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大切なコートをずっと着るために。自宅でできる簡単お手入れ&洗い方

2019.11.19
大切なコートをずっと着るために。自宅でできる簡単お手入れ&洗い方

こんにちは、クリーマ編集部の森永です。

いよいよコートの手放せない気温になってきました。Creemaでもコートやアウターの素敵な新作がぞくぞく出品されています。

私は先日、クローゼットにしまいっぱなしのコートを久々に出したところ、なんとなく湿っぽくなっており、非常にげんなりしていたところです。(原因はのちほど解説)

「こんなとき、自宅での簡単なお手入れ方法を知っていれば……!」

今回は、特別な技術や時間を使わずに、お気に入りのコートを美しく保つお手入れ&保管方法について解説します。

 

お手入れ方法の後には、ありそうでなかった実用的でお洒落なハンガーラックと、今年(私が)欲しいおすすめコートをご紹介します。

正しく保管することがコートの寿命を変えると言っても過言ではないので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【目次】

1.実はほこりを取るだけじゃない、ブラッシングの効果

 - 洋服ブラシの選び方

 - 簡単ブラッシングの手順

2.シワとにおいを防ぐ保管方法&注意ポイント

3.自宅でできる!簡単お洗濯で丸洗い

4.Creemaで見つけるコートの休憩所【ハンガーラック】

5.今すぐほしい!Creemaで人気のコート

実はほこりを取るだけじゃない、ブラッシングの効果

コートについたほこりや髪の毛、ニットの繊維。手ではらってもなかなか取れないから、急いでる朝には困りものです。

 

粘着テープで表面のほこりを取る方も多いと思いますが、実はそれだけでは不十分。洋服ブラシでちょっとブラッシングしてあげると、ほこりが取れるだけではなく、繊維の間にふっくらと空気が入るため、服のシルエットが保たれやすく、型崩れ防止にもなるんです! ついでに生地の繊維も整えられるので、毛玉もできにくくなります。

すぐに目に見える効果が出るわけではありませんが、メンテナンスは続けることが大切。お手入れの有無が、数年後のコートの美しさに大きな差をつけます。

洋服ブラシの選び方

ブラッシングの前にまず直面する難題が、洋服ブラシの正しい選び方。今はプラスチック製で安価なものもたくさん売られていますが、せっかくお手入れ用に手に入れるのなら、しなやかで生地を傷めにくく、静電気も起きづらい獣毛ブラシ(馬毛・豚毛)をおすすめします。

洋服用の獣毛ブラシは、主に豚毛と馬毛の2種類に分けられます。また豚毛には、毛が固くコシのある黒豚毛と、よりやわらかい毛質の白豚毛とがあります。

 

上記の表にあるように、ウールなど厚手素材のコートには固めのブラシが、カシミヤなど繊細な素材が使われたコートにはやわらかい馬毛ブラシが使いやすいです。

素材別にブラシを売っている専門店もありますが、ある程度はブラッシングする際の力の入れ加減で対応できますので、まず最初に1つ買うとしたら、デリケート素材にも使える馬毛ブラシがおすすめです。

 

また上記の素材を使ったコートでも、今年流行りのボアを使ったコートは、ブラッシングするとふわふわの触り心地が損なわれることもあるので注意が必要です。ボアなどの起毛素材の表面のほこりが気になったときは、ぬるま湯に浸して固く絞ったタオルで優しく拭き、乾いたタオルで押さえて水分を吸い取った後、通気性のいい場所でしっかりと乾かしましょう。

簡単ブラッシングの手順

どの素材も、基本的なブラッシングの手順は一緒。力を入れ過ぎないよう注意して、下記の流れでブラッシングをしてみましょう。

1.コートをハンガーにかけてブラッシングの準備!
 ※型崩れ防止のため、着用時に近いシルエットになる、肩に厚みのあるハンガーがおすすめ



2.ブラシの面をコートに垂直に当てる。最初の1回は、毛の流れとは逆方向に、ブラシの面を軽く滑らしブラッシング。繊維の奥のほこりを浮かせます


3.今度は毛の流れに沿って肩、胸、背中の全体を上から下へブラッシング。こするのではなく、軽く払うように動かすことを意識します



4.襟や襟の裏側、腕など、細部をブラッシング。手首を小刻みに動かし、丁寧に細かくブラッシングする
 ※汚れやすい腕、裾に最後に取り掛かることで、ほこりが残らず効率的
 ※時間があれば、ポケットの中袋もひっくり返し中のほこりを払いましょう

正しい手順で丁寧にお手入れ。

ただし、ブラッシングの頻度には要注意。「着用のたびにブラシを掛けるのが望ましい」と言われていますが、毎日のように使うヘビロテコートにはその頻度はちょっと多いかも。初心者さんは、3~5回着用したら1回ブラッシング、くらいの感覚で始めましょう。特に繊細なカシミヤ素材は、ブラッシングしすぎないようにご注意くださいね。

シワとにおいを防ぐ保管方法&注意ポイント

ブラッシングが終わったら、次は保管方法についてです。

ブラッシングの有無に関係なく、帰宅後コートを脱ぎ、ハンガーにかけてクローゼットに直行……というのは、実はコートにとってはあまり嬉しくない流れ。(ソファに脱ぎっぱなし……も勿論NG!)

 

外出帰りのコートには、外気や汗など、目には見えない湿気が含まれています。乾かさないまま放っておくと、シミ汚れが定着したり、ひどい時にはカビが増殖してしまったりすることも。下記のポイントに気を付けて、なるべく乾燥させてから保管するようにしましょう。

1.しっかりした厚みのあるハンガーにかける

細い簡易ハンガーだと、ハンガーがコートの重さに負けてしまうのでコートの形を支えきれず、型崩れの原因に。なるべく厚くてしっかりした、コートを掛けたとき着用時と似たシルエットになるようなハンガーを選びましょう。

木製で太いものがおすすめ。

2.クローゼットとは別に、コートを置ける場所を作る

すぐにクローゼットにしまうと、においや湿気がクローゼット内にこもってしまい、他のお洋服にも悪影響。できれば半日~1日は、風通しのいい場所で、ハンガーにかけて湿気を飛ばしましょう。ハンガーラックがあればベストです。

3.クリーニング後のビニールには要注意!

季節の変わり目、クリーニングから帰ってきたコートを「ほこりを防げるから」とビニール袋をかけっぱなしにして保管していませんか?

実は私もそうしていたのですが、ビニールのせいでかえって通気性が悪くなり、湿気がこもってしまうそうです。必ずビニールを外してからしまいましょう!

よかれと思って付けっぱなしにしていたのに……。

自宅でできる!簡単お洗濯で丸洗い

気を付けてたのに、コートをほんの少し汚してしまった……。ちょっとした汚れだったら、クリーニングに出さなくても自宅できれいにできるかもしれません。簡単な手洗いの方法をご紹介します。

 

※下記で紹介する手順は、ウール・カシミヤ・化学繊維に共通の基本の洗い方です。素材に関係なく、洗う前に手洗いが可能かどうか、衣類の洗濯表示を必ずご確認ください

※洗う前に下記の手順で「色落ちチェック」をすれば安心。万が一色移りするようなら、自宅では手洗いせずクリーニングへ出しましょう

★色落ちチェック方法

手洗いに使用する中性洗剤の原液を、ティッシュに少量含ませて、コートの裏側などの目立たない場所に当て、5分ほど放置。

5分後、色移りしているかどうかをチェックします。

手洗いの手順

1.浴槽に、コートがちょうど沈むくらい(10cm程度)のぬるま湯(30℃未満)を張る
 ※30℃以上のお湯は、ウールが縮む要因になるので注意!

2.おしゃれ着用の中性洗剤を、通常の1回分の使用量の半分を目安に、ぬるま湯に溶かす

3.浴槽にゆっくりコートを沈める。水中で軽くゆすり洗いをしたあと、力を込めずに押し洗いをする
 ※ウールは洗う際に型崩れしやすいので、ゆすり洗いだけでOK

4.ぬるま湯をきれいな水に入れ替え、優しくすすぐ。洗剤が残らないよう、2,3回繰り返す

5.コートの形を崩さないように浴槽のフチにかけ、30分ほど放置して水気をとる
 ※カシミヤであれば、ネットに入れて30秒ほど洗濯機で脱水してもよい

6.大きなバスタオルにはさみ、軽く押しながら手で脱水する
 ※強く押すと生地が伸びてしまうので注意!

7.形を整え、日陰で平干しで乾かす。バスタオルの上に置き、半日経ったら上下を返して干すと、乾きやすくなります

「これだけで汚れが落ちるの?」と思う方もいるかもしれませんが、表面の皮脂汚れやほこりが落ちるだけでも、十分印象は変わります。また、乾かしている間はもちろん着用できないので、その期間はコートを休ませることになります。

 

定期的に休みが必要なのは、コートも人間も同じ。日々防寒のため・お洒落のために活躍してくれているお気に入りのコートこそ、たまにはお手入れして、しっかり休ませてあげましょう。

Creemaで見つけるコートの休憩所【ハンガーラック】

コートを乾かす休憩所の、ハンガーラック。お持ちの方は意外と少ないかもしれません。

広いスペースが無くてもしっかりコートを掛けられるお洒落な作品が、実はCreemaにはたくさん出品されています。この機会に、お部屋にぴったりの作品を気軽に見つけてみてください。

ミニマリストのハンガーラック(L)

ハンドメイド家具を手掛けるautumnartworkさんのハンガーラックは、なんと、壁に立てかけるだけでどこでもすぐに使えます。スペースを取らず、動かしやすいので掃除も楽々です。アイアン製でタフだから、厚手のコートにマフラー、かばんまで掛けられる頼もしさ。

折りたたみハンガーラック / コートハンガー 楢(ナラ・オーク)無垢材

香川で、神社仏閣に関するお仕事をされている暮らしの道具製作処 鈴木権之助商店さんの人気の作品。永く使えるよう、上質で重厚な楢(=オーク)の無垢材を使用しており、お部屋の雰囲気がぐっと引き締まります。使わないときには折りたたんで簡単に収納できるのも嬉しいポイント。

ポップな壁掛けハンガーフック コートフック (type D) / 国産ヒノキ

もし壁にフックを取り付けられるお家だったら、talk forestさんのハンガーフックもおすすめ。場所を取らない上に、ヒノキの風合いとポップな色のペイントがお部屋のさりげないアクセントに。フックは倒してしまう心配がないので、小さなお子様がいるご家庭にも向いているかもしれません。

数量限定 MH4 ハンガーラック アイアン インダストリアル 古材 ディスプレイラック シンプル アイアン家具

収納力も魅力な、51WORKSさんの作品。雰囲気のある木材とアイアンの組み合わせがシックでお洒落。上下の板部分を活用して、写真のように靴を置くこともできますし、意外と置き場所に困る洋服ブラシを置いておけば、すぐにお手入れができます。

【手作り一点もの】自立するコンパクトな姿見ミラー・ハンガーラック

岡山・倉敷の"ほんとうにいいもの"を届ける美観堂さんの姿見ミラーは、ハンガーラックとしても使用できます。奥行45cmとコンパクトなサイズながら、鏡の後ろの部分に3,4着かけられる便利さ。お出かけ前、コートを羽織るのと同時に身だしなみチェックもできますね。

アイアンハンガーラック

インテリアとしても映えそうなシンプルで美しいシルエットの、tenantさんのハンガーラック。すっきり細めのアイアンです。お気に入りのコートやかばん、植物など、掛けるものを変えれば印象も変わるので、どんなお部屋にも馴染みそうです。

今すぐほしい!Creemaで人気のコート

今年もCreemaにはコート・アウターの新作がそろっています。たくさんあって目移りしそうになりますが、人気作品の中から、今すぐ(私が)ほしいおすすめ作品をご紹介します!

【冬支度・送料無料再販】ウールカシミヤ Aライン リバーシブルコート(ブラウン系)

AZ-U ELEGANCEさんのAラインコートは、カシミヤ入りの生地&やさしいブラウンで見た目から暖かく。さりげなくグラデーションになっているのもポイントです。

もこもこループ・エコファー・コート・オークカラー

丸首とシンプルなシルエットが使いやすく、手触りのよいボア素材で防寒もばっちりなen-enさんのコート。やわらかな印象のライトグレー・カジュアルかつお洒落なカーキもあります。

【ライトグレー】ウールノーカラーウエストベルト付コート

ブルーグレーの絶妙な色合いが上品なmako&rokoさんのロングコート。ベルトを締めたり、フロントを開けたり、着方によって違った表情になります。オンでもオフでも、ヘビロテできそうです。

お手入れするから思い出す、初めて手にしたときの気持ち

さっそく私も、クローゼットでクリーニングのビニールを被ったまま湿っぽくなっていたコートを、手洗いしてブラッシングしてみました。

手順どおりのお手入れはあっけないほど簡単で、おそるおそるブラッシングをしている間、このコートに一目惚れして奮発して買ったなぁ……と昔のことを思い出しました。

 

服に限らず、最初はどんなに気に入っていても、時間が経つにつれ、扱いが雑になってしまうことがあります。

そんなとき、ほんの少し時間をかけて「お手入れ」することで、初めて目にしたときの高揚感やときめきを思い出し、より愛おしさが増すような気がしました。

 

来年も再来年もお気に入りのコートと冬を過ごせるよう、今年は自宅でのお手入れを始めてみませんか?

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