【 Comment 】
アーモンドなどのローストしたナッツの優しく、苦みを伴った香ばしい風味。カシューナッツのような甘みも広がり、全体的にソフトで飲みやすい印象です。毎日飲める”これぞブラジルのナチュラルだ！”を目指しています。

【 Roast 】
「シティロースト」※中煎り
焙煎度目安 : 浅 ○○○●○○ 深

【 Introduction 】
[生産]　ブラジル
[地域]　ブラジル 南ミナス、モジアナ、セラード
[生産者]南ミナス、セラード、モジアナの各農園（JGI）
[標高]　700~1,100m
[品種]　カツアイ、ムンドノーボ
[精製]　ナチュラル

◆ブラジル
コーヒー農場を大型機械により効率的に運営し大量生産することで知られるブラジルですが、最近は穏やかな気候の山岳地帯や小規模な家族経営農場などの生産者も増加しています。全体的に品質は安定しておりソフトでのみやすく穏やかな甘みナッツのような苦みが楽しめます。昨今では選別と加工法の発展により力強いコク、キャラメルやチョコを思わせる風味。それを引き立てる酸味をもつ銘柄も台頭してきました。

◆ミナスジュライス州
ブラジル最大のコーヒー生産地で国全体のほぼ50％の生産を担っており、スペシャルティコーヒーの主な生産地でもあります。コーヒー生産地面積はなんと248万エーカーにものぼります。

◆ナチュラル
コーヒー栽培において重要となるのは、収穫後の精選方法。ナチュラルは最も有名な精製方法のひとつで、コーヒー果実をカラカラに乾燥させた後に種子と果肉を剥がします。ナチュラルで仕上げられたコーヒーは果実感に溢れ、甘みがひきだされることで知られています。

◆ドライヤー「ピニャレンセ」
ブラジルでは大量のコーヒーを乾燥させるためにドライヤー（乾燥機）を用います。乾燥時にでる熱によってコーヒー豆はダメージを受けますので、できるだけダメージを少なくすることが重要です。機械メーカー「ピニャレンセ」は特にドライヤーの開発に余念がなく、今までの高温で豆に負担を乾燥させるドライヤーではなく、内部の温度上昇を抑え、品質を保ちながら均一に乾燥させる機械を開発しました。ドルチェチョコラータもこのドライヤーを使用し、ゆっくりと乾燥を行なっています。

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