日々を大切に過ごしたくなるスケジュール帳をご紹介します。

2023年用、蛇腹タイプのスケジュール帳です（写真は以前のものです）

表紙はアトリエここるぴあの手漉き和紙に柿渋を塗って加工したものです。
国産楮（こうぞ）の木の皮を煮て繊維を取り、それを長い時間手で叩いてトロロアオイの粘液と混ぜて漉くという、昔ながらの和紙を漉いています。
使い込まれた革製品のようなイメージで、シワを付けて柿渋で染めました。
シワやシミも独特の個性となっています。

中身のカレンダー部分の洋紙もこだわりの紙を吟味して選びました。
しなやかでしっとり感はあるのに、空気を含んだ柔らかい感触の眩しすぎない白色の洋紙です。
どのペンでも書きやすく、なじみやすいと思います。
内側の色紙も表紙に合うワイン色を選びました。

白紙のノート8ページを手前に1冊、名刺やカードを入れられるポケットが内側に２つ、ポストカードほどの大きさのものを収納できるポケットが最終ページの内側に１つ付いています。
ノートは中心を糸で綴じてあるので、開きやすく書きやすくなっています。
ノート部分は蛇腹ではありませんが、スケジュール帳と一体化しています。

糸はボルドー（エンジ色）、ネイビー（紺色）、マロン（薄茶色）、ノアール（黒色）、モス（深緑色）、グレー（灰色）、今年の新色 アムール（赤緑系ミックス）があります。
ノートと同じ糸で、表紙のラベルにもステッチを入れています。
お間違えのないようオプションからお選びください。

スケジュール部分は蛇腹なので、広げると約半年ごとのスケジュールを一度に
見ることができ、前月や来月を見ながら今月を書き込むこともできます。

カレンダー部分は月曜始まりで、上半期を下半期で裏表になっています。
1月始まりは2022年12月～2023年6月と2023年7月～2024年1月
4月始まりは2023年3月～9月と2023年10月～2024年4月です。
オプションからお選びください。

月や曜日は日本語とフランス語、英語、スペイン語で表記しています。
言語の選択はオプションからお選びください。
どちらも、祝日などの表記は日本語です。
カレンダー部分はJMと同じです。

月の関係で月末に日付が重なった時は、ひとマスに2日分を書くのは見づらく書きづらいので、思い切って翌月の最初にマスを作りスッキリさせました。
開いた状態（一月）で1枚の紙を使っています。

書き込みがたくさんできるように日付は小さめです。蛇腹状に重ねてあるため、１ページごとが厚めで文字が裏写りしません。

和紙漉きからデザイン、印刷、製本を、全て一人でおこなっているため、制作に少し時間がかかりますが、心を込めてお作りします。
作りが複雑なので、本当は手に取って見ていただきたい作品です。
気に入っていただけると嬉しいです。

サイズ：縦約185mm×横約135mm×厚さ約10mm
　　　　本文はB6サイズ（開くと一月B5横サイズ）です。
重さ：約162g

※月と曜日の言語とステッチの色、始まりの月をオプションからお選びください。

※ご注文をいただいた時点での祝日で印刷いたします。
祝日などが変更になった場合、作り直しの対応はできませんがご容赦ください。

※写真は参考です。写真の表紙に表示された年月とは異なります。

※全てを手作業で制作しておりますので作品ごとに色や形（特に表紙のシワや
　しみなどの色合い）が、それぞれ異なる一点ものとしてご理解ください。

※天然の染料を使っているため、月日の経過により表紙の色合いが変化する
　こともあります。また使いこんでいくと風合いが変化することがあります。

※印刷時、まれにインクがにじんだり、わずかにプリンターの跡が残ったり
　する場合がありますが、使用上問題がない限りそのまま使用しています。
　ご了承ください。