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「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2020)」出演アーティスト特別インタビュー【Vol.2:kiki vivi lilyさん】

「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2020)」出演アーティスト特別インタビュー【Vol.2:kiki vivi lilyさん】

こんにちは、クリーマの針生(はりう)です。

 

年明け開催の「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2020)」(以下、HMJ)へ向けて、初の試みとしてスタートした出演アーティストへの特別インタビュー企画。
当日会場を盛り上げてくださる素晴らしいアーティストさんたちについて、これまで知らなかったという方や、普段あまり音楽に触れる機会がない方にも、もっともっと知っていただきたい。そんな思いでお届けしています。

 

第2回のインタビューにお答えいただいたのは、HMJへのご出演は初となるkiki vivi lily(キキ ヴィヴィ リリィ)さん。音楽の道を歩まれた経緯や楽曲制作におけるこだわりを教えていただきました。

kiki vivi lily

kiki vivi lily

【kiki vivi lily PROFILE】
福岡県出身。2016年10月にEP『LOVIN’ YOU』でデビュー。スウィートで魅惑的な歌声と類稀なるメロディーセンスで独自のポップミュージックを展開。確かな音楽感覚は軽やかに様々なシーンとクロスオーバーしながら、玄人のみならず幅広い音楽愛好家を魅了。
2018年にクリエイター集団「Pitch Odd Mansion」に加入。ヒップホップシーンの第一線で活躍するアーティストの作品に参加し話題を呼ぶなどジャンルレスに活動の場を広げ、2019年6月には1st Full Album『vivid』を発表。リリース以降、Apple MusicのJ-POPチャートではアルバムランキング上位をキープし、Spotifyでは人気プレイリスト「Women’s Voice」のカバーアートとして採用され、多数のプレイリストに選出されるなど、注目を集めている。

※オフィシャルサイトはこちら

コードとの出会いで、ピアノ弾き語りをスタート。kiki vivi lilyさんが歩んだ音楽の道

―本日はお時間をいただき、ありがとうございます!まずは音楽の道に進まれたきっかけを教えてください。

もともと小さい頃からピアノを習っていました。当時はクラシック音楽だけを学んでいたので、J-POPなど他のジャンルを弾くことはなかったですね。

中学の頃、仲の良い友人の実家が音楽バーをやっていて、開店前に行くと店内のピアノやドラムなどに自由に触れさせてもらえたので、よく遊びに行くようになったんです。ある時、そこの店員さんが「コード(和音)」の存在を教えてくれて。コードがあったらどんな曲でもすぐに弾けますし、「これだったら、歌いながらでもできる!」と思ってコードを弾きながら歌うようになっていきました。

―音楽バー!素敵な環境ですね。それ以降は独学で音楽の道を歩まれたのですか?

そうですね、クラシックピアノの基礎はレッスンで学んだものですが、そこからは「この人の曲を歌いたい」と思うアーティストの曲を自分でコピーして練習して、弾き語りのスタイルを自然と身に付けていきました。その音楽バーで披露させていただくこともありましたね。大学生になって初めて曲作りをするまでは、コピーを中心に演奏していました。

―音楽を趣味ではなく、キャリアにしていこうと決心されたタイミングはあったのでしょうか。

実は、大学卒業後に一度就職して、2年間ほど会社員をしていたんです。働いている間も音楽は続けていましたが、本業にはしていなくて。就職した時点では、まだ自分のやりたいことが固まっていなかったんでしょうね。

 

でもそういう状況になって初めて「もっと音楽をやっていきたい」と強く思うようになり、音楽に専念するため会社を辞めて、「kiki vivi lily」としての活動を始めました。

―「kiki vivi lily」というお名前の由来が気になっていたのですが……!

前は違う名前でアーティスト活動をしていたのですが、女性らしい名前だとそれだけで先入観を持たれてしまったり、イメージが先行して、自分の音楽を聴いてくれる人の幅を狭めてしまっている気がしていました。

そこで、とにかく語感がよくて、あえて意味を持たない言葉にしようと考えて「kiki vivi lily」という名前を思いつきました。名前を聞いただけではどんなアーティストなのか分からない方が、年代や性別問わずたくさんの方に聴いていただけると思ったんです。

―作曲を始められた頃と今とでは、曲のテイストが異なると伺いました。何かきっかけがあって変わられたのでしょうか?

2014~2015年頃にヒップホップに夢中になったのが転機だったと思います。いわゆるオールドスクールというか、クラシックなヒップホップが大好きになりまして。歌詞の言葉というより、純粋にメロディやリズム、サンプリングの文化に対して「面白い音楽だな」と感じて、クラシック・ヒップホップをたくさん聴くようになりました。

そこからリズムというものに着目するようになり、ヒップホップらしいリズムやビートを使うミュージックに移行していきました。

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非日常の世界がインスピレーションに。楽曲制作のプロセス

―曲づくりのプロセスについて伺いたいです。普段どんなことからインスピレーションを受けていますか?

旅行が好きなので、色んな国や地域に行って感じたことや見たものからインスピレーションを受けています。身の回りの日常というよりは、自分が憧れている世界や綺麗な街並みなどをイメージして作っていることが多いです。

映画も好きで、例えば「Copenhagen(コペンハーゲン)」という曲は、同じタイトルの映画からインスピレーションを受けています。映画の中で自転車がキーアイテムとなっていることから、歌詞の中にも「Bicycle」を登場させてみました。

もちろん、自分の内側から引き出す部分もありますが、外の世界や、世界の人々から影響を受けて生まれる要素も多いと思います。

Copenhagen

―曲づくりにおいて、特にこだわっている点や苦労される点はどんなところですか?

作曲ももちろん大切ですが、「アレンジ(メインメロディ以外の音を作ること)」をかなり重要視しています。「デモ」という最初の段階から、アレンジ次第でどんな方向にでも持っていけると言っても過言ではないくらい、アレンジで曲の印象は大きく変わります。だからこそ「この曲を一番いい方法で届けるには、どんなアレンジがいいか」という方針を最初に決めることが大切なので、苦労するというか、たくさん考えてイメージを固めています。

ただ、必ずしも当初のイメージ通りに完成する訳ではなく、作りながら「こういうの入れてみたいね」とか「こっちの方がいいんじゃない?」と試行錯誤していくうちに面白いものが生まれることも多いです。

―他のアーティストさんとのコラボレーションも積極的に行われているイメージがありますが、コラボ制作ならではの面白さや醍醐味はありますか?

コラボ曲は作る順番も様々で、先にラップが入っている音源に私が歌声を乗せたり、私が先に歌ったメロディにラップを追加することもあったりします。特に後者の順番で進めた時は、「こんな風にストーリーが広がるんだ!」という驚きがあって面白いですね。

コラボレーションをさせていただくアーティストさんは、どなたも曲を聴いて「いいな」と思ったり、元々リスペクトしていた方だったりするので、一緒にやらせていただくのはとても楽しいです。

―以前、kiki vivi lilyさんのご出身・福岡のREC COFFEEさんとコラボグッズを作られていましたよね。地元への思い入れなどもおありなのでしょうか?

そうですね。6月に出したアルバム「vivid」に収録している曲は、ほとんどが福岡で作曲したものなんです。制作のクリエイティブな部分は、できるだけ福岡でやりたいという気持ちがあって、曲作りを福岡で行い、その後のブラッシュアップなどはレーベルの皆と一緒に東京で行いました。

福岡は時間の流れもどこかゆったりとしていて、インスピレーションも湧きやすい環境だと思います。音楽制作もしやすいと感じています。

―今後の活動目標やチャレンジしてみたいことがあれば、教えてください。

目下の目標は海外ツアーをすることです。大きな会場というよりは、小さな会場を転々と回ってみたいなと考えています。

(kiki vivi lilyさんが手掛けるグッズと、2019年6月に発売されたアルバム「vivid」。中央がREC COFFEEさんとコラボした、「カフェイン中毒」という楽曲にちなんだオリジナルブレンドコーヒー。)

HMJにはフルバンド編成で登場予定!

―HMJには、日頃ものづくりをされているクリエイターの方が3,000名ほど出展されます。出展者の皆さんへメッセージをいただけますでしょうか?

先ほどのコーヒーの他にも色々とグッズを制作しているのですが、実は先日アクセサリー作家さんとコラボレーションをして、歌詞に登場するモチーフのピアスをハンドメイドで作っていただいたんです。
ジャンルは違ってもそうやって繋がる機会もあるので、ものづくりをされているクリエイターさんとはなんだかご縁を感じています。

どんなものでも、何かをクリエイトしていくことはとても楽しいですよね。一緒に面白いものを作って、HMJを盛り上げましょう!

―当日のライブを楽しみにされている、来場者の皆さんへも一言メッセージをお願いいたします。

普段は一人で歌うことが多いですが、HMJでは6名編成のフルバンドで、しっかりと作り込んだ素敵なステージをお届けしようと思っています。ぜひ、お楽しみに!

(「フルバンドでの演奏……!」と私も思わず興奮してしまいました。)

―HMJのステージ、とても楽しみです!丁度アルバムもリリースされたばかりですよね!

はい、12/18(水)にSUKISHA × kiki vivi lilyコラボレーションアルバム「Over the Rainbow」を発売しました!よろしければぜひ聴いてみてください。

こちらからストリーミング再生が可能です

取材を終えて

おしゃれでポップなビートが印象的な楽曲を届ける、kiki vivi lilyさん。物腰柔らかでとっても素敵な女性でした!一度就職された後に意を決して音楽の道に進まれたエピソードや、曲作りの醍醐味をお話されるお姿は、日頃お会いしているCreemaのクリエイターさんたちともどこか通じるものを感じました。

形あるものを制作する作家さんや、独自の音楽を生み出す出演アーティストの皆さん。様々な世界のクリエイターたちが、多彩な個性や才能を発揮するHMJ。ぜひ全身でクリエイティビティを体感してみてください!

kiki vivi lilyさん、ありがとうございました!

《前売りチケット発売中!》ハンドメイドインジャパンフェス冬(2020) in 東京ビッグサイト

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