伝統の釉薬・藁灰釉（わらばいゆう）を使ったお茶碗です。
稲わらを燃やした灰から作りました。釉薬部分の手触りはすべすべしています。
高台の土色が黒いのは黒御影土で作ったからです。
荒々しく見えるのはこの土に入っている珪石の効果です。
土味や釉薬の流れを楽しんでいただきたいと思います。



意匠デザイン上 　荒目の土を使用しております。
この土でロクロを挽くと、指紋がなくなるほどの荒土です。
当然、本体や高台部分に土はぜなどが出て、手にあたる場合があります。
特に釉薬が掛かっていない高台はザラザラしていますので、ご承知おきください。


また、貫入の中に水分が浸み込むことがあります。
茶陶の世界ではこれを“雨漏り”と称して喜ばれることもありますが、永くきれいに使いたい方は 使用後はつけ置きなどをせず、洗ったらよく乾燥させることをお勧めします。


藁灰釉の作品は、他のものと比べて重くなっています。
これは、素地を厚くして釉薬を充分に染み込ませないと、藁灰釉特有の白さが出ないからです。その為、意識的に厚く作っています。
手に持った時に、重いと感じる方が多いようです。
重さをよくご確認の上、ご検討下さい。
また藁灰釉は、火のあたり具合・溶け具合で発色が微妙に異なります。
手作り作品の特性上、一点一点に違いが出る事をご理解の上、ご注文ください。


食洗器・電子レンジに対応しています。


12.5cm×12.5cm×5.5cm　（220g）

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