イノセ宝石東京のプロフィール

群馬県でジュエリー工房を営むイノセ宝石と申します。
東京都台東区御徒町の営業所から各ミネラルショーに参加しております。
これからミネラルショーに出品予定の様々な宝石・欧州アンティークビーズ、また新素材の国産人工オパール「ハイブリッドオパール」の樹脂含浸タイプをメインにご紹介させていただきます。

ハイブリッドオパールを一言で説明すると、
「天然オパールと同じ原理で遊色効果を得ることを可能にした新しい国産人工オパール」です。
ハイブリッドオパールの内部は、天然オパールの主成分であるシリカが様々なカラーの樹脂の中でナノレベルで規則配列をしております。そのため天然オパールと同様の構造から生み出される美しい遊色効果を呈する赤・緑・青・黄色・オレンジなど様々な色のファイア(斑)を生みだします。
産学連携による研究グループにおいて、国際宇宙ステーション（ISS）で行われた宇宙実験を通じて得られた成果をもとに開発され、材料をさらに進化させて生み出された日本国産の新しい人工オパールです。
天然オパールでは加工性やサイズ等の制約がありますが、ハイブリッドオパールは以下の様々なメリットを得ることが出来ます。

一定割合の樹脂が含有されているため、宝石研磨などの専門的な工具だけでなく、金工用など身近な道具でも一定程度は加工が出来ます。また割れや欠けなどの恐れがやや少なく、比重が小さい(軽い)ため装飾材としての耐久性と装着性の良さも兼ね備えています。

樹脂の中に様々な染料を入れたりキラキラしたラメを入れていると言った単純な物ではなく、非常に高度な技術によって生み出されています。
私たちは2014年からこの素材をアクセサリー素材としてご紹介しております。この場をお借りしてこの人工オパールを使った新しい作品表現をしていただける作家さまと出会えたらと思っております。
よろしくお願い致します。
ハイブリッドオパール〈樹脂含浸タイプ〉の詳細情報は以下のウェブサイトをご確認下さい。

http://www.synthetic-opal.net/impregnated.html

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