200ｇの作品ページになります。
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【 Comment 】
厚みのある苦味。なめらかな喉越しに、野性味のあるハーブやマンゴーのような風味。けれども味わいを邪魔する雑味が少なく、後味すっきりお楽しみいただけます。もちろんマンデリンらしさであるアーシーさも兼ね揃えており、ほどよい苦みを感じます。

このクリンチマウンテンはまた別の違った味わいがあります。深煎りがお好みの方にも、苦手な方にもお勧めしたい、そんなネクストステージです。

【 Roast 】
「フルシティロースト」※中深煎り
焙煎度目安 : 浅 ○○○○●○ 深
２ハゼがはじまってすぐのタイミングで煎りあげてます。

【 Introduction 】
[生産国]　 インドネシア
[地域]　　 スマトラ島　南部　クリンチマウンテン周辺　カユアロ村
[農園]　　 ALKO生産者組合の皆さん460世帯
[品種]　　 シガラルタン、アテン、アンドゥンサリ
[精製方法] スマトラ式

◆クリンチマウンテン
インドネシア赤道直下の島、スマトラ島で最も広い国立公園にそびえるクリンチマウンテン。その美しい山容は別名インドラプラと呼ばれ、"神の永住地"として現地の人々に親しまれています。ウツボカズラ（食虫植物）や小鳥のさえずり、テナガザルの雄たけびなど、熱帯雨林としての環境が整っています。

クリンチマウンテンは標高3000m越えの山で、栽培地域もリントンの標高よりも比較的高く、ほとんどが1600m前後で栽培しています。クリンチマウンテン周辺には昔からコーヒー生産者がたくさんいました。ですが、そのほとんどがスタンダードなG1クラスに混ぜられて出荷されてしまい、この地域のコーヒーとして販売されることのなかったコーヒーです。

近年生産者組合が数多く作られるようになったようで、その生産者グループの代表はとても若く、改善活動に意欲的です。このALKO生産者組合も同じく、代表のスルヨノ(Suruyono)さんが460世帯の農家さんをまとめ、彼らしっかりとスポットライトが当たるようなコーヒーを作りたいと設立しました。品質管理も徹底的に行い、特に乾燥工程を重視しています。

◆ALKO生産者組合
ALKO生産者組合は、460世帯の小農家さんで構成されており、現在全ての栽培面積を足すとおおよそ400haあります。通常の樹間よりも少し広くとり、 2m x 2,5mで栽培しています。

シェードツリーにはシナモンや、マンダリンオレンジ、カリアンドラ（Lmatoro豆科）を植えています。剪定も定期的におこなっており、コーヒーの栽培管理をしっかりとおこなっている生産地です。

換金作物としては、コーヒーのほかにスパイスやお茶が栽培されています。クリンチマウンテン周辺の山々から流れる豊富な水源を農業に利用し、また生活用水として使用しているため、自然林を大切にし守ろうという風土がある地域です。

◆インポーターコメント
昨年末に代表のスルヨノさんとお話をしました。地域生産者への思いの強さや、品質を上げていこうという気概に溢れていらっしゃる方だなという印象を受け、今年はもっと販売させていただきたいと思いました。クリーンなスマトラ式といった印象で、心地よりハーバル感とクリーンカップのバランスがしっかりと取れているコーヒーだと思います。

【 History 】
2021/09/23 20/21ロット入荷

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