【天然染色 日本刺繍】小花を集めたイヤリング 紫根染め
天然染料で染めた絹糸を使った日本刺繍のイヤリングです。
日本刺繍用の絹糸を紫根と言う植物染料で染めました。
同じ染料から染め加減を変えていくつもの色を染めます。それらの色を並べて奥行きあるデザインに致しました。
天然の染料で色を染めるのは時間がかかります。慌てて染めると良い色にはなりません。
ゆっくりゆっくりとした時間が深くて優しい、美しい色を育ててくれるのです。
そんな色を使って、光を受けて輝きながら可憐に咲く小さなお花を集めた耳飾りを作りました。
時の移り変わりと共に、咲く花の色は変化していきます。人の心も時と共に変化してゆくものです。
ネガティブな事があっても、時間という薬はゆっくりと穏やかに優しい変化をくれます。
穏やかで優しい気持ちをそっと忍ばせて、見る人と暖かい気持ちをシェア出来たらと、そんな願いを込めた耳飾りです。
日本刺繍で使う絹糸はとても美しい光沢があります。
その光沢は深くて暖かく透明感さえも感じる程です。
またお蚕様から糸になるまでに、最小限の工程しか踏んでいないため、天然染料で染めると非常に美しく発色します。
自然の素材、天然の色は人の心を明るく強くしてくれる力があります。
是非お手にとって眺めていただきたいお品です。
〜天然染料について〜
こちらのお品は、紫草と言う植物の根から染色をしました。紫根染めと言って紫草の根っこを使います。
紫草の根っこから採れる色なので紫色なのです。
紫根染めも非常に古くから行われてきた染色方法です。
また紫根は薬用植物としても利用されてきた植物です。
紫は高貴な色として扱われて来ましたが、紫根がとても貴重である事と、その染色方法の困難な事からであると思われます。
紫を染める手順を簡単にお伝えします。
乾燥された紫根をお湯に浸し一晩おきます。翌朝、付けていたお湯を捨て、次に色素を出しやすくするために紫根を石臼で叩き潰し細かくします。細かくした紫根を麻の袋にいれてお湯の中で色素を揉み出します。この揉み出した染料をたっぷりの水に薄めて入れて染液を作ります。その中に染める糸をある程度の時間浸し染めます。
その後、水洗をして余分の染料を洗い流し、次に媒染液の中に浸します。媒染液は椿の生木を燃やした灰からとった灰汁です。これもある程度の時間を浸けてから、また水洗から染液へと浸し染める工程をくりかえします。
この染液と媒染液への工程を繰り返す回数や、染液の濃度の調節によって、同じ染料から様々な色が作り出されます。
美しい紫を得るためには、染料の扱い方、染める時の温度や様々な条件を揃えなければなりません。
手間暇のかかる天然染料の中でも、紫根染め得に難しい染めと言えます。
また江戸時代の頃には各地で自生していた紫草ですが、現在では入手し難い状況です。
繊細な紫根を大切に扱い、無理な過程を経ることなく染められた天然の色は、まさに生きている色と言えます。
なので環境と経年によって変色することもあり得ます。
正倉院宝物の中には紫根染めされたものが現在も多数遺されています。時間と共に移り行く色もまたお楽しみいただけますと幸いです。
〜イヤリングのサイズ〜
直径 約2cm
〜使用材料〜
絹糸
純金糸
絹布
〜お届けについて〜
送料無料でお送り致します。
特にご要望が無いようでしたら、配送方法はこちらで決めさせていただきますが、お受け取り日時のご指定や配送方法のご希望がございましたらメッセージにてお知らせ下さい。どの配送方法でも無料とさせていただきますのでご遠慮なくごご連絡下さい。
日本刺繍用の絹糸を紫根と言う植物染料で染めました。
同じ染料から染め加減を変えていくつもの色を染めます。それらの色を並べて奥行きあるデザインに致しました。
天然の染料で色を染めるのは時間がかかります。慌てて染めると良い色にはなりません。
ゆっくりゆっくりとした時間が深くて優しい、美しい色を育ててくれるのです。
そんな色を使って、光を受けて輝きながら可憐に咲く小さなお花を集めた耳飾りを作りました。
時の移り変わりと共に、咲く花の色は変化していきます。人の心も時と共に変化してゆくものです。
ネガティブな事があっても、時間という薬はゆっくりと穏やかに優しい変化をくれます。
穏やかで優しい気持ちをそっと忍ばせて、見る人と暖かい気持ちをシェア出来たらと、そんな願いを込めた耳飾りです。
日本刺繍で使う絹糸はとても美しい光沢があります。
その光沢は深くて暖かく透明感さえも感じる程です。
またお蚕様から糸になるまでに、最小限の工程しか踏んでいないため、天然染料で染めると非常に美しく発色します。
自然の素材、天然の色は人の心を明るく強くしてくれる力があります。
是非お手にとって眺めていただきたいお品です。
〜天然染料について〜
こちらのお品は、紫草と言う植物の根から染色をしました。紫根染めと言って紫草の根っこを使います。
紫草の根っこから採れる色なので紫色なのです。
紫根染めも非常に古くから行われてきた染色方法です。
また紫根は薬用植物としても利用されてきた植物です。
紫は高貴な色として扱われて来ましたが、紫根がとても貴重である事と、その染色方法の困難な事からであると思われます。
紫を染める手順を簡単にお伝えします。
乾燥された紫根をお湯に浸し一晩おきます。翌朝、付けていたお湯を捨て、次に色素を出しやすくするために紫根を石臼で叩き潰し細かくします。細かくした紫根を麻の袋にいれてお湯の中で色素を揉み出します。この揉み出した染料をたっぷりの水に薄めて入れて染液を作ります。その中に染める糸をある程度の時間浸し染めます。
その後、水洗をして余分の染料を洗い流し、次に媒染液の中に浸します。媒染液は椿の生木を燃やした灰からとった灰汁です。これもある程度の時間を浸けてから、また水洗から染液へと浸し染める工程をくりかえします。
この染液と媒染液への工程を繰り返す回数や、染液の濃度の調節によって、同じ染料から様々な色が作り出されます。
美しい紫を得るためには、染料の扱い方、染める時の温度や様々な条件を揃えなければなりません。
手間暇のかかる天然染料の中でも、紫根染め得に難しい染めと言えます。
また江戸時代の頃には各地で自生していた紫草ですが、現在では入手し難い状況です。
繊細な紫根を大切に扱い、無理な過程を経ることなく染められた天然の色は、まさに生きている色と言えます。
なので環境と経年によって変色することもあり得ます。
正倉院宝物の中には紫根染めされたものが現在も多数遺されています。時間と共に移り行く色もまたお楽しみいただけますと幸いです。
〜イヤリングのサイズ〜
直径 約2cm
〜使用材料〜
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純金糸
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