製作はできません。

笑顔になってもらえるジュエリーは自分がハッピーでないと作れないから。

そのためにもライフスタイルはバランスをとるよう心がけています。

 

特に毎日のヨガや愛犬とのお散歩は私のハッピーの素を作ってくれていますね。

休日のビーチピクニックやレッドウッドの森のハイキング。

自然の空気をたっぷり吸うと優しい表情と平穏な気持ちを運んでくれます。

アートギャラリーを訪ねたりライブミュージックを聴きに行く事も大好きです。

それぞれがそれぞれの方法で伝えようと表現しているものに直に触れインスピレーションを受ける事はたくさんありますし、またそういう環境に身を置く事が心を豊かにすると思っています。

 

そして現在お腹に子供を宿したことでまた少し自分自身にも進化がありました。

「こうしなくちゃ」という意識を一旦隣に置いて、『今何を感じているか』に注目して毎日を過ごせるようになった気がします。

 

それはこれからのジュエリーデザインにもきっと新しい変化を与えていくと思います。

 

また東京都内にご予約をいただければジュエリーを手にとってご覧頂けるアトリエ兼ショールームを新設しました。

これまでネット上の写真だけでしかお伝えできなかったリリコの魅力を実感して頂ける機会が増えます。

東京近辺にお住まいの皆さん、また東京にお越しの際には是非お立ち寄り頂けたらと思います。

2017年は加えてチャリティー活動にももっと精力的に取り組んでいきたいと思っています。

私自身、またリリコのスタッフも動物が大好きなので、動物たちのために何か役に立てる機会を見つけて参加していく予定です。

またそんなリリコに共感して一緒にがんばってくれる仲間も探しています。

 

これからもリリコを通して多くの方々との出逢いを、そしてそこから広がるご縁を心から楽しみにしています。

インタビューを終えて

今回は定期的に開催されているプライベート展示会へお邪魔してきました。

ゆったりとした空間には新作を含む全作品を手に取る事ができ、光にかざしながらナチュラルダイヤモンドの輝きを実際に体験する機会となりました。

居心地の良いアットホームな雰囲気で、Mikaさんを始めスタッフのChikaさん、恭子さんもひとつひとつの作品について気さくに色々とご説明してくださいました。

みなさんの愛情の込もったお話をお伺いしていると『これは迷うだろうな〜』という幸せなため息と共にファンのお客様の気持ちが本当によく分かりました。

 

お会いして思った一番の感想は、Mikaさんは「lily & co.」そのものだ、という事。

自分らしく素敵に生きていて、自らが輝いているからこそ「身に付ける人が輝く」「笑顔になれる」「自分らしくいられる」、ジュエリーが作れるのだと納得しました。

これから母になられるMikaさんとまた進化していくであろうリリコ。

今からとっても楽しみでワクワクしてしまいます。

 

lily & co.」という世界観を作り上げたMikaさん

一人の女性として。作家として。母として。

短い時間でしたが、その生き方とお人柄にすっかり魅了されてしまったインタビューとなりました。

 

 

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