木楽工房のプロフィール
いぐさの一種である七島い(しっとう)を座面に編み込んだ椅子を中心とした注文家具を制作。
大学時代に、スペインの小さな村で作られた、素朴な椅子の写っているある1枚の写真にめぐり会い、なぜかその椅子が頭から離れず、いつかこんな椅子を作ってみたいという思いから、現在に至っています。
小径木丸太を使い、いろいろな椅子を作ってみると、椅子作りには無限の楽しさがあり、いっぺんに魅力に惹かれました。それからは座り心地を研究し、試行錯誤を重ねてきました。自然に無理のない、再生可能な地元産材を使い、永年使い込んでいって良さがにじみ出してくる家具を作り続けていこうと思います。
椅子の枠には国産材の山桜、胡桃、栗、楢など広葉樹を使い、ほぞを差し込み、要所には貫いたほぞにくさびを打ち込んで固め、頑丈に組み上げています。メンテナンスしながら100年もつよう心を込めて作っています。表面は、研ぎあげた一枚刃で削り、削り跡を活かし、仕上げています。使い込むうちに削り跡の面が際立って奥深い光を放ってきます。最後の仕上げは時間と使う方の手です。手で撫でてあげることによってしっとりとしたさわり心地と艶を出してくれます。
座面には大分県国東産の七島い(しっとう=琉球畳の表になる素材)を編み込んでいます。硬過ぎず柔らか過ぎず程よい弾力で、夏汗ばむような季節にはさらっと、寒い冬には温かい座り心地です。七島いの特徴で表面に蝋質組織があることから、使い込むほどに艶が増してパンッと張りが出てきます。15年20年と長持ちする、とても丈夫な植物です。経年変化もお楽しみいただけます。座面が傷んできたら、編みなおすことが出来ます。長年の使用により傷や汚れも艶に変わってきた木部に、新鮮な香りと色の草で編みなおすことにより、また時間にしか作り出せない味のある新しい椅子に生まれ変わります。座り心地を一番に考え、暮らしの中のいろいろな場面にぴったりの椅子を提案できるよう日々研究して制作しています。人それぞれ体型や使用目的はさまざまです。ちょうど良い高さ、傾き、反り、自分だけの腰に合うカーブ、背中に合うカーブをあわせ出し、自分だけにぴったりの椅子、マイチェアを一緒に作り上げていくこともできます。椅子は人に一番近く、一緒にいる時間が一番長い家具です。体が一番気持ちいいと感じる椅子に座って下さい。
大学時代に、スペインの小さな村で作られた、素朴な椅子の写っているある1枚の写真にめぐり会い、なぜかその椅子が頭から離れず、いつかこんな椅子を作ってみたいという思いから、現在に至っています。
小径木丸太を使い、いろいろな椅子を作ってみると、椅子作りには無限の楽しさがあり、いっぺんに魅力に惹かれました。それからは座り心地を研究し、試行錯誤を重ねてきました。自然に無理のない、再生可能な地元産材を使い、永年使い込んでいって良さがにじみ出してくる家具を作り続けていこうと思います。
椅子の枠には国産材の山桜、胡桃、栗、楢など広葉樹を使い、ほぞを差し込み、要所には貫いたほぞにくさびを打ち込んで固め、頑丈に組み上げています。メンテナンスしながら100年もつよう心を込めて作っています。表面は、研ぎあげた一枚刃で削り、削り跡を活かし、仕上げています。使い込むうちに削り跡の面が際立って奥深い光を放ってきます。最後の仕上げは時間と使う方の手です。手で撫でてあげることによってしっとりとしたさわり心地と艶を出してくれます。
座面には大分県国東産の七島い(しっとう=琉球畳の表になる素材)を編み込んでいます。硬過ぎず柔らか過ぎず程よい弾力で、夏汗ばむような季節にはさらっと、寒い冬には温かい座り心地です。七島いの特徴で表面に蝋質組織があることから、使い込むほどに艶が増してパンッと張りが出てきます。15年20年と長持ちする、とても丈夫な植物です。経年変化もお楽しみいただけます。座面が傷んできたら、編みなおすことが出来ます。長年の使用により傷や汚れも艶に変わってきた木部に、新鮮な香りと色の草で編みなおすことにより、また時間にしか作り出せない味のある新しい椅子に生まれ変わります。座り心地を一番に考え、暮らしの中のいろいろな場面にぴったりの椅子を提案できるよう日々研究して制作しています。人それぞれ体型や使用目的はさまざまです。ちょうど良い高さ、傾き、反り、自分だけの腰に合うカーブ、背中に合うカーブをあわせ出し、自分だけにぴったりの椅子、マイチェアを一緒に作り上げていくこともできます。椅子は人に一番近く、一緒にいる時間が一番長い家具です。体が一番気持ちいいと感じる椅子に座って下さい。
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