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最後までおいしく食べたい!余りがちなジャムを楽しみつくす5つのアイディア
こんにちは。クリーマ編集部の庄司です。
自然の実りを長く楽しめるようにつくられた、ジャム。Creemaでは、農家さんが大事に育てた果物や野菜を使ったジャムや、素材の組み合わせが新しいジャムなど、こだわりのジャムがたくさん出品されています。作り手の想いが込められたおいしいジャムは、大切に食べたいですよね。
でも、トーストに塗ったり、ヨーグルトに加える以外の使い方が思いつかない、普段はお米を食べるから、気づいたら冷蔵庫の奥にしまいっぱなし…と、余ったジャムの使い道に困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、せっかくのおいしいジャムを最後まで味わいつくす、簡単にできる食べ方をご紹介します。
悩みがちな余ったジャムの使い道。最後までおいしく食べるには?
こだわりのお店やイベントで見つけたおいしいジャムや、ラベルに一目惚れして買ったジャム、プレゼントに貰ったジャム…一度はトーストに塗って食べてみたけど、なんとなく食べるタイミングを逃してそのままになっていませんか?
ジャムは保存食といいますが、一度開けると冷蔵庫で保存していても傷んでしまうこともがあります。実際に貰い物のジャムをだめにしてしまった、というスタッフも。私自身も、冷蔵庫に去年炊いたりんごジャムが残っているのですが、プレーンヨーグルトにかける以外の食べ方が思いつかずなかなか減りません。
さらに、朝ごはんはお米を食べる、という方は、ジャムを食べる機会は少なくなってしまいがち。どうすれば、おいしいジャムを最後まで楽しめるのでしょうか?
瓶ごと振ってつくる、サラダドレッシング
瓶の底にちょっとだけ残ってしまったジャム、トースト1枚分にはちょっと物足りない…そんな時に作りたいのが、サラダドレッシング。ジャムが残っている瓶に、オリーブオイルなどの油と、お酢やレモン汁など酸味、塩コショウなどをすべて入れ、瓶のふたをしめてよく振ります。瓶についていたジャムが溶けたら完成。そのままサラダの上からふりかけます。
オイルとお酢やレモン汁などの割合は、2:1〜4:1程度が基準とされています。酸味は好みで調節してくださいね。また、残りのジャムが多いときは、別の器でつくりましょう。
トーストに塗るだけ、をちょっと特別にする「ジャムバター」
ジャムトーストをちょっと特別にしてくれる、「ジャムバター」。文字通り、バターとジャムを混ぜ合わせるだけでつくれます。ちょっと手間はかかりますが、ホイップしたバターのふわふわ感、口溶けが、バターとジャムを別々に塗る時とは違った味わいに。ジャムとバターが混ざりあった、パステルカラーも可愛らしいですよ。
作り方は、バターを室温に戻し、ボールに入れて泡立て器でなめらかになるまで混ぜます。そこに、最大でバターと同じ重さで、お好みの量のジャムを入れて混ぜ合わせれば完成。使い切らない分は瓶に詰めて冷蔵庫で保存し、早めに食べきります。トースト以外にも、クッキーにサンドしたり、ホットケーキのトッピングにしてもおいしそうです。
ちょっと一息、のティータイムに。気軽に作れるドリンク
ジャムが入った紅茶として知られている、ロシアンティー。実はロシアではこのような飲み方はあまりしないのだとか。もともとは、パンやお菓子、果物などと並んで、お茶請けとして自家製のジャムが添えられるそう。スプーンにすくったジャムを少しずつなめながら、熱い濃いめの紅茶をすすります。紅茶の香りや風味にあわせて、色々なジャムを試してみるのもいいですね。
また、ジャムを割るだけで簡単に作れるドリンクも。無糖の炭酸水や牛乳で割れば、お子さまも安心して飲める手作りジュースに。お酒が好きな方は、ラム酒や焼酎などのスピリッツと炭酸で割って、ジャムサワーにするのもいいですよ。
くだものの風味が隠し味に。料理に調味料として使う
甘みと酸味をバランスよく含むジャムは、調味料としても大活躍。お肉を煮込む時にマーマレードなどのジャムを加えると、まろやかでコクがある味わいになり、自然な照りもつきます。カレーなど煮込み料理の味見をして、甘みが足りない時に加えるのもおすすめ。
また、ローストビーフやミートボール、テリーヌなど、お肉料理のソースとして添えても。見た目にも美しく、ジャムが持つ酸味や甘みが味にアクセントを添えてくれます。
かけるだけでできる、簡単スイーツアレンジ
パンケーキには水分が多めでさらっとしたコンフィチュールをかけるだけで、カフェ風の盛り付けに。買ってきたスコーンに添えたり、チーズケーキのソースにしても、甘いお菓子に果物の酸味が加わりいつもと違った味わいを楽しめます。
また、少し背が高めのグラスに、ジャム、ヨーグルト、シリアル、アイスクリーム、カットしたフルーツ、小さめに割った焼き菓子などを交互に重ねれば、パフェ風スイーツに。仕上げにもジャムをひと匙かけるのを忘れずに。ジャムの輝き、華やかさは、お客さんがお家に来た時のおもてなしにもぴったりです。
おいしいジャムを、めいっぱい最後まで味わいつくして。
自然の恵みと作り手の思いが、ギュッと詰まったジャム。おいしい食べ方を知っておけば、最後のひと匙まで楽しみつくせるはず。冷蔵庫に残っているジャムがあったら、すぐ試してみてくださいね。