水俣はぐれ雲工房のプロフィール
■「水俣はぐれ雲工房」の作り手とは
ブラジル・アマゾンでの環境と貧困をテーマとした
プロジェクトに現地素材を使った紙漉の技術者として
指導にもあたった熊本県伝統工芸士でもあり
水俣市環境マイスターです。
■和紙・和紙工芸の作り手として
作家 石牟礼道子さんの提言で1984年3月に
手漉き和紙を30年ぶりに水俣に復活させた手漉き和紙と
自家製綿草木染織の工房です。
現在、熊本県内で紙漉を生業にする工房は
当工房だけとなっています。
作家水上勉さんに雑草だと打ち捨てられた植物に
魂を吹き込めと諭され、和紙の三大原料だけでなく
足元にある様々な植物から和紙を漉いています。
イグサを使った環境特性に優れた壁紙
「かみいぐさアイビーウォール」を開発し
第二回モノ作り日本大賞優秀賞を受賞しました。
■日本の紙漉きを世界へ
JICA専門家としてブラジル・アマゾンで貧困と
環境のための技術として紙漉を伝えました。
シルクロードの中間点でもある
ウズベキスタン・サマルカンドでは8世紀に起きた
シルクペーパーの復元に取り組みました。
他にも海外での活動がたくさんあります。
■和紙のすばらしさを多くの皆さんに
和紙工芸として、隈研吾さんが設計した
スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店の
「豆カスを使った壁面アート」や
「熊本県知事応接室のウエルカムライト」も制作。
2015年には、当時の天皇皇后両陛下(現 上皇陛下)
御使用のグリーティングカードを作成いたしました。
両陛下から「滑らかな書き心地、とても書き易い」と
お褒めの言葉をいただきました。
■自家製和綿の草木染手織布
在来種の綿花の無農薬有機栽培から、収穫、糸紡ぎ、
意匠、染色(草木)、そして織りと全ての工程を
手仕事で仕上げています。
植物学者の方からは、35年も栽培を続けてきたなら
もう水俣綿と名乗って良いですと言われています。
今では藍や茜、マリーゴールドなど
染色用の植物も栽培しています。
在来綿の特性と薬品を用いない仕事はマフラーや
ハンカチなど直接肌に触れる作品に人気があります。
■織紙(おりし)
煮熟、灰汁だしが終わり、水の中で指先を使って砕けた
外皮を拾う塵よりが終わった「梶の皮」は
水の中でキラキラ輝きながら泳ぎだします。
奇麗な繊維を見て欲しい。樹皮を織って叩き潰して
シートにしたものが織紙(おりし)です。
■~ファイバーアート~
半世紀前まで水俣は、楮の大産地であり
今も山には、原木が数多く自生します。
美しい繊維の力を信じて、自然への畏怖、人と自然との
つながりを祈りモノが作り出せないかと考えました。
水俣の森には、精霊が棲んでいる
石牟礼道子さんが、教えてくれました。
ブラジル・アマゾンでの環境と貧困をテーマとした
プロジェクトに現地素材を使った紙漉の技術者として
指導にもあたった熊本県伝統工芸士でもあり
水俣市環境マイスターです。
■和紙・和紙工芸の作り手として
作家 石牟礼道子さんの提言で1984年3月に
手漉き和紙を30年ぶりに水俣に復活させた手漉き和紙と
自家製綿草木染織の工房です。
現在、熊本県内で紙漉を生業にする工房は
当工房だけとなっています。
作家水上勉さんに雑草だと打ち捨てられた植物に
魂を吹き込めと諭され、和紙の三大原料だけでなく
足元にある様々な植物から和紙を漉いています。
イグサを使った環境特性に優れた壁紙
「かみいぐさアイビーウォール」を開発し
第二回モノ作り日本大賞優秀賞を受賞しました。
■日本の紙漉きを世界へ
JICA専門家としてブラジル・アマゾンで貧困と
環境のための技術として紙漉を伝えました。
シルクロードの中間点でもある
ウズベキスタン・サマルカンドでは8世紀に起きた
シルクペーパーの復元に取り組みました。
他にも海外での活動がたくさんあります。
■和紙のすばらしさを多くの皆さんに
和紙工芸として、隈研吾さんが設計した
スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店の
「豆カスを使った壁面アート」や
「熊本県知事応接室のウエルカムライト」も制作。
2015年には、当時の天皇皇后両陛下(現 上皇陛下)
御使用のグリーティングカードを作成いたしました。
両陛下から「滑らかな書き心地、とても書き易い」と
お褒めの言葉をいただきました。
■自家製和綿の草木染手織布
在来種の綿花の無農薬有機栽培から、収穫、糸紡ぎ、
意匠、染色(草木)、そして織りと全ての工程を
手仕事で仕上げています。
植物学者の方からは、35年も栽培を続けてきたなら
もう水俣綿と名乗って良いですと言われています。
今では藍や茜、マリーゴールドなど
染色用の植物も栽培しています。
在来綿の特性と薬品を用いない仕事はマフラーや
ハンカチなど直接肌に触れる作品に人気があります。
■織紙(おりし)
煮熟、灰汁だしが終わり、水の中で指先を使って砕けた
外皮を拾う塵よりが終わった「梶の皮」は
水の中でキラキラ輝きながら泳ぎだします。
奇麗な繊維を見て欲しい。樹皮を織って叩き潰して
シートにしたものが織紙(おりし)です。
■~ファイバーアート~
半世紀前まで水俣は、楮の大産地であり
今も山には、原木が数多く自生します。
美しい繊維の力を信じて、自然への畏怖、人と自然との
つながりを祈りモノが作り出せないかと考えました。
水俣の森には、精霊が棲んでいる
石牟礼道子さんが、教えてくれました。