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意味を知ってもっと楽しむ。北欧フィンランド生まれの"光のモビール"、ヒンメリの魅力

こんにちは。クリーマ編集部の庄司です。

 

北欧フィンランドの伝統的なモビール「ヒンメリ」をご存知ですか? 麦藁のナチュラルな素材感と幾何学模様のシャープさが独特なバランスで、日本でも近年おしゃれなインテリアアイテムとしてじわじわと人気が高まってきています。

 

そんなヒンメリ、実は飾るためだけのインテリアではなく、大切な意味が込められたモビールでもあるんです。今回は、ヒンメリが持つ意味や込められたストーリーに目を向け、ヒンメリの魅力に迫ります。

気になるヒンメリの作り方や、編集部おすすめ・クリエイターこだわりのヒンメリ作品、自分で簡単にヒンメリ作りに挑戦できる作り方付きキットや材料も一緒にご紹介しますので、ぜひヒンメリの魅力を知って、お部屋のインテリアに取り入れてみてください。

そもそもヒンメリとは? 太陽に祈りを捧げる光のモビール「ヒンメリ」に込められた意味

ヒンメリ(himmeli)とは、乾燥した麦藁を糸でつないで作る北欧の国・フィンランド伝統の飾りで、別名「光のモビール」とも呼ばれています。ナチュラルな麦藁の素材感から「光」はイメージしにくいかもしれませんが、なぜ「光のモビール」なのでしょうか?

太陽がないフィンランドの冬

日本に住む私たちにはちょっと想像できませんが、高緯度にあるフィンランドの冬は、ほとんど太陽が顔を出しません。フィンランドの首都であるヘルシンキでも、冬は太陽が昇るのは朝10時頃。夕方には太陽が沈んでしまいます。さらにフィンランド北方では、1日中まったく太陽が昇らない「極夜」と呼ばれる時期が2ヶ月も続く地域も。

 

これほど太陽の光が貴重なフィンランドでは、昼の時間が一番短い日であり、その日から春に向けて昼の時間が長くなる日でもある冬至を「太陽が生まれる日」として盛大にお祝いしてきました。そしてこの冬至祭の慣習が、今では12月のお祭り・クリスマスのルーツとして今でも北欧で残っています。11月にもなると、フィンランドのあちらこちらのお店で、クリスマス用の飾りと一緒にヒンメリが吊るされ始めます。

暗い冬に希望をもたらす、光と幸福のモチーフ・ヒンメリ

長い冬を越えるフィンランドの人々にとって、ヒンメリは太陽とのつながりを感じられる光のモビール。太陽と豊穣のシンボルである麦藁を使ってつくる幸運のモビールとして、冬の時期以外にも日頃から食卓やゆりかごの上などに吊るし、幸福を願うためにも飾られるそうです。

基本的なヒンメリの材料と作り方

ヒンメリに使われる材料は、ライ麦の藁とそれをつなぐ糸だけで、とてもシンプル。基本の形は、12本の藁に一本の糸でひと筆書きするように通して作る、正八面体です。

藁の長さで八面体の形を変えたり、八面体を組み合わせたりすることで、さまざまな形のヒンメリを作ることができます。

装飾が少なく、幾何学模様の組み合わせでデザインされることが多いヒンメリですが、クリスマスに飾るものには赤いタッセルがつけられたり、伝統的な結婚式に飾るヒンメリには、鏡や紙の装飾が華やかに施されていたりするそうです。

ナチュラルな素材感を楽しむ、麦藁のヒンメリ作品

藁を使ったヒンメリは、インテリアによく馴染むナチュラルな質感が魅力です。麦藁を組んでいるのでとても軽く、窓から入る微かな風でゆったりと回る様子が楽しめます。

ヒンメリ 星の響

麦わらで組んだ六芒星に、赤い木製ビーズがアクセントのRicolaさんのヒンメリは、3つの星の中に三角形や六角形などいろんな形を見つけ出すことができ、幾何学模様の魅力を感じます。奥行きが薄いデザインで、窓辺や壁際に飾りやすそうです。

小さなヒンメリ(sodas)

ヒンメリを天井から吊るすのは難しい、というお家にも飾りやすいのが、Forest Chimneyさんのスタンド式のヒンメリです。リトアニアの「ソダス」という家庭円満のお守りをヒントにしたこちらのデザインは、結婚祝いのプレゼントにも素敵。テーブルや棚の上に気軽に置けて、身近にヒンメリの存在を感じることができます。

麦藁以外の素材でも。クリエイターオリジナルの個性派ヒンメリ

フィンランドと気候が異なり湿度が高い日本では、麦わらのヒンメリをちゃんと飾れるか心配、という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には、真鍮やプラスチックなどいろいろな素材で作ったヒンメリがおすすめです。

北欧インテリア♢真鍮製ヒンメリ 光のモビール♢orange

真鍮で組んだヒンメリに、動きを感じるドライフラワーを組み合わせた@アウリンコさんのモビール。真鍮は時間が経つと輝きが穏やかになり磨けばまたきれいに光るので、自分好みの雰囲気を見つけるのも楽しい素材です。サイズが小さいタイプ4連タイプなど、組み合わせて飾ると空間に広がりが生まれそう。

北欧インテリア「真鍮製の1年中飾れるヒンメリ リース L ( 直径33cm)お花付き」【受注制作】

brass_himmeliさんのヒンメリリースは、直径2mmの細い真鍮を使った華奢な印象が魅力。壁にかけられるリースの形は、天井から吊るすのが難しいお部屋にもぴったりです。あしらわれたお花は飾っておくとドライフラワーになる花材なので、真鍮と一緒にアンティークな色合いになっていく変化も楽しめます。

透明な輝きが美しいガラスのストローで作られたhibiki no mobileさんのヒンメリ。窓辺に吊るすとガラスの質感がより一層際立ちます。夏は涼やかに、冬は光の暖かさを感じさせてくれる、日本の四季を通して楽しめそうなヒンメリです。

作ってみたいあなたに。ヒンメリキットで手作りにチャレンジ

簡単な形であれば特別な道具もいらず、お家で作ることができるヒンメリ。初めて作る方におすすめのキットや、オリジナルのヒンメリを作りたい!という方には麦わら素材をご紹介します。ヒンメリを自分の手で作れば、自然への感謝やフィンランドの人々の心をより感じられるかもしれません。

ヒンメリ キット - No.2 QUARTZ -

Yulan HIMMELIさんのキットでは、基本の八面体をベースにしたヒンメリサンキャッチャーを作れます。初心者の方でも作りやすいよう考えられたオリジナルキットなので、初めてヒンメリ作りにチャレンジする方も安心。藁に糸を通すための針もついているので、届いたらすぐ作り始められます。

【無着色、無漂白】麦わら

自分でオリジナルデザインのヒンメリに挑戦してみたい!という方には、麦わら素材もあります。T&Mさんの麦わらは、無着色、無漂白でわらの持つ質感を味わえます。キットで基本的な作り方を学んだら、自由にヒンメリ作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

幸せを呼ぶヒンメリを、飾って作って楽しんで。

単なる飾りではなく幸せを願う光のモビール、ヒンメリ。風で回るヒンメリを眺めたり、黙々と手を動かしてヒンメリを作ったりする時間は、ゆったりとした気持ちにさせてくれるはずです。慌ただしい一日のうちにほんの少しかもしれませんが、心穏やかに過ごす時間は幸せを感じさせてくれそう。

ゆったりした時間を過ごしたい方、お部屋にヒンメリを取り入れてみませんか?

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