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キャンドルの「育て方」って?自分好みに灯しながら、豊かなリラックスタイムを。

こんにちは。クリーマ編集部の庄司です。

 

パーティーの演出やリラックスタイムに欠かせない、キャンドル。柔らかく揺らぐ明かりは、お部屋をやさしく神秘的な雰囲気にしてくれます。でも、いつも最後まで綺麗な状態で使い続けられない、お家でも取り入れてみたいけど上手に使えるかな、と心配になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回はキャンドルデザイナーの366 CANDLESさんに、キャンドルの「育て方」を教えてもらいました。キャンドルを長くきれいに楽しむための使い方はもちろん、火の消し方、調節方法やロウをこぼしてしまった時の対処法などもご紹介します。

キャンドルを「育てる」ってどういうこと?世界に一つの形を味わって。

キャンドルを使っていくと、ロウが溶け、高さが減り、形がゆがんできます。同じ形、同じ素材のキャンドルでも、同じ溶け方をするものはひとつとしてありません。灯していくうちに自分好みの形になるようお世話をすること、それを楽しむことなどを、キャンドルを「育てる」というということばで表現します。

 

例えば、オーソドックスな円柱型のピラーキャンドルの真ん中だけを溶かしていって、外側をきれいな円柱に残したり、熱でゆがんで溶け落ちた自然な形を味わったり。自分の好みを見つけていく過程も楽しめそうです。

キャンドルを長くきれいに楽しむ、キャンドルの「育て方」

キャンドルを初めて使う時に押さえておきたい、キャンドルを長く楽しむための基本的な使い方をご紹介します。ここでは、容器などに入っていない、円柱型の「ピラーキャンドル」をイメージしています。

キャンドルトレイ、キャンドルホルダーを準備します

キャンドルは必ずトレイに乗せます。陶器やガラス、金属など不燃性のものを選びましょう。深めの大きいトレイだと、ロウが溶けて流れても安心です。

※ガラス容器などに入っているタイプのキャンドルには、トレイはなくても大丈夫です。

2〜3時間ほどまとまってキャンドルを灯す時間を

きれいに使うためには、キャンドルの大きさにもよりますが、2時間ほど燃焼時間を取ると良いとされています。短い時間で点けたり消したりすると、キャンドルの真ん中の狭い範囲だけが先に溶けてしまい、きれいに使いきれなくなってしまいます。時間に余裕を持って、キャンドルを楽しむ準備をしましょう。

※小さいサイズのキャンドルであれば、もっと短い時間でも問題ありません。

エアコンなどの風が当たらない、周りに燃えるものがない場所にセット

風が直接当たる場所でキャンドルを灯すと、炎が急に大きくなったり、激しく揺れたりして危険な場合があります。また、周りに紙など燃えやすいものは置かないようにして、炎が静かに灯せる環境をつくりましょう。

いよいよ点火。芯の長さは6〜10mmにカットし、火は芯の根本に

購入時のキャンドルは、芯が長めに残されている場合がありますので短めにカットします。芯が長いと、炎がキャンドルのロウから遠くなるため芯だけが燃えてしまい、ススが出やすくなります。芯の太さや、好みの炎の大きさにもよりますが、ロウが溶け始めるまでは芯は短めの6mm程度がおすすめです。

また、ロウに早く熱が伝わるよう、点火は芯の先ではなく、根元の方に。マッチや柄の長いライターを使うと点けやすいですよ。

キャンドル壁を残して育てるなら、溶け方と形に気を配って

キャンドルの外側の壁を残し、器のような形に育てていくと、火がキャンドルの中に落ち、ロウ自体のテクスチャーが炎で揺らぐ様子を楽しめます。キャンドルとして使ったあとにも小物入れや植木鉢、または中にティーライトキャンドルを入れるホルダーとして長く楽しめます。

この場合は、キャンドルの壁が1.5cmほどになったら一度火を消します。十分に冷まし、一度溶けたロウが固まったら、再度火を点けます。これを繰り返すと、外側の壁が残っていきます。内側が深くなってくると、熱でキャンドルの上の方が外側に広がってしまう事があるので、そうなった場合は両手でそっと包むようにして内側に押し戻し、好みの形にしていきます。ある程度形が落ち着いたら、他の用途に使いましょう。

きれいに使い切りたい場合は、長めに燃焼時間を取って

キャンドルの壁を残さずに灯していくと、炎を直接目で感じながら楽しむことができます。また、ロウを全て使い切るので無駄がなく、より長い時間キャンドルを灯すことができます。

 

この場合は、1回の燃焼時間を3〜4時間ほどと長めに取り、外側までしっかり温まるようにします。内側から先に溶けていくので、ある程度深さができたら、外の壁を手などで内側にそっと崩し、炎の熱が伝わるようにします。底は残り1cmほどまで灯すことができます。壁を作らないため、溶けたロウが流れ出る可能性があるので、深めのキャンドルトレイに乗せて灯しましょう。

(番外編)器に入ったキャンドルの楽しみ方

器に入ったキャンドルはロウが垂れる心配がなく、とても使いやすいです。キャンドルを初めて使ってみる方や、場所を選ばず使いたい方におすすめ。小さめサイズのキャンドルなら、30分だけ楽しむ、ということもできますよ。

知っていれば安心。炎の調整や火の消し方

キャンドルを使う時に気になるのが、炎の大きさや、ススや煙。快適に使うためのポイントを知っていれば、もっと気軽にキャンドルを使えるようになりますよ。

炎の大きさは、芯の長さで調節

キャンドルを長い時間点けていると、点け始めより炎が大きくなることがあります。これは、ロウが溶けて芯がでてきたためで、芯が長いと炎が大きくなりやすいです。あまりに炎が長く伸びる場合は、一度火を消し、冷ましてから芯をカットしましょう。

(左)芯の長さ約5mm
(右)芯の長さ約10mm
煙が出ない、飛び散らない、安全でキャンドルに優しい火の消し方

バースデーケーキのキャンドルは一息で吹き消しますが、ロウが溜まっているピラーキャンドルで同じことをすると、溜まったロウが息で飛び散ってしまいます。また、消したあとの煙も立ちやすくなるので、息で吹き消すことはおすすめできません。

 

煙が出にくく、安全に消せるおすすめの方法は、芯をロウにつけて消すこと。ピンセットや割り箸などで火のついている芯を倒し、溶けたロウに芯を浸します。すると炎が消えますので、もう一度芯を立てて元の位置に戻します。こうすると、次に点火するときにも芯にロウがついた状態なので、火がつきやすく、きれいに灯すことができます。

[1] 割り箸で火のついた芯をロウの中に押すようにして倒します。ロウに浸かると火が消えます。
[2] 火が消えた後、倒した芯を元の位置に起こします。

また、キャンドルの火を消す道具に、「スナッファー」があります。釣鐘のような形をした金属製の小さな道具で、炎にかぶせることで酸素の供給をさえぎり、自然に火が消えるという仕組みです。

※スナッファーはスタッフ私物
換気は必要?保管はどうする?キャンドルをもっと楽しむために

灯し方はもうばっちり、でも、ロウがこぼれたりしたらどうすればいいんだろう…?小さな疑問や不安もつきもの。最後に、Q&A形式で、キャンドルを使う時のあれこれを聞いてみました。

Q.キャンドルを燃やす間、換気は必要ですか?

(366 CANDLESさん)
必要です。部屋の大きさにもよりますが、こもらないように、たまに窓を開けたり、換気扇をつけることをおすすめします。

Q.キャンドルはどのように保管すればいいでしょうか?

(366 CANDLESさん)
キャンドルは熱で変形したり、時間の経過と共に退色するので、直射日光が当たらない場所で保管してください。家電製品の上なども熱を持ちやすいのでお気をつけください。

Q.キャンドルトレイ、キャンドルホルダーに溶けたロウがついてしまいました。どうやって掃除すればいいですか?

(366 CANDLESさん)
ロウがぽてっとした厚みのある小さな固まりでついている場合は、よく冷まして(冷凍庫に入れるなどしてもOK)、竹串などで端を押すと、ぽろっと取れます。
全体的に薄く広がったり、白っぽくなったりしている場合は、お湯やドライヤーなどでロウを溶かした後でキッチンペーパーなどで拭き取る、を繰り返します(キャンドルホルダーが熱に強い素材の場合に限ります)。ドライヤーをあてると熱くなりますので、気をつけて行ってください。

Q.テーブルなどロウをこぼしてしまった時は、どうすればいいでしょうか?

(366 CANDLESさん)
テーブルの素材にもよりますが、基本的にはキャンドルホルダーについた場合と同じです。

こぼしてすぐに拭き取るより、固まるのを待って、ヘラなどで取ると取りやすいです。
テーブルクロスやお洋服などの布にこぼしてしまった場合は、生地の上下をキッチンペーパーなどで挟み、低温〜中温のアイロンをあてペーパーに溶けたロウを染み込ませます。ペーパーを取り替えながら何度か繰り返すときれいになります。

Q.キャンドルを使いたいのですが、いつ使えばいいか迷います。おすすめの使い方はありますか?

(366 CANDLESさん)
キャンドルがあるだけで、その空間がとっても豊かになるので、お誕生日やクリスマスなどの特別な時の演出だけでなく、日常的なシーンでも使って頂けると嬉しいです。
空間の全てをキャンドルにするより、電気を1つ消して、その代わりにキャンドルをプラスすると暮らしの中でも使いやすいと思います。

私自身は、お風呂に入る時、映画を家で見る時などのリラックスしたい時と、友人とホームパーティーをする時など、ちょっと非日常な空間にしたい時に使うことが多いです。屋外でキャンプをする時などにも大きめのキャンドルを持っていきます。外で使う時は、アルミホイルなどもキャンドルトレイ代わりになります。

柔らかなキャンドルの灯りで、豊かな毎日を。

火を使うキャンドルは、なんとなく敷居が高く感じられるかもしれませんが、基本的な使い方を押さえれば安全に癒やしの明かりを楽しむことができるんです。いきなり大きなキャンドルが心配な場合は、気軽に使えるティーライトキャンドルなどを試すのがおすすめだそう。一息つく時間にキャンドルを灯せば、癒やしの時間をもっと豊かにしてくれるはずです。

366 CANDLESさん プロフィール
1年 366日 毎日が誰かの特別な日。
「ありがとう」を伝えるための「日付」のオーダーメイドキャンドルを中心に、数字や文字、星座、月の満ち欠け、時間など、性別や国籍、年齢などに関係なく「全てのものに平等に存在するもの」をテーマにしキャンドルを制作しています。

https://www.creema.jp/c/366CANDLES
366 CANDLESさんの作品一覧はこちら
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