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お守りやプレゼントに。願いで探す、ラッキーモチーフの由来とアクセサリー
こんにちは。編集部の庄司です。
達成したい目標があったり、スランプから抜け出したかったり。そんな時に「お守り」は、私達のこころをそっと励ましてくれる存在です。
お守りは、古くから人々の暮らしに深く結びついており、形を変えながら現在でも世界中に伝わっています。みなさんも、四つ葉のクローバーや馬の蹄鉄などが幸運を呼ぶものであると、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今日は、そんなラッキーモチーフの由来と、それをいつも身につけられるアクセサリーをご紹介します。応援したいあの人へのプレゼントや、自分自身のお守りにいかがでしょうか。
オリジナルの願いをかけても。人気のラッキーモチーフ「四つ葉のクローバー」
「見つけると幸せになる」として、日本でもひろく親しまれている四つ葉のクローバー。小さい頃、学校帰りに探しながら歩いたという人も多いのではないでしょうか。
クローバーは三つ葉のものが一般的ですが、実はこの三つ葉のクローバー自体が、お守りとして大切にされてきたと言われています。古代ケルトでは、「3」という数字そのものが神聖なものとして考えられていたと言われており、3枚の葉を持つクローバーは「シャムロック」と呼ばれ、こんにちでもアイルランドの国花として親しまれています。そのシャムロックより葉が1枚多い四つ葉のクローバーは、見つけにくいこともありさらにラッキーだ、と言われるようになったのかもしれません。
4枚の葉がもつ意味も、「愛情・希望・信仰・幸福」とする説や、「富・名声・愛・健康」とする説など様々。自分で自由に4つのお願いをかけるのもいいかもれませんね。
魔除け、交通安全のお守りにも。「馬蹄」モチーフ
近年、アクセサリーのモチーフとしてよく目にするようになった馬の蹄鉄。ヨーロッパではポピュラーなお守りの一つです。馬蹄がお守りとして使われるようになった由来は、家のドアに飾れば悪魔が入ってこない、拾うと家運が上昇するなど、ヨーロッパ各地に様々な説が伝わっています。
また馬は昔重要な交通機関だったことから交通安全のお守りとして身につけることもあるそうです。
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貯金箱でも有名。金運、家庭運アップのシンボル「ブタ」
貯金箱のモチーフとして有名なあの動物、そう、「ブタ」。ブタは世界中でひろく幸運のシンボルとして親しまれています。ブタは子だくさんなことから、子宝に恵まれたり、安産を願ったり、また「増える」というところから金運に結びつけて考えられるようになったとも言われています。日本では、「トントン(豚々)拍子」とかけて、物事がうまくいく縁起物にもなっています。
ブタのブローチ(真鍮)
商売繁盛や、旅の安全も。「ツバメ」
「巣を作るとその家は守られ、繁盛する」という言い伝えが有名な鳥、ツバメ。他にも、毎年同じ場所に渡ってくることから、船乗りの人たちが無事に帰ってくるためのお守りとされた説もあります。出張や旅行に行く時に身に着けてもいいかもしれませんね。
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健康祈願や長寿を願う「どんぐり」
古くから北欧などで長寿の象徴とされている樫の木。その実であるどんぐりは、丸い形や芽吹く姿から、永遠の若さを保つ力があると考えられています。そんなどんぐりモチーフは、いつまでも健康でいてほしい大切な人への贈り物にもぴったりですね。
変わりたい時に持ちたい、「かえる」モチーフ
卵を多く産むことから多産の象徴であることのほか、オタマジャクシからカエルに大きく姿が変わることから、「変容」の意味も持ちます。また、前にしか跳ばないことから、「仕事運」にもご利益があるとされることも。日本では「無事にカエル」など、語呂合わせでも縁起が良いとされていますね。
四つ葉のクローバーとカエルのピンブローチ
ラッキーモチーフアクセサリーを毎日身につけて、大切な「願い」を思い出して。
アクセサリーとして身につければ、触れたり眺めたりするたびに、大切な「願い」を思い出すことができます。そうすることで、目標に向かう力が湧いたり、自分の行動にすこし気をつけたりして、幸運に近づけるのかもしれませんね。
みなさんの願いも、きっと叶いますように。
参考文献
大和田聡子著「世界のラッキーアイテム77―ヨーロッパ編 (地球の歩き方Books)」ダイヤモンドビッグ社、2006年