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今日の洋服に似合うネックレスの長さは?5種類のネックレスを実際に比較してみました。
こんにちは。クリーマ編集部の庄司です。
ネックレスをつけるとき、チェーンの先の飾りが思った位置にこなかったり、洋服の中に入ってしまったりと、長さに悩んだことはないでしょうか?
今回は、37cm・40cm・50cm・76cm・103cmと、チェーンの長さが異なる5本のネックレスに、襟付きのシャツ・Vネック・ハイネックの3種類のトップスをそれぞれ合わせ、その印象を比べてみました。お気に入りの服にはどの長さが似合うのか、ネックレス選びの参考にしてみてくださいね。
首元にやさしく沿う、長さ37cmのネックレス
kao.acさんのネックレスは、ペンダントトップに当たる部分がゆるいVラインになっている、優しげな印象が女性らしいネックレス。チェーンからVラインまでなだらかにつながる短めの長さが素敵です。ハイネックの服と合わせるときは、首の後のチェーンも服の上に出して着用しました。
標準的なネックレスの長さより短めですが、どの襟の開き具合ともバランスよくつけられています。ハイネックの服に合わせるときは襟の上からつけるため、少し長さに余裕があったほうがきれいにつけられます。鎖骨が見えるくらい襟が開いている洋服だと、ゴールドが肌に映えて似合いますね。
首元をすっきり見せる、王道の長さ40cmのネックレス
Harui Kikuchiさんのネックレスは、チェーン40cm+アジャスター5cmの2段階で長さが変えられます。今回は、40cmの長さで着用。襟付きシャツのときは服の内側に、ハイネックのときは服の外からつけています。
先の37cmのネックレスとたった3cmの差なのに、印象がずいぶん変わったように感じませんか?ペンダントタイプだと、ちょうど鎖骨の下あたりが飾りの位置になりすっきりと見えます。ハイネックの服では襟の上からつけるため、少し短く見えています。どのトップスとも相性がよく、上品な印象になる長さです。
こなれたカジュアル感、長さ50cmのネックレス
naotjewelryさんのネックレスは、長さ50cm。飾りが胸元にくる、少し長めのネックレスです。こちらも、襟付きシャツのときは服の内側に、ハイネックのときは服の外からつけて比べました。
シャツの場合、写真のように襟の位置と重なる場合もあるので、選ぶときは注意が必要です。ハイネックや襟がやや詰まったUネック、ボートネックの服などともバランスがいいですよ。顔からの位置が遠く、大ぶりのモチーフもつけやすい長さ。上の2つに比べ、少しカジュアルな雰囲気になっています。
ドレッシーな上品さただよう、長さ76cmのネックレス
ali e nastri.さんのネックレスは、76cm+アジャスター5cm。今回は、一番短い76cmで着用しています。また、ハイネックにくわえ、襟付きシャツのときも、チェーンを襟の下に通し服の外側からつけて比べました。
チェーンの先が胸下あたりになるロングタイプのネックレスは、どの襟の形とも好相性。真ん中の深いVネックでは、襟のふちとペンダントトップが近くなっています。重なってしまう場合は、長さを変えられるアジャスター付きだと調整できますね。カジュアルな服に合わせると、ちょっと上品な雰囲気にしてくれる長さです。
(撮影に使用したネックレス)フランス刺繍糸ラップチューブロングネックレス(バイカラー)/NAVY×ECRU ~Lustrini~
重ねてつけても。アレンジ自在、長さ103cmのネックレス
puzzleさんのネックレスは、全長103cm。76cmのときと同じく、襟付きシャツ、ハイネックともに服の外からつけています。頭からかぶれるため、留め具がいらない長さですが、この作品はブレスレットとしても着用できるよう引き輪がついています。
先のロングネックレスよりさらに長い103cmのネックレスは、縦長のラインを強調してくれます。シャツなどのカジュアルスタイルにはもちろん、素材を選べばフォーマルの場にも素敵。2連にしても楽しめる、アレンジの効く長さです。
2連につけたときの長さのイメージは、作品ページで確認できますよ。
長さごとに変わる、ネックレス・ペンダントチェーンの呼び方
ネックレスにはいろいろな長さがありますが、実は長さによって呼び方があるんです。ここでは、ネックレスを探すときにも便利な、長さ別の呼び方をご紹介します。
35cm前後/チョーカー
長さ35cm前後の、首にピッタリと沿う長さのネックレスを「チョーカー」と呼びます。チョーカーの語源は、「首を絞める」という意味がある英語の「choke」。首を細く華奢に見せてくれる効果もあります。
40〜45cm/プリンセス
長さ40〜45cmのネックレスは、「プリンセス」と呼ばれています。少し余裕があるため首元をすっきり見せてくれる、標準的な長さです。Tシャツなどと組み合わせると襟元が被ったり、服の中に入ってしまったりすることもあるので、合わせる服の襟の開き具合を見て選びたいネックレスです。胸元のあいたドレスとのバランスが美しく、フォーマルな場でも活躍します。
50〜60cm/マチネ
長さ50〜60cmのネックレスは、「マチネ」と呼ばれます。もともとはミュージカルなどの昼間の公演をマチネと呼び、そこにこの長さのネックレスをつけて出かけたことから名前がついたと言われています。ペンダント部分が襟より下に来ることが多く、ワンピースやニット、Tシャツなどのカジュアルな服と合わせやすい長さが便利です。
80〜90cm/オペラ
長さ80〜90cmのネックレスは、パーティーなど華やかに装う夜の社交の場につけたことから、夜に催されることが多い「オペラ」と呼ばれるように。ドレッシーな装いにはもちろん、タッセルやビーズなどカジュアルに取り入れたい素材のネックレスもたくさんあります。
100〜120cm/ロープ
長さ100〜120cmのネックレスを「ロープ」といいます。細いものをシンプルに1連でつけると、視覚的に縦のラインを強調し、全身を華奢にみせる効果があります。2連、3連にしてボリュームを出したり、他のネックレスと重ねづけしたりと、コーディネートも楽しめる長さです。
洋服に合うネックレスの長さを選んで、コーディネート美人に。
合わせるお洋服の襟の形や襟の開き具合で、がらりと印象が変わるネックレス。
クリーマには、色々な長さ・デザインのネックレスがたくさん出品されています。作家さんによっては長さの調整が可能な場合もありますので、お気に入りの洋服にぴったりの長さでオーダーしてみてくださいね。