手袋に慣れていない人にもおすすめ、 手元ぽかぽか「ハンドウォーマー」タイプ別13選

こんにちは、クリーマの竹中です。

肌寒くなってきて、冬に向けて防寒を意識し始めるこの季節。冬支度はもうお済みですか？ほっこり温かいマフラーやスヌード、レッグウォーマーなど様々な防寒アイテムがある中、今回は最近特にホットな「ハンドウォーマー」に注目してみたいと思います。

一般的な手袋は指先までしっかりカバーしてくれて防寒には優れていますが、財布からお金を取り出すときや本のページをめくるときなど、布越しだとどうしても手間取ってしまいますよね。生活スタイルによっては、付けたり取ったりを繰り返すのは大変という方も。

そんな方にもおすすめな「ハンドウォーマー」のメリットや魅力とともに、Creemaで見つかるおすすめの手編み・手作りハンドウォーマーをご紹介します。

ハンドウォーマーとは、いわゆる「指なし手袋」のこと。指先部分をなくしたミトンのような構造になっていて、「ハーフミトン」と呼ばれることもあります。

実は私自身も何年か前からハンドウォーマーユーザー。その感想も踏まえて、ハンドウォーマーの魅力をまとめてみました。

手袋に慣れていない人が感じる「あるある」を解消してくれるのが、ハンドウォーマーの嬉しいポイント。最近では着用したままスマホ操作ができる手袋も販売されるようになりましたが、なかなか素手同様とまではいきません。

もちろん防寒性においては指つきの手袋に劣るため、指先までしっかりと温めたい方は手袋やミトンを、「手元や手首を温めたいけど、指先がもたつくのは嫌！」という方はぜひハンドウォーマーを一度試してみてくださいね。

まずは定番のシンプルなハンドウォーマーからご紹介します。ベーシックなものは飽きがこないのはもちろん、どんな洋服とも相性が良いのでコーディネートも楽ちんです。

デスクでハンドウォーマーをつけたい方にとっても、パソコンでの作業中は常に手元が視界に入るため、シンプルなものの方が向いているかもしれませんね。

Lankaさんの手掛けるニット作品は、どれも年齢や性別を問わず楽しめるシンプルなデザインが嬉しいものばかり。こちらのハンドウォーマーも、ナチュラルグレージュで様々なコーデに合う色合いが嬉しいですね。
ベーシック感もありつつ、アイルランドの伝統的な「アラン模様」が編み込まれていたり、アルパカが含まれたウールを使っているためほんのり光沢感があったりと、細やかなこだわりが感じられる作品です。

子どもの頃から編み物・縫い物が大好きだったというしろいくもさんが手掛けるハンドウォーマーは、原毛に近いメリノウール（メリノ種という羊の毛から取られた天然素材）の手触りを楽しめる一品。糸が細めなのでもたつかず、何かの作業時に付けていても邪魔になりにくいボリューム感が嬉しいですね。

オーガニックコットンの日用品を制作するCOCOCOCOさんのハンドウォーマーは、表地は淡いグレーのスウェットガーゼ生地、裏地はオーガニックコットン100％の起毛布で作られた作品。シンプルで軽いため、普段使いにぴったりです。

女性らしさを引き立てるニットアイテムを手掛けるnico's CATULUSさんのハンドウォーマーは、主張しすぎないパステルカラーが可愛らしく手元を彩ってくれます。防縮加工が施された、洗っても縮みにくいウールで編まれているのもポイントです。

alinさんが届けるネパール産ウール100%のハンドウォーマーは、リブ編みのフィット感が嬉しい作り。マスタード色のラインがアクセントになってくれます。

シンプルも可愛いけど、もう少し遊び心が欲しい！という方には、柄ものタイプがおすすめ。季節感を楽しめる模様が編み込まれたデザインや、明るい色味で心もほっこり温まります。

アウターの袖から覗く柄ものハンドウォーマーが、コーディネートのアクセントにもなってくれそう。

深みのあるグリーン、赤、ベージュの配色が楽しいGiririrA kaoさんのハンドウォーマーは、レトロ感のある小花模様と手首部分の木の模様がおしゃれなアイテム。きっと、暗めの色味が多くなりがちな冬のコーデの、素敵なアクセントになってくれるでしょう。

Bear'sさんのハンドウォーマーは、ビーズをひとつひとつ編み込んでいく「ビーズニッティング」という手法で作られています。図案から立ち上げて、編み始める前にすべてのビーズを毛糸に通し、一個一個指先で繰り出しながら編みこんでいくという、手間とこだわりが詰まった作品。オフホワイトのビーズがジュエリーのようで、おめかしコーデにもマッチするデザインですね。

北欧風の連続ダイヤ模様が魅力的な、Somme Lumineuxさんのハンドウォーマー。模様編みは2色の糸を使って編むため、糸が二重になって温かさも倍になるのだとか。しっかり保温と差し色カラーで、冬を元気に過ごせるアイテムです。

ミドリのたね♩さんのハンドウォーマーは、ノルディック柄の代表格でもある「もみの木」が全体に編み込まれたデザイン。アースカラーでナチュラルな雰囲気に仕上がっていて、ウール100%で防寒性も◎。ミトンのように丸みのあるシルエットも可愛らしいですね。

8歳からかぎ針編みを始めたというkoiokaさんの手掛けるハンドウォーマーは、オレンジ系の配色で気持ちも温まるデザイン。かぎ針の模様編みが色々と織り混ぜられていて、じっくり編目を眺めたくなりますね。手首部分はゴム編みになっているため、きゅっとフィット感があり、しっかりと温かさもあります。

防寒性をもう少し上げたい！という方におすすめなのが、ロングタイプのハンドウォーマー。手首までが収まる長さが一般的ですが、そこからさらに5cm～10cmほど長さのあるハンドウォーマーもあるんです。服の袖とハンドウォーマーとの間に隙間ができないため、すきま風をより確実に防ぐことができます。

TxTさんの手編みハンドウォーマーは、肘の近くまで伸ばせるロングタイプ（長さ31.5cm）。ウール100%でしっかり腕にフィットするため温かく、洋服を選ばないシンプルデザインも嬉しいポイントです。

coucoumouさんのハンドウォーマーは、手の甲に縄編み模様を施しています。モヘアのようなふわふわとした毛糸で作られているため、肌触りもぽかぽか。まっすぐに伸ばしても、手首にくしゅっと寄せてみてもかわいく、色んな付け方を楽しめるアイテムです。

crafami*さんのハンドウォーマーは、ファーのボリューム感がたまらないデザイン。独自の製法で一目一目編んだ自作のエコファーを使っており、親指を含むすべての指がファーに包まれるため、温かさも抜群です。レインボーカラーが全体を明るい印象にしてくれているため、重たくなりすぎないのも嬉しいですね。

身体を温めるという機能面はもちろんのこと、おしゃれアイテムとしても魅力的なハンドウォーマーがCreemaには1,000点以上出品されています。今回はシンプル・柄もの・ロングタイプという3つの特徴に注目して作品をピックアップさせていただきましたが、ぜひ豊富なラインナップをチェックしてみて、自分だけのお気に入りを見つけてくださいね。

冬の寒さに負けないためには、日ごろから身体を冷やさない習慣が大切。去年までコートのポケットに手を入れたり、缶コーヒーやカイロを握りしめて手元の寒さをしのいでいたという方は、今年こそハンドウォーマーデビューをしてみてはいかがでしょうか。