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経年変化でこんなに変わる。スタッフが使い込む、革財布を見せてもらいました

こんにちは。クリーマ編集部の川越です。

 

みなさんは、革・レザーのエイジング(経年変化)を実際に体験したことがありますか?革や布が美しく変化していくことを言う「エイジング」。そこには使った人にだからこそわかる、革の美しさが秘められているんです。

 

今回は、革素材のお財布を日頃から愛用するクリーマスタッフが革のエイジングの楽しさをお伝えするべく、実際にスタッフが使い込んでエイジングしたお財布をご紹介します。

 

使えば使うほどその人らしく味が出る革財布。「革財布ってどう色が変化するの?」という疑問がある方にとっても、革のエイジング(経年変化)を楽しむきっかけになれば嬉しいです。

小銭がピシッと整列。レトロでおしゃれなコインキャッチャー
機能性だけでなく、革の変化が楽しめるのもこのお財布の魅力です

まず初めにご紹介するのはLITSTAさんのコインキャッチャー。こちらの作品を愛用しているのは、4、5年前からはまっているキャンプが趣味で、最後の晩餐は唐揚げと決めているスタッフ御法川です。

Coin Wallet Ⅱ / YELLOW コインキャッチャー ( GOLD )
https://www.creema.jp/item/519702/detail
— 革のお財布を購入しようと思ったきっかけは?

使い込んでいくと姿形がその人に合わせた変化をしていくところが面白くて、革製品がもともと好きでした。これは僕が初めてCreemaで購入した作品なのですが、初めて見たときからすごく素敵だなと思っていてずっと欲しかったものです。

— この作品を選んだのはなぜ?

最初に作品ページの写真を見たときに、使い込むほどに変化していきそうな質の良い革が使われているなと感じ、使ってみるのが楽しみになったからです。おしゃれでレトロな風合いにも惹かれ、昔からあったコインキャッッチャーをおしゃれに、デザイン性のある作品に昇華しているところがすごいなと思いました。

— 使い心地はどうですか?

実用的で小銭の整理ができるのはもちろんのこと、実際手にとってみるとすごく上質な革を使っているのが分かり、とても嬉しかったです。表面が少し削れても布などでゆっくり優しくこすると周りの革の油分が補ってくれ、傷が残りにくいんです。

お気に入りはやはり、使い込んで変化した革の色です。購入してから3年と少し経ちますが、まるで違うもののように変化し、僕だけの色になりました。これからもっと楽しみたいと思っています。

メインでもサブでも大活躍。使い勝手抜群のコインケース
日焼けした顔もまた可愛らしく愛着が湧いてきます

続いては、山登りとナノブロックでミニサイズの人間を作ることが趣味、というスタッフ政森。ご紹介するのはstudioitさんのかわいいデザインのコンパクトなコインケースです。

73くん
https://www.creema.jp/item/870283/detail
— このコインケースを購入したきっかけは?

普段は長財布を使っているのですが、コンビニでのお会計時など、お財布を出すのが面倒なときに小銭をカバンのポケットなどに入れてしまうことがよくありました。気づくとカバンの中で小銭が散らばりかさばっていたので、楽にサッと小銭を入れられるものが欲しいなと思っていました。

— この作品を選んだのはなぜ?

Creemaの特集ページを見ている時にぱっと目に付いて、面白そうなデザインに一目惚れでした。当時ハンドメイドの作品を買うのは初めてで、ネットでお財布や革ものを購入すること自体考えたこともなかったので、革の素材感は作品ページの写真でじっくり見て決めました。

出品されているコインケースの中には厚みがあってしっかりした作りのものも多かったのですが、私はサブのお財布として使いたかったので、できるだけコンパクトでかわいいデザインのこの子にしました。

— 使い心地はどうですか?

購入してから約2年経ったので少し日焼けしたように色が濃くなりました。それもまた可愛らしくて愛着が湧き、手にもどんどん馴染んでくるんです。使ってみて初めてわかったことは、間違えて逆さまに開けてしまっても小銭をちゃんとキャッチしてくれるということです。

口が大きくて小銭の出し入れが非常にスムーズですし、今まで口がカバンの中で勝手に開いていたことや、小銭がこぼれていたこともなく、しっかりしています。面倒くさがりの私にはもう手放せない大活躍のコインケースです。

カードもお札もたくさん入る収納上手。大容量な長財布
使うほどに味が出て、お財布を持った時の感触はとても気に入っています

最後はTANGENT LINEARさんのなめし革を使ったシンプルな長財布。こちらは最近お家でビーフジャキーを作っているという、お酒好きのスタッフ奥野がご紹介します。

【切線派】牛革手作り手縫い収納長財布

【なめし革とは】

革を柔らかくと書いて「鞣し(なめし)」と読みます。

そのままでは腐敗し、水分が抜けて硬くなってしまう「皮(何も加工していない天然のもの)」になめし剤を結合させ、柔らかくしなやかな素材「革(天然の皮を加工した状態のもの)」に変化させたものです。

— お財布を購入したきっかけは?

クリーマに入ったのを機に、他のサイトでは購入できないようなCreemaらしい作品が欲しいと思っていて、その時ちょうどお財布も古くなってきていたので購入しようと決めました。

— この作品を選んだのはなぜ?

もともとなめし革の長財布がいいなと思っていました。その中でも、革そのままを感じられるような、染められていない革を使ったお財布を探していました。

3、4ヶ月ほどずっと悩んでいて、100作品くらいお気に入りをしていたほどです。そこで作品を絞っていくうちに機能的でシンプルなデザインにも惹かれ、こちらの作品を選びました。

— 使い心地はどうですか?

購入してから半年ほどしか経たないんですけれど、味のある感じに仕上がってきています。これまでは比較的に薄めのお財布を使っていたので、しっかり厚みのある長財布は初めてですが、カードもたくさん入れることができ、使いやすさもバッチリ。実際に使っていてとても丈夫です。お財布を持った時の感触がいちばん気に入っています。

使うほどに自分色。経年変化がずっと楽しめる革・レザーのお財布

今回ご紹介した革・レザーのお財布の購入前と使用後のエイジング(経年変化)、いかがだったでしょうか。

 

「こんなに色に深みが出てくるんだ!︎」と思ってしまうほど、まるで色違いの作品のように変化していますよね。また、色だけでなく革の質感も凹凸がなくなることで硬さが和らぎ、表面の革の油が溢れてツヤっとした光沢感のある仕上がりになってきていました。

綺麗にエイジング(経年変化)する革・レザーって?革財布を選ぶポイント

ここで気をつけていただきたいのが、革の中にもエイジング(経年変化)しやすいものとしにくいものがあるということです。

 

エイジングしやすいか、しづらいかに関わってくるポイントには大きく2つあります。

1. なめし方(植物タンニンなめしとクロムなめし)

2. 着色方法(染料仕上げと顔料仕上げ)

この2つをおさえるだけ。それぞれの加工方法の内、革のエイジングに向いているのは、タンニンなめしで染料仕上げの加工を施されているものです。それぞれの作品にどんな加工をしているのかは、作品紹介文にも記載されているのでぜひご覧ください。

なめし方と着色方法について

1. なめし方(植物タンニンなめしとクロムなめし)

・植物タンニンなめし

日焼けしたり、熱を吸収したりするうちに、色が自然にゆっくりと濃くなっていきます。色の変化は、使い方やお手入れの回数、使用年数などにも関係します。特に原色の革は染色された革よりも色が濃くなる速度が早く、より深い味わいになってゆきます。

また、植物タンニンなめし革自体に油分が多く含まれるため、使い続けるほどに徐々に油分が表面に溢れ、光沢を与えます。

 

・クロムなめし

伝統的なタンニンなめしは加工作業に時間がかかりすぎるため、より効率的に革を作る製法として開発されたのがクロムなめしです。クロム化合物と言われる物質と反応させることで、柔らかく伸び縮みしやすくなります。そのため衣料品やバッグなど、細かな部分の加工に最適で引っ張りや傷への耐久が良いのも特徴です。

天然のタンニンなめしと比べた時の大きなメリットはその軽さ。鞄などのように体に負担がかかりやすいものは、重さを選ぶ基準にしてみるのも、いいかもしれません。

ただし、クロムなめしは重金属系のなめし革であるため、アレルギー体質の方には向かない場合があります。

2. 着色方法(染料仕上げと顔料仕上げ)

・染料仕上げ

透明な染料を塗布して革の表情を生かす方法。革表面を染料で覆い尽くさないので、経年変化が楽しめます。傷や極端なシワの目立つ革には適していませんが、高級な素材であるほど、革の美しさがそのまま作品の良さに繋がります。質の良い革を使うときほど染料仕上げで加工されていることが多いようです。

 

・顔料仕上げ

ペンキをべたっと塗るような感覚で革も傷やシワを隠すことができる方法です。また、鮮やかな色が得意で色ムラや退色・色移りもほとんどなくメンテナナンスも楽ちん。安価で作ることができるのも利点です。

経年変化しない、買った時の綺麗な状態を保ちたいという方は、クロムなめしで顔料仕上げのものをおすすめします。

使い込むほど手に馴染む。革・レザーのお財布を楽しんでみては?

使う人によって色や状態の変化の仕方が違い、使い込むほどに馴染んでくる。ずっと新品のように綺麗な革財布もいいですが、一緒にいる年月が自分らしい深い風合いを生み出してくれる、そんなお財布も素敵ですよね。

 

人間が歳をとるように、革も時とともに時代を重ね深みを増していく。ちょっと大人な、かっこいいお財布の楽しみ方、ぜひ体験してみてください。

こだわりを持って使いたい レザーの財布・ケース
(読みもの)本革、合皮、ヴィーガンレザーはどう違う?素材の違いから知る、革製品の選び方
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