BLOG
【2023年版】個性派もヴィーガンも。美味しさ選べるお取り寄せシュトーレン

クリスマスシーズンの新定番ともなりつつある「シュトーレン」。クリスマスが近づいてくるまでの数週間、カウントダウンしながら少しずつスライスして食べるドイツのパン菓子です。
そのフルーツの宝石箱のような贅沢な美味しさはもちろん、作り手によって使う材料が異なるため味のバリエーションも幅広く、毎年味比べをしながら選ぶ楽しみがあり、日本でも人気のクリスマスの食べものになってきています。
——今年もCreemaでは、作り手が工夫を凝らしてレシピを考えた、種類さまざまなシュトーレンがたくさん出品され始めました!
毎年楽しみにしている方をはじめ、シュトーレンの存在を初めて知った方にもおすすめの、Creemaでお取り寄せすることができる作り手のこだわりが詰まった人気のシュトーレンをご紹介します。
気になる日持ちについてや、食べ方・食べる時期、おすすめの保存方法なども一緒に解説します。
目次
● クリスマスの新定番・シュトーレンとは?
◎ まるでパン菓子の王様。ドライフルーツやナッツ、スパイスがたっぷり。
◎ 味が熟成変化するから、クリスマスまでずっと美味しい
◎ 毎年食べ比べたい。日本でもいろいろ出会えるシュトーレン
● シュトーレンを食べ始める時期は?
● シュトーレンの食べ方や、意外と間違えやすいカットの仕方
● シュトーレンの日持ちや保存方法
● クリスマスまでわくわくシュトーレン探し。Creemaでおすすめの人気シュトーレン10選
クリスマスの新定番・シュトーレンとは?
◎ まるでパン菓子の王様。ドライフルーツやナッツ、スパイスがたっぷり。
シュトーレンとはドイツに古く伝わる伝統的なパン菓子のこと。生地の中にはオレンジピールなどのドライフルーツやレーズンなどさまざまな種類のフルーツやナッツが入っていて、表面には保存が効くようたっぷりの粉砂糖がまぶされています。
伝統的なシュトーレンの真ん中には、「マジパン」と呼ばれるアーモンドパウダーと粉砂糖、卵白を混ぜてペースト状にした洋菓子が入っていることもあります。
もともと「シュトーレン(シュトレン)」とはドイツ語でトンネルや地下道のことを意味し、トンネルのような形から名付けられているのだそう。
◎ 味が熟成変化するから、クリスマスまでずっと美味しい
ドイツではクリスマスの4週間前から始まる「アドベント」という期間にシュトーレンを食べるという風習があり、少しずつスライスして食べるのが一般的です。
まわりにたっぷりとつけられた粉砂糖や、材料のシロップやリキュールに漬けられたドライフルーツが食べ進めるうちに熟成していくのがシュトーレンの最大の特徴。クリスマスまで食べ飽きずに楽しめるので、ぜひ11月ごろにはお家に迎えて食べ始めると、シュトーレンの美味しさをフルに味わえます。
◎ 毎年食べ比べたい。日本でもいろいろ出会えるシュトーレン
ドイツでは作られる地域によって生地に入れる材料が違ったり、お店や各家庭によってレシピが違ったりするため、味や食感もさまざまで種類が豊富なシュトーレン。
近年は日本でもクリスマスシーズンにいろいろなお菓子屋さんやパン屋さんで作られるようになり、さまざまな種類のシュトーレンに出会うことができます。中にはフルーツやスパイス、リキュールにこだわった個性派も。
シュトーレンを食べ始める時期は?
シュトーレンは、クリスマスケーキのようにクリスマス当日だけに食べるものではないんです。
ドイツでは、クリスマスの4週間前からカウントダウンしながら、少しずつスライスしながら食べ始め、クリスマスを待つ習慣があるのだそう。アドベントカレンダーのようですね。
シュトーレンが日本で販売され始めるのは10月ごろから。日が経つと共に中に入っているドライフルーツの味が生地に染み込み味わい深くなっていき、紅茶やワインとの相性は抜群。クリスマスまで味の変化を楽しみながら食べる、そんなクリスマスまで高まる気持ちを毎日少しずつ美味しく楽しめるのも、シュトーレンの魅力なのです。
シュトーレンの食べ方や、意外と間違えやすいカットの仕方
おすすめのシュトーレンを切る厚さは、1cmほど。薄くスライスして、少しずつ食べると甘みの強いシュトーレンを美味しく味わえます。薄くスライスすることで、美味しいだけでなく、クリスマスまで美味しい楽しみが続くのも嬉しいですよね。
温かい紅茶やコーヒーと合わせて、フルーツやスパイスの香りを楽しむのもよし。バターやチーズと一緒に軽くトーストして食べるのも美味しいです。毎日少しずつ食べるものなので、いろいろなアレンジを試してみてください。
間違えやすいのがシュトーレンのカットの仕方です。最初にシュトーレンをカットするときは、真ん中から2等分になるようにカットするようにしてください。そうすることで、保存するときに切り口を合わせてラップで密閉することができ、乾燥を防いでより美味しさを長持ちさせることができます。
シュトーレンの日持ちや保存方法

シュトーレンの表面にはたっぷりと粉砂糖がまぶされているため、材料によっては1〜3ヶ月日持ちするものも。シュトーレンは焼き上げてすぐ食べるよりも、少し熟成させてからの方が美味しいことが多いです。作り手によっては販売時期をいちばん美味しい味から食べ始められるように調整していることも。材料やレシピ、作り方によって日持ち期間も変わってくるので、作り手に確認するのが安心です。
シュトーレンの正しい保存方法は、乾燥しないようラップに包んでさらに袋に入れて冬なら常温保存(15度以下の冷暗所)や冷蔵庫で保管します。パンと同じよう一番気をつけたい乾燥に注意して、毎回カットしたらきっちりラップで包むようにしましょう。
すぐに食べない場合、冷凍庫で2〜3ヶ月を目安に保管が可能です。
※ Creemaで購入したシュトーレンの場合、作り手が推奨する日持ち期間、保存方法を採用するのがいちばんおすすめです。
クリスマスまでわくわくシュトーレン探し。Creemaでおすすめの人気シュトーレン
ドライフルーツをふんだんに使ったオリジナルの本格派シュトーレンはもちろん、Creemaでは抹茶味や栗を使ったものなど日本人の味覚にも合う、材料も味も豊かなこだわりの詰まったシュトーレンがたくさん出品されています。
どれもパン屋さんがこの冬のクリスマスのために丁寧に手作りで作った、ほかでは見かけられないオリジナリティ溢れるシュトーレンばかり。今年初めてシュトーレンを食べるという方も、シュトーレンを毎年買っている方も、ぜひ一度食べていただきたい今年おすすめの人気シュトーレンをご紹介します。
季節の旬のフルーツを使った個性豊かなシュトーレンを一年中楽しめる、日本初のシュトーレン専門店、HARMONIER(ハルモニア)さん。プレーン、チョコ、マロン、ピスタチオと個性あふれる4種類から2種類を選ぶことができます!
14年以上の試行錯誤の結果、スパイスのシナモンの微かな香り、その他バター、バニラ、洋酒、ナッツ、ドライフルーツのそれぞれの風味がバランスよく感じられるシュトーレンが完成しました。
プレーンとチョコを注文しました。
このシュトーレンへのレビュー
どちらもナッツとドライフルーツがたくさん入っていてとても美味しかったです。
またリピートします!
プレーンとマロンを購入しました。
このシュトーレンへのレビュー
ドライフルーツの味と甘すぎないところがとても好みで、美味しかったです。
違う種類も購入してみたいです。
自家製天然酵母の石窯パン工房・PANJAさんが作るのは、「和栗とメープルのシュトーレン」。フランス産のマロンペーストと、マロングラッセをふんだんに生地に練り込み、渋皮煮の栗をゴロゴロと包み込んで...... と栗を惜しみなく使ったのが特徴のシュトーレンです。今年のシュトーレンは、さらに栗とメープルシロップをたっぷりと増量し、外はザクッと、中はしっとりとした、栗の香り高いシュトーレンとなっているそうです。
無事に届いていざ食べてみたらあまりの美味しさに吃驚しました。 大切に食べたいと思います!
このシューレンへのレビュー
1日毎に、本当に美味しくなります。 購入して良かったです。
このシューレンへのレビュー
熊本県の晩白柚ピールに、さらにアールグレイの香りをブレンドしためずらしいフレーバーのシュトーレンは、Cafe jazzるさんから。グルメ好きの方にもおすすめのシュトーレンです。晩白柚の爽やかさと香り高い紅茶の香りが、食べ進めるうちに徐々に熟成して混ざり合っていくのが楽しめそう。
赤ワインにぴったりだそうですよ。
甘すぎず、ふわっと香るアールグレイと少し苦味のある柑橘感が上品なお味でした!
このシューレンへのレビュー
食べ終わってしばらくは、美味しい香りが口の中に残って幸せです。
クリスマスまでゆっくり楽しませていただきます。どうもありがとうございました。
果樹園みずから自家製するナカヤマフルーツサンクチュアリさんのシュトーレンは、果樹園でとれた巨峰、いちご、ブルーベリー、そしていちごの自家製天然酵母を使った、さすが果樹園......! と言わずにはいられないフルーツたっぷりで作られた特別なシュトーレン。
無農薬小麦粉で甘さ控えめ。中のマジパンは、ココナッツ粉と豆乳でできているので、全体的にフルーツの甘みをそのまま味わえるシュトーレンとなっています。
卵アレルギー対応なので、小さな子どもがいる家庭にもおすすめです。
本場の伝統的なシュトーレンを食べてみたい方はこのシュトーレンがおすすめ。
ドイツではお菓子のレシピも食品規定で定められており、シュトーレンもレシピに規定があり、それぞれ使用する原料と各原料の小麦粉に対する割合まで細かく指定されているのだそう。
このDNOさんのシュトーレンは、ドイツ人であるオーナーが、この原料配分を遵守した伝統あるレシピで作っているものです。自ら調合したオリジナルのスパイスが使われており、代々受け継がれているレシピで作られたシュトーレンは本場の味を楽しめそうです。
スパイスの効いたきめの細かいシュトレン。これがドイツの味なんですね。たいへんおいしくいただいています。ありがとうございました。
このシューレンへのレビュー
こちらのシュトレンがとても美味しいので、今年は離れて暮らす家族にプレゼントとして購入させていただきました。
このシューレンへのレビュー
喜んでもらえました。ありがとうございます!
こちらはNICOTTO BAKEさんの低糖質・グルテンフリーのシュトーレン。おからやラカンカを使った生地に、たっぷりのドライフルーツやナッツの食感が楽しめます。厚さ1cmにカットした場合、1切れあたりの糖質はなんと3g。甘いものを控えている方も、安心して食べられそうです。
プレーンとココアのハーフ&ハーフもあります。
パン屋・まるたさんが作るシュトーレンは、パン屋さんだからこそ作れる自家製レーズン酵母を活かしたレシピで作られています。香りの良い自家製酵母の生地に、自家製の金柑の甘露煮、自家製の栗の渋皮煮、自家製ドライフルーツ…… と、自家製のものをたっぷり使ったこだわりの逸品です。
自家製でオレンジコンフィとシトロンコンフィを作り、ラム酒に1日漬け込んで作られたパティシエ・紬さんのシュトーレン。日が経つにつれて、シュトーレンの中に入っているドライフルーツの味が生地に染み込んで味わい深くなります。
ゆっくり少しずつ食べ進めたい贅沢なシュトーレンです。
ヴィーガンでもシュトーレンを味わいたい、そんな方には菓子工房ペルレさんのシュトーレン風フルーツケーキを。
インカベリー、グリーンレーズン、レーズン、デーツ、いちじくのドライフルーツをアガベシロップで甘みをつけた洋酒入りシロップに漬けこみ、生地に混ぜ込んで作られています。ドライフルーツと洋酒の豊かなな味わいと香り、ホロっとほどけていくような優しい食感をお楽しみ下さい。
シュトーレンでクリスマスまでわくわくカウントダウン
時間と共に味が変化していくシュトーレンを味わって、気がついたら楽しみにしていたクリスマス。
温めて食べるのも、クリームチーズやはちみつをかけて食べるのもまた楽しい。今年は好みの味を見つけて、わくわくしながらクリスマスを待ってみませんか?