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Aは「1番」Lは「規律」?アルファベットの文字が持つ秘密を知っていますか。想いと歴史を身に着けるアクセサリー

こんにちは。クリーマ編集部の柏村です。

 

みなさんには、なんだか惹かれてしまうモチーフや、意味を持って身に着けているアクセサリーはありますか?

 

たとえば、自分が生まれた月の誕生石のネックレス。

たとえば、大切な家族の生まれた日を刻んだバースデーリング。

 

中でもアルファベットモチーフのアクセサリーは、自分や大切な人のイニシャル、好きな言葉など、そのアクセサリー自体に意味を持たせやすいですよね。

いつも身に着けるアクセサリーにちょっとだけ意味を込めることで、なんだかお守りのように、毎日の生活をちょっと変えてくれるかもしれません。

 

今回は、アルファベットに注目して、それぞれが持つ意味やなりたちやイメージについて「A」「E」「L」「M」「Q」の5文字を取り上げ、ご紹介します。

 

自分や大切な人のイニシャルを身に着けるのは恥ずかしい、という方も、大切なひと文字を見つけてみてはいかがでしょうか。

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そもそもアルファベットとは?

そもそも「アルファベット」とは何を意味しているか、ご存知ですか?

 

日本では特にラテン文字(ローマ字)と呼ばれる26文字を指すことがほとんどですが、実際には「アルファベット」は、ひとつひとつの文字が子音と母音を表す表音文字の類型のことを言います。多くはヨーロッパ系の言語に限定されますが、必ずしもラテン文字だけ、という訳では無いんですね。

 

 

では、わたしたちの指す意味での「アルファベット」であるラテン文字はどんな文字か、というと、その歴史は古く紀元前7世紀ごろまでさかのぼることが出来ます。

 

主にはローマ帝国の公用語であったラテン語を表すために使用されていましたが、ローマ帝国の勢力拡大や、そこからの国の分断などにより、元来は異なる表記を使用していた言葉までラテン文字を使用するようになり、現在では最も多くの人類が使用している文字と言われています。

 

では、アルファベットのことが少し分かったところで、一部にはなりますが、文字のなり立ちや意味を見ていきましょう。

 

最初の文字「A」 ~目標や成長を目指す~
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「A、B、C、D、EFG…」ときらきら星のリズムに合わせてアルファベットの順番を覚えた方も多いと思いますが、アルファベットには長い歴史があるため、過去においては現在の順番と異なる並びであったり、また、後から文字が追加されたり、1つの文字が2つに分裂したこともあります。

 

ですが、「A」は、ギリシア文字の「α(アルファ)」と「β(ベータ)」を並べて「アルファベット」となったという言葉のなり立ちからも分かるように、長い歴史の中でもアルファベットの1番を守り続けている文字なんです。

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そんな経緯もあり、「A」は英語圏の国々だけでなく、日本でもそうであるように、箇条書きのリストから学校の成績に至るまで、「1番」「ナンバーワン」の意味を多く持っています。

 

もちろん1番であることがすべてではありませんが、何かを頑張りたい人や、成長を目指す人には、志として持つのにふさわしい文字ではないでしょうか。

 

手のひらを掲げる「E」 ~明るさや前向きさ~

「E」の起源は、両手を天に向かってあげた人間を描いた文字と言われています。

 

現在の「E」は右側が開いた形をしていますが、起源とされている文字は前述のように上に向かって開いており、かつて右から左へ文字を読んでいた時代には、左側が開いた形をしていたこともあります。

 

上に向かって手を伸ばしていたその文字を、天に向かって祈っている姿だと考える人もいれば、万歳しながら喜びを伝えているように考える人もいたそうです。

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また、英語圏では「E」といえばExciting(わくわくする)やExclamation(感嘆の声)といった言葉が思いつく人も多いとも言われており、明るく、前向きなイメージを持った文字です。

 

探求心と勤勉さの「L」 ~自律し、勉強に励む~

「L」が単体で用いられている、というと、現在のわたしたちには「Large」の頭文字「Lサイズ」のように大きさを示したものが思いつきます。

 

ですが、「L」の祖先である、杖を横に倒したような原シナイ文字は「ラメド(LAMED)」と呼ばれ、ヘブライ語で放牧などに使われる「牛追い棒」を意味していました。そのため、放牧された牛たちを追い立て、思うがままに操った道具が起源のこの文字には「規律」「訓練」「教育」などの概念の印象が現在でも残っていると言われています。

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また、文字のなり立ちだけでなく、大文字の「L」が持つ直線と直角のデザインは、品行方正な印象を見るものに与え、Library(図書館)やLaboratory(研究所)のような、学術的な単語を想像させると考える人も多い様です。勉学に励む方や、自分なりの規則がある方にはぴったりの文字ですね。

 

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波を意味する「M」 ~お守りのような包容力~

ヘブライ語で「水」を意味する「メム(mem)」の頭文字である「M」は、小川か海の波を描いた文字が原型となったと言われており、水流や川を意味していました。上記の元となった文字によく似た形はヒエログリフにもあり、それはさざ波を意味していたと言います。

 

「M」は起源となった文字の形をよく残している文字のひとつで、特に小文字の「m」などは、さざ波や水流を意味していた、と言われれば納得できる形をしているのではないでしょうか。

 

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また、「ma」の発音は、世界的に共通して乳児が最初に発声しやすいものとなっており、そこから「mama(ママ)」といった母親への呼びかけが生まれたことからも、「M」の文字に生命力や包容力を感じる人が多いとも言われています。

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「Q」の問いかけ ~探求心と叡智~

「Q」の文字は、「A」と同様、日本でも「Question(質問)」の頭文字として1文字で使われることが多く、直感的にはそういった印象を抱く人が多いと思います。

 

ですが、「Q」のなり立ちに焦点を当ててみると、その文字に含まれた深みのある意味合いが見えてきます。

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そもそも源流となる文字記号は「∞」や数字の「8」に近い形をしており、それがやがてフェニキア文字の「Ϙ(コッパ・QOPH)」となったと言われています。この文字が意味するところは多くの説がありますが、例を挙げると針の孔、賢い動物、猿、両刃斧など。

 

これだけを挙げられても、どういう意味だろう、と頭をひねってしまうようなものばかりですが、当時の価値観に照らし合わせると、それらは一貫して「切断」を意味しており、よりかみ砕いて言えば、「個人が叡智に到達するために、個人の孤立を受け入れる」ということを示しているといいます。

 

そこまでの意味としてとらえることは難しいかもしれませんが、叡智に到達するための「問いかけ」を示していると考えれば、私たちの持っているイメージも過去のものと、そう遠くないのかもしれません。

 

アルファベットのなり立ちと意味を知って

アルファベットの中でも5文字をピックアップして取り上げてきましたが、いかがだったでしょうか。

何気なく目にしている文字にも、様々な意味や成り立ちがあったことを知ると、どこか特別ですごいものに見えてきますよね。

 

ここでご紹介したのはあくまでもアルファベットのなり立ちや印象のなかでも、一説ではありますが、自分だったらこの文字かな、という1文字が見つかりましたら幸いです。自分のイニシャルや、気になっていた文字が出てこなかった、という方は、ぜひ調べてみてくださいね。特別な1文字が見つかるかもしれません。

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参考文献
ローラン・プリューゴープト著、南條郁子訳『アルファベットの事典』創元社、2007年
アンドリュー・ポセケリ著、村上玲訳『英国人デザイナーが教えるアルファベットのひみつ』エムディエヌコーポレーション、2016年

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