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春を告げる花、ミモザの花言葉は? 3月8日「ミモザの日」の由来や贈る意味

明るい黄色が鮮やかに春を告げる、ミモザ。小さなポンポンが集まったように咲く姿が可愛らしく、元気をくれる花です。
そんなミモザの代表的な花言葉は「感謝」。ミモザは、3月8日の「ミモザの日」(国際女性デー)で女性に贈られる、シンボリックな花でもあり、別れや出会いの季節である春に贈る花としてぴったりのお花です。
この記事では、ミモザの花言葉「感謝」のほか、国ごとに異なるミモザの花言葉やその由来について、また「ミモザの日」の由来や歴史についても詳しくご紹介します。
最近では日本でも「ミモザの日」に合わせて、ミモザを贈る人が増えています。この記事を読んで、誰かに感謝を伝えるミモザを贈ろうかな、そんなふうに思うきっかけになれば嬉しいです。
目次
● ミモザってどんな花?
● 国ごとに異なるミモザの花言葉
− 本場イタリアのミモザの花言葉は「感謝」
− 日本のミモザの花言葉「優雅」「友情」
− フランスのミモザの花言葉「感受性」「思いやり」
● 花の色ごとに異なるミモザの花言葉
− 黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」
− オレンジ色のミモザの花言葉は「エレガント」「上品」
− 白色のミモザの花言葉は「頼られる人」「死に勝る愛情」
● 感謝を伝えるならこの日。3月8日「ミモザの日(国際女性デー)」とは?
● ミモザをもらったら? ミモザのお手入れと飾り方
● お部屋に春を呼び込む。Creemaでみつけたミモザのおすすめ作品15選
● 春に人気のミモザ。感謝を贈るなら「ミモザの日」にミモザを贈ろう
ミモザってどんな花?
ミモザと聞いて思い浮かぶのが、鮮やかな黄色い花。ポンポンのような小さく丸い花が集まって咲くのが特徴です。成長が早く、5メートルを超える木に育ち、花の時期には木の枝全体が黄色い雲やわた菓子のようにふんわりと見えます。花はドライにしてもきれいな黄色が残るので、リースやスワッグ、ドライフラワーなどインテリアにも人気なんです。
国ごとに異なるミモザの花言葉
本場イタリアのミモザの花言葉は「感謝」
3月8日の「ミモザの日」の発祥地としても知られるイタリアでのミモザの花言葉は「感謝」。イタリアでは、ミモザは女性に感謝を伝えるための花として贈られます。
日本のミモザの花言葉「優雅」「友情」
小さな黄色の丸いお花がたくさん寄り集まって、ゆらゆら風に吹かれながら咲いている様子が愛らしいミモザ。その様子から、ここ日本ではミモザに対して「優雅」、「友情」という花言葉も存在します。
イタリアでは男性から女性に贈ることが多いようですが、その親しみやすく可愛らしい見た目から、普段から仲良くしている友人にプレンゼントするのにもおすすめです。
フランスのミモザの花言葉「感受性」「思いやり」
フランスでのミモザの花言葉は「感受性」「思いやり」。
フランスでは、ミモザの形に似たピンク色のオジギソウのこともミモザと呼ぶそうです。そのオジギソウは、指でほんの少し触れるだけですぐに葉を閉じます。
その繊細は特徴が由来して「感受性」、「思いやり」という花言葉がミモザにはついているのだそうです。
花の色ごとに異なるミモザの花言葉
黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」
黄色のミモザは「秘密の恋」という花言葉ももちます。
こちらはアメリカ先住民ネイティブインディアンの告白の習慣が由来になっているんだそう。愛の気持ちを内に秘めた若い男女がミモザの花を差し出してその気持ちを伝えたのだそうです。
オレンジ色のミモザの花言葉は「エレガント」「上品」
ひときわ目を引くオレンジ色のミモザの花言葉は、「エレガント」「上品」。ふさふさした花を揺らしながら咲き誇る様子がいっそう目立つオレンジのミモザならではの花言葉です。
ポンポンと可愛らしい黄色のミモザと比べても、存在感があってしとやかな雰囲気。そんな特徴からついた花言葉です。
白色のミモザの花言葉は「頼られる人」「死に勝る愛情」
ちょっと怖い? そんなミモザの花言葉も白色のミモザにはあります。白色のミモザはのミモザの花言葉は「頼られる人」のほかに、「死に勝る愛情」とも。
じつはミモザはマメ科の植物。その木に成る実は正確には豆で、その実には毒があるそうです。また、腐りにくく丈夫なミモザ自体の特徴からついた花言葉なのだとか。
感謝を伝えるならこの日。3月8日「ミモザの日(国際女性デー)」とは?
ミモザといえば、3月8日に女性に感謝を伝えるイタリアの記念日「Festa della Donna(=女性の日)」別名「ミモザの日」「国際女性デー」としても知られます。
この「国際女性デー」に類する女性のための日は世界各国にありますが、贈られる花がミモザと決まっているのはイタリアだけ。これは、大戦後初めて迎える1946年の女性の日、イタリアの女性連合によって提唱されました。
最初はすみれの花が候補に挙げられていましたが、高価なすみれに対し、ミモザはイタリアに自生する身近な花で、これならば貧富の差に関係なく誰でも身近な女性に感謝の意を表すことができる、とミモザに決まったのだそう。
3月8日は街中の花屋にミモザがあふれ、街を歩く人々の手にはミモザが。イタリアでは日常のちょっとしたときにも花を贈る習慣が根付いていて、街のいたるところに花屋があります。
夫から妻へ、息子から母へだけでなく、同僚の女性に、常連のお客さんに、更には女性同士でも。ミモザを贈り合うのだそう。もらったミモザは、胸につけたり壁に吊るしたりして大切に飾ります。
花をもらう機会が多いイタリアの女性たちにとっても、ミモザはちょっと特別な花なのかもしれません。
ミモザをもらったら? ミモザのお手入れと飾り方
ミモザは木に咲く花で、お花屋さんでも枝で売られていることが多いです。
花器の高さに合わせて枝を切り、水に浸かる部分の葉と花はすべて落とします。枝は固く普通のハサミでは切りづらいので、園芸用のハサミやナイフを使うと切りやすいですよ。
ドライになってもきれいな黄色が残るので、長く楽しめます。
お部屋に春を呼び込む。Creemaでみつけたミモザのおすすめ作品15選
黄色が元気にしてくれるミモザを、ステンドグラスのライトにした作品。黄色のガラスは、もともとグラデーションがある板ガラスから切り出していて一つひとつ表情が異なるのもポイントです。
ミモザの周りには、お日さまを浴びるようにキラキラ輝く透明ガラスが配置され、明かりをつけていないときも見て楽しめそう。
代表的な春の花、桜の花びらとミモザの花を一緒に刺繍した、春らしさ満開のがま口ポーチ。がま口は二つ折りのお札、カードがきれいに納まり、コインケース部分も取り出し安い深さになっています。
新生活を始める人への贈りものにも◎
こちらは、シャーレの蓋を開くと優しく甘いのミモザの香りがふわりと広がるアロマディフューザー。明るい気分になる黄色のミモザの穂と繊細な葉を添え、ミモザの香りを加えたアイテムです。
普段は蓋を閉じておいて、リラックスタイムや来客時などの香りが欲しいときに蓋を開くと、春らしい甘い香りがふわりと周囲に広がります。
水彩画家・miyaco hyperさんが描く水彩画のミモザの絵をオリジナル生地にし、日傘に仕立てた作品。
持っているだけで気分があがるような特別な一本。オフシーズンも日傘を保護できる、日傘袋付きです。
ミモザの可愛らしさとパッと目を引く色合いを、和装にも取り入れてみては? こちらはミモザが刺繍された半襟。
ふわふわとした立体感を、2色の刺繍で表現しています。純白色のちりめん生地が見えることで、程よくすっきりした印象も与えます。春らしい色や柄の着物とぜひ合わせて。
小さなミモザの花やかすみ草、ユーカリが細かくびっしりと描かれたリース絵のポスターは、ISHI mikiさんの作品。
リースだとミモザの花がこぼれたり、ペットが食べたり壊したりするのが心配、そんな方はこんな絵画やポスターでリースをお部屋に飾ってみるのもおすすめです。
春生まれの赤ちゃんへの誕生祝いにもぴったりな、シルク生地にミモザを刺繍したベビーシューズ。ミモザの花がモコモコとしていてとても可愛らしいので、大きくなったあとも飾って思い出にできそう。
ヨーロッパではベビーシューズを玄関に飾ると幸運が訪れるという言い伝えもあるそうですよ。
天然精油の香りにこだわって、現役アロマセラピストがつくった本格アロマディフューザー。人気の高いミモザの花をメインに、春らしいさわやかな色味でまとめています。
香りはハーブ系、フローラル系、シトラス系、ウッディ系の4タイプから選べます。
曲線が美しい花器に、ぽんぽんと可愛いミモザを生けたSEASONさんの作品。
花器の中にはリアルな人工水(マジックウォーター)が入っていて、水替えは不要でお手入れも簡単なのに、生き生きとした雰囲気があります。「お部屋に花を飾りたいけど、お手入れが不安」という方にもおすすめの作品です。
可憐な黄色のミモザに、パープルカラーのアメジストセージ、植物のグリーンを組み合わせることで、春らしい鮮やかな色彩に仕上がったmillemercis(ミルメルシー)さんのハーバリウム。
アンティーク調のガラス瓶の中に、春を美しいまま閉じ込めたかのようです。光が透き通るといろいろな表情を魅せてくれるので、窓際に飾っても美しい作品。
ソフトサテンという光沢のある生地にミモザのイラストがプリントされたポンチセさんのストール。ほどよい厚みがあるので、気温の寒暖差が大きい春に活躍します。
くるくるっと巻いたときに表れるミモザの花と葉のイエローとグリーンが春らしいアクセントに。さまざまな用途として使えるストールは贈りものとしても喜ばれます。
オリジナルのモール糸でミモザのふわっとした質感が表現できる、Art Fiber Endoさんのミモザ刺繍キット。
制作に必要なものが全てセットになっているので、刺繍初心者の人でも始められます。
「春の、ほわっと軽やかな空気を、窓際から呼び込む」そんなイメージで作られたStudio Glass-Ivyさんのサンキャッチャー。
光に揺られきらめく異なる色と質感のガラスが、さまざまな表情で見る人の心を奪います。
yururiさんのミモザの刺繍のスマホケースは、その立体感が本物さながらで思わず「かわいい!」と触りたくなってしまいます。手触りがよく滑り止めにもなるのもポイント。
色展開も豊富なので、プレゼントやお揃いにして使う人に合わせて選ぶのも楽しい作品です。
春にぴったりな素材やデザインのバッグを新調したいと思っている方にぴったりなSomei et Miaiさんの作品。
最高級のフレンチリネン素材を使い、ミモザの花がハンドペイントで描かれています。中布にはさわやかな抜け感を演出するギンガムチェックの生地をセレクト。持ち手はダークカラーのサテンロープでシックな雰囲気にまとまりました。シンプルかつ、間口が大きく広がり使いやすく機能的です。
春に人気のミモザ。感謝を贈るなら「ミモザの日」にミモザを贈ろう
華やかな黄色が春を思わせ、明るい気持ちにさせてくれるミモザ。「感謝」という花言葉からも由来するとおり、日頃の感謝の気持ちを込めて身近な人にミモザの花を贈りませんか。
Creemaではドライフラワーのミモザでできたリースやスワッグなど、プレゼントやギフトにもぴったりな作品や、その可愛らしさをずっと楽しめるアーティフィシャルのミモザもたくさん。ぜひお気に入りのミモザをみつけて、この春はミモザで一足早いぽかぽかな春を感じてみてください。