春の眠気に。心地よい眠りに寄り添う、睡眠グッズ・寝具

だんだんと春になり暖かくなってくると、ぽかぽかとした陽の光や気温を受けて、日中眠気を感じることが増えてくるような気がします。

眠い時に寝れてしまえばいいのですが、もちろん学校や仕事や家事など、普段の生活ではそうもいかない時がほとんど。

今回は、睡眠の時間を快適に過ごせるよう、照明などの寝室インテリアから寝具、おすすめのアイマスクまで、睡眠に関する作品をご紹介します。

4月から新しい環境に身を置く、新社会人の方へのプレゼントにもおすすめの作品ばかりです。

人の体の自律神経のなかには、活動時に活発になる交感神経と休息時に活発になる副交感神経があり、交感神経が活発だと、心身が活動状態になり眠りどころでは無くなってしまいます。

強い光は交感神経の働きを高めるため、夜には光の刺激を弱めることで、眠りに入りやすくなると言われていますので、眠る時間に合わせて照明を暗くしたり、アイマスクを使ったりすると、意識的に光の量を調整することができます。

accosさんのアイマスクには、新潟県産の米ぬかと玄米が7:3の割合で入っています。昔は、晒（木綿）の袋の中に米ぬかや玄米を入れ、土鍋や湯たんぽなどに当て熱を移して体の温めに使用されていたのだそう。
米ぬかと玄米以外にも、粗塩やローリエ、唐辛子が入り、目元だけでなく首肩周り、お腹周りをぽかぽかと温めてくれます。

また、夏場は冷蔵庫で1時間冷やし冷感パッドとしても使うことができるんです。

ハーブは、よもぎ・ローズ・ラベンダー・ローズマリーから選ぶことができるので、お好きな香りで癒されてくださいね。

北海道産の小豆を包んだアイピロー。電子レンジで加熱することで、長時間パソコン作業やスマホを見てお疲れの目元をじんわりと温めてくれます。
肌触りのよい綿麻素材で作られていて、肌当たりが優しく心地よく眠れるでしょう。

和紙にろうけつ染めを施し、絵本のワンシーンのような夜の森を描いたランプです。コンセントに直接挿すタイプのため、足元を照らすように使用することも可能です。

HAPPY HOMEさんのランプシェードは、ウィリアムモリス生地とスタンドのペイントカラーの組み合わせがとてもおしゃれ。
寝室に置くだけでお部屋のアクセントになってくれますよ。

人気のイチゴ泥棒やピンパーネルなどデザインも豊富なので、お部屋の雰囲気やイメージカラーに合わせて、お気に入りのランプを探してくださいね。

電池式の小さなランプは、どこにでも置きやすい気軽さが魅力。真っ暗では何となく不安、という方にはこれくらいのちいさな光量でもあると、安心できるかもしれません。

黒猫が1匹、螺旋階段をのぼりながら、こちらを振り返って今にも視線が合う瞬間……。
そんな情景を捉えた、風景のある323工房さんのランプは細やかな作りに思わずうっとり。就寝時のナイトランプにぴったりの心地よい灯りです。

1日8時間睡眠を取ると考えると、1日の中でかなりの時間を寝室やベッドの上で過ごしていることが分かります。だからこそ、自分が心地よいと思える寝室に整えることはとても大切です。肌が弱い方などは特に、オーガニックコットンや通気性の良いリネンなど、寝具の素材にもこだわってみてください。

オーガニックコットンを3重に重ねたCOCOCOCOさんのシーツ。漂白や洗浄をせず、繊維を傷めないやわらかな肌触りを実現しています。

国産ヘンプ100％を使用したフラットシーツは、天然素材ならではのナチュラルな風合いを楽しめます。通気性に優れたヘンプ生地は、これからの季節にぴったりです。

国内で織られたリネン素材のフラットシーツ。細くしなやかなリネン生地は、織元にまでこだわって作成された、なめらかな肌触りが特徴です。

環境としての快適さはもちろんですが、「睡眠の前にはこれをする」「睡眠の時にはこういう状態」という決まりを自分の中で作ると、次第にそれが習慣化し、段々とその決まり自体が睡眠に導いてくれる状態になることがあります。

入眠儀式や、スリープセレモニーと言われるその決まりは、眠る前に「トイレに行く」や「水を飲む」など人によって様々ですが、「パジャマに着替える」を決まりとしている人も多いそうです。

「パジャマ」は直接的に睡眠がイメージされやすいですから、入眠儀式を試してみたい人には、取り入れやすいのかもしれません。

眠りにまっすぐ乙丸屋さんのごほうびパジャマは、綿100%で肌触りの良いガーゼを3枚重ねて作られています。
ふんわりとしたガーゼの厚みのある肌触りと、ルームウェア風のデザインが特徴です。
家事がしやすいよう袖口のゴムや、すっきり見えるVネック仕様が嬉しいポイント。色はピンク、カーキ、パープルから選べ、どれも落ち着いた大人なカラーです。
 

おうちで旅館気分を楽しめる浴衣ルームウェアNanafuさんのアイテムには、100％天然素材の高級コットン素材が使用されています。温泉浴衣の仕組みを光沢感と肌触りの良いカットソー素材でデザインした、ルームウェアです。

衣服内の温度や湿度、気流を快適に保ちムレ感を低減してくれるので、快適に過ごすことができます。

入眠儀式としてもうひとつおすすめなのが、寝室にアロマキャンドルやオイルで自分の好きな香りや、リラックスできる香りを使うことです。

心地よい香りと光の効果で、日々の疲れを癒してくれるでしょう。火を消すのを忘れてうっかり眠りにつかないために、時間を決めたり、キャンドルウォーマーを使うと良いでしょう◎

植物からとれた精油100％で香りづけた、nicoriさんのアロマキャンドルは蓋を開けるとふわっと心地のよい香りが広がります。

芯には木芯が使用され、灯すと「パチパチ」と心地よい音が響きます。香りと音、灯りのハーモニーを楽しめる一品です。

FUGAさんの月船のアロマストーンは、置くだけで素敵なインテリアに。電気・火・水を使わずに、デスクやベッドサイドで気軽に香りを楽しめます。月のクレーターがとてもリアルで、思わずじっくりと眺めてしまいそう。

アロマストーンには精油を垂らすことのできる窪みがあるので、精油の色移りを気にせずに使うことができます。お気に入りの精油を滴下してリラックスタイムを楽しんでくださいね。

毎日行う「睡眠」だからこそ、悩みも人それぞれ。

「そういえば夜なかなか落ち着かないな......」「ベッドに入ってもなんとなく居心地がよくないんだよなあ」など、自分の悩みにあった作品を見つけてみてください。

生物学や医学的な面からのアプローチももちろんですが、自分が「快適だな」と思える寝室づくりは、きっと生活の質を高めてくれるはずです。