欲しい家具はどうオーダーすべき？家具作家に教わる、オーダーメイド家具の注文のしかた

こんにちは。クリーマの宮崎です。

新年に入り、お部屋の片付けや模様替え、新生活への準備で、新しい家具を探している方も多いのではないでしょうか？

先日公開した作り手インタビュー記事「家具作家・Workscreatorさん - 99%断らない家具づくり」は、多くの方にご覧いただき、ありがとうございました。

ユーザーの方から、「家具のオーダーって難しくないんですね！」「ネットで家具を買うことを、身近に感じました」というお声をいただきました。

そこで今回は、「家具をオーダーメイドするには？」というユーザー視点での記事をお届けします。

さまざまなオーダー家具製作を経験されてきた家具作家のWorkscreatorさんに、家具をオーダーメイドするために必要なことを教えていただきました！

ライフスタイルにこだわっている方や、インテリアがお好きな方に向いていると思いますね。欲しいデザイン、素材、サイズで作れますので。「このスペースぴったりにしたい」という要望を叶えられるので、キッチリ派の方に喜んでいただけると思います。

また、一緒に形にしていく感覚があるので、ものづくりがお好きな方は、作っていく過程も楽しまれていますね！

最初に、大まかなサイズと、何に使うかの情報をいただきます。

そこからスタートし、こちらから具体的なご要望をお聞きして、図を見ながらすり合せをします。そして、より良いアイディアなどをご提案しながら、進めて行きます。

もちろん、家具作家さんによっても違いますが、私はこのようなスタイルです。

ご希望とされている家具に近い家具の画像をいただけると良いですね。また、可能でしたら、ご自宅のインテリアや、その家具を設置する予定のお部屋の画像があると、より具体的にイメージすることができます。

例えば、「モダンな家具」というご要望をいただく場合、「モダン」にもさまざまなモダンがありますので、文字だけではなく画像があると、お互いのイメージがうまく共有できますね。

思い通りの家具をオーダーできれば、日々の暮らしを快適に送ることができると思います。

収納家具であれば、希望通りにキレイに収納できますし、テーブルや椅子であれば、座って食事や書き物をした時に、快適さを感じることができます。

何より、自分のイメージを形にした家具なので、見たり触れることでも、良い気分になりますよ。

木のお箸、椅子やベンチ、テーブル、タンス、食器棚、TVキャビネットなど、さまざまな家具を制作してきました。

珍しい家具では、このようなものがありました。

「和室の鴨居に引っ掛けて設置した飾り棚」・・・壁に穴が開けられないというご事情でした。

「チャイルドゲート」・・・市販のものではサイズが合わないということで、オーダーをいただきました。

「野外で使う郵便ポスト」・・・宅配ボックス並の大きなものが売っていないということで、そのサイズで制作しました。

「カフェテーブルに変身する手引きのキャリア」・・・イベントでコーヒーを出すために、持ち運びが便利なものが欲しいというご要望でした。

皆さまが特に気になるのは、金額ではないでしょうか？

「オーダーメイドは高くつく、何倍も値段がかかる」というイメージを持たれている方もいらっしゃいますが、実際はそうではないことが多いです。

これは私の場合になりますが、オーダーメイドだからと言って、よほどのことがない限り、オーダー手数料のような料金をいただくことはありません。

これは、家具作家さんの制作の仕方によっても異なりますので、まずは気軽に問い合わせてみていただきたいなと思います。

まずは、自分の良いと思う家具を買って使ってみることからだと思います。

そこから、良いところや悪いところ、自分の好みが見えてきます。家具ですから、もちろん買い替えるタイミングもあるかと思いますが、そこでの発見をふまえて気に入る家具を探して使ってみる。この繰り返しかもしれません。

私自身も以前は、「オーダーメイドの家具は難しいのでは？」というイメージがありましたら、実際にクリーマで購入し、実際に使ってみて、クリーマ上のやりとりから使用感まで、全てが快適なことに驚きました。

これから家具を探したいという方は、オーダーメイドができる家具をまとめたこちらの記事「あなたの暮らしぴったりに。オーダーメイドできる木の家具」も、ぜひご覧下さい！