BLOG
結婚式のプロに聞く、お呼ばれゲストのアクセサリーマナー

結婚式にゲストとしてお呼ばれしたとき、着ていく洋服と同時に悩むのが、アクセサリーとそのマナーではないでしょうか。花嫁・花婿が一生懸命に準備してきた大切な一日だから、きちんとマナーにも配慮しつつ、おしゃれにドレスアップしてお祝いしたいもの。
この記事では、結婚式でゲストがつけるアクセサリーのマナーやNGとなるアクセサリーの例をウェディングプランナー経験者に実際に教えてもらいました。アクセサリーをつけないのはダメ? 指輪はつけていいの? などの疑問についても解説します。
ネックレス、ヘアアクセサリー、ピアスやイヤリング、ブレスレットなど、アイテムごとにおすすめのアクセサリーもご紹介。パール以外におすすめのアクセサリーもありますので、結婚式にゲストとして参加する際のアクセサリー選びの参考にしてみてください。
結婚式には避けたいNGアクセサリー5例
フォーマルな席でのアクセサリーは習慣や縁起に気をつける必要もあるため、ただ素敵なアクセサリーを身につければ良いというものでもありません。基本的には場を華やかにする装いが喜ばれますが、いくつかNGな点を押さえたうえでマナーに沿った結婚式アクセサリーを選ぶことが必要です。
1)造花や生花のヘアアクセサリーなど、お花を使ったアクセサリー
基本的に花嫁を連想するアクセサリーや、花嫁と被るアクセサリーはゲストはつけない方がいいでしょう。結婚式の主役は、花嫁。生花やアーティフィシャルフラワー などの豪華な花飾りは、花嫁のものです。花嫁より目立ってしまったりしないよう、生花や、本物の花そっくりなアーティシャルフラワーの花冠、ヘッドドレス、リストレットなどは避けたいアイテムです。
胸元にコサージュをつける場合も、造花や花モチーフの小さめのものを選ぶのがおすすめです。
2)白色の小物やアクセサリー(パールはOK)
同じく白いアクセサリーや小物も、花嫁の衣装と被ることから避けるのがマナーです。ただし、パールは白いものでもつけて良いとされています。
3)腕時計
腕時計は「時間を気にしている=早く帰りたいと思っている、お祝いの気持ちが薄い」という意味に捉えられてしまうことがあります。式場まではつけて行っても良いですが、参列中は外しておきましょう。
4)縁起が悪いと受け取られるもの
不祝儀を思わせる黒いもの、殺生を連想する毛皮などは避けたほうが良い場合があります。花嫁本人は気にしなくても、新郎新婦の家族など年配の方が集まる場では、縁起が悪く受け取られてしまうかも。
またファーを使ったものは、例えフェイクでも毛が飛んでお料理についてしまう場合も考えられるので、結婚式の場にはつけていかない方が安心です。
5)派手すぎるもの、カジュアルすぎるもの
結婚式はフォーマルなシーンなので、綿やアクリルなどであまりにもカジュアルなデザインのアクセサリーは場にふさわしいとはいえません。
最近はカジュアルな雰囲気で行う1.5次会や二次会ならそこまでマナーを気にしないことも増えてきました。ただ花嫁、花婿の親族をはじめいろいろな人が集う場にはマナーを知ったうえでアクセサリーを選ぶと安心です。
ウェディングプランナーが、結婚式のアクセサリーマナーに関する疑問に答えます
Q. 結婚式にはどんなアクセサリーを選ぶのが良いですか? 場にあったTPOをわきまえたアクセサリーを選ぶコツは?
「華やかだけど派手すぎないもの」を選ぶと良いといわれていますが、難しいですよね。そんなときは、会場の雰囲気に合わせることを考えると、選びやすくなりますよ。
元ウェディングプランナースタッフから
招待状を貰ったら、会場をチェックしてみてください。格式高いホテルなのか、オリジナル性の高いゲストハウスなのか、カジュアルなレストランなのかが分かると思います。ホテルならパールのアクセサリーでクラシカルな装いに、レストランならもう少しカジュアルにと、会場の雰囲気に合わせるとおしゃれに見えます。
また、招待状にパーティーコンセプトやドレスコードが書かれている場合は、可能な限りテーマに合わせていくと喜ばれます。ドレスを毎回変えるのは大変ですが、アクセサリーだと会場の雰囲気やテーマに合わせてコーディネートしやすいですね。
Q. 昼の結婚式と夜の結婚式では、アクセサリーのマナーは変わりますか?
一般的には、昼の式は清楚に、夜の式は少しきらびやかに装います。これは実際には写真写りの問題であることが多いようです。
元ウェディングプランナースタッフから
昼の式では、屋外の自然光のもとで写真を撮ることもあります。このときにゴールドやビジューなどのアクセサリーをつけていると、反射した太陽の強い光が写真に写り込み、悪目立ちする可能性が。そのため、昼の式では強く光るアクセサリーは、「花嫁より目立たない」という基本マナーを守るために、避けたほうが無難です。
夜の式では、室内照明に映える、宝石やゴールドなどのアクセサリーをつけると場が華やかになります。ただしこの場合も、花嫁より目立ってしまわないよう、上品なものを選ぶといいですよ。
Q. 結婚式のお呼ばれでアクセサリーをつけないのはOK?
アクセサリーをつけないことがマナー違反になることはありませんが、お祝いの気持ちとして華やかさはあった方が良いです。特に結婚式は男性の多くが黒スーツなので、女性は色や柄ものを着用して会場全体を華やかに演出したいところですね。
元ウェディングプランナースタッフから
また、結婚式はほかのイベントとは違い、あとで写真を見る機会が多いもの。さらに、フォトジェニックな写真を残したい新郎新婦が増えているなか、おしゃれして参列してくれること自体が新郎新婦にとっては嬉しいことなんです。華やかに装うことで、新郎新婦が後で写真を見返したときにも、お祝いの気持ちを残せます。
Q. 結婚式に結婚指輪、婚約指輪はつけて良いですか?
婚約指輪、結婚指輪はフォーマルなものですので、キラキラと光るダイヤモンドが使われていても、つけることはマナー違反になりません。ただし、自分から見せたり指輪の話をすることは、嫌味に受け取られる場合もあるので注意が必要です。
元ウェディングプランナースタッフから
また、ファッションリングも、派手すぎないものであればつけてOKです。ブレスレットやほかのアクセサリーと色や素材感を合わせると、バランスの良いコーディネートになりますよ。
表情を華やかに。結婚式のドレスの胸元に合わせるネックレス
結婚式のお呼ばれで着るドレスは、いつもの服より胸元が開いていることが多いのではないでしょうか。首まわりに何もつけない、またはシンプルすぎるネックレスでは、印象が寂しくなってしまいます。ドレスとのバランスを見ながら、華やかなものを選びましょう。また、2連、3連のネックレスは、「良いことが重なる」という意味で縁起が良いものとされているようです。
アレンジパールロングネックレス(125cm)
【2点セット】パイプバーとパールのピアス/イヤリング/ネックレス
ネックレス「over flow」
3way・淡水パール(真珠)ロングネックレス(Gold)
ひらり糸玉・雪のネックレス(38cm) [K14gf]
結婚式で好感をもたれるピアス・イヤリング
結婚式や披露宴に参列するとき、髪はアップにまとめることが一般的。その際、耳元にもアクセサリーをつけると横顔が華やかになります。なお、ロングピアスなど耳元で揺れるものや大ぶりのものは目を引きやすく、花嫁より目立ってしまうことにつながるため、避けるのがベターです。
14kgf[Rose gold]耳元で結ぶゆるりアシンメトリーリボンピアス(イヤリング可)
光波打つパール【10mmUP】金箔パール[ピアス] ケシパール white 淡水パール【3サイズあり】
【送料無料】Twist Silve Pierce(ピアス/イヤリング)
naotjewelryさんのシルバーツイストワイヤーの繊細で品のある立体的なデザインピアスは、程よいサイズと柔らかいフォルムで、デイリーからフォーマルまでシーンを選ばず幅広く使えます。
Oval pearl ear clips 14kgf 淡水パール イヤークリップ オーバル
イヤリングとピアス、どちらのタイプも揃っています。
sv925 クローバーのスタッドピアス
四葉のクローバーは言わずと知れたラッキーモチーフ。新郎新婦の未来の幸せを願うお祝いの場にぴったりです。
結婚式のお呼ばれヘアスタイルに似合う、ヘアアクセサリー
ドレスを着る際のアップスタイルに、ヘアアクセサリーは不可欠。後ろ姿にも彩りを添えてくれます。ドレスやバッグ、靴などの小物と、色や素材感を合わせると統一感が出ますよ。
【party】シャンパン|彩る咲き編みバレッタ/ヘアクリップ
HAIR TIE:「Alignment」 dense pearl
ヘアゴムはパール部分だけ3連になっているので、軽く結ぶだけで簡単にボリューミーなパールアレンジが可能です。
金箔銀箔のポニーフック
*天然石と淡水パール オーバルビーズバレッタ *
水引バレッタ お花いっぱい ベージュ
可愛らしくアシンメトリーにお花をたくさん配置したデザインで、着物、結婚式やお呼ばれの席、卒業式や入学式など、さまざまなシーンで使えます。
手元を彩るブレスレットも忘れずに。
受付での芳名帳記入やお食事中、スマートフォンで写真を撮るときなど、手元は意外と目立つもの。袖の短いドレスなど、腕が出るお洋服の場合、手元はブレスレットやバングルで華やかさをプラスしましょう。
S316L or 14KGF*淡水パールとゴールドのラインモチーフブレスレット / 3 dots
極細のチェーンと合わせているため、手先を華奢な印象に。
お手持ちのブレスレットと重ね付けを楽しむのもおすすめです。
14kgf*小さな淡水ケシパールの2連ブレスレット
14KGF pearl bracelet[br2798]
天然ジルコン×マルチトルマリンの3連ブレスレット
リングブレス
結婚式アクセサリーのマナーを知って、装いでも心からの「おめでとう」を。
マナーばかりに気を取られてしまうと無難なものを選びがちな結婚式のお呼ばれアクセサリーですが、きちんとマナーを知っておけば、思う存分おしゃれも楽しめてより華やかな装いができるはずです。マナーはしっかり抑えながら、新郎新婦の思い出に残る素敵な装いを目指しましょう!