日本刀を作る工程で生まれるのが「鋼（はがね）のしずく」です。

「鋼のしずく」は、刀鍛冶が玉鋼（たまはがね）を折り返し、32,768層まで鍛え続ける中で、偶然生み出される類い稀なものです。

通常であれば日本刀の製作過程では細かい鉄くずとなってしまうものが、刀工 藤原宗永が造り出す日本刀の材料は、希少で良質な玉鋼を使用しており、高純度の鐡の塊となって滴り落ち、それを「鋼のしずく」と呼んでいます。

「鋼のしずく」はその生み出されるプロセスから、1つとして同じものは存在しないのが特徴で、時に美しい球体という非常に珍しい形状を保っているものに出会うこともあります。

1つ1つに個性が宿った「鋼のしずく」を、ご自身の作品に取り入れていただき、自由で豊かな発想と共に、新たな世界観を創造する一助となれば、これ以上嬉しいことはありません。

＜素材＞
鋼のしずく：玉鋼（10〜15mm前後）

＜ご注文に関するご注意＞
※価格は1個あたりのお値段となっております。
※「鋼のしずく」の形状や大きさは事前にお選びいただけません。
刀工 藤原宗永が注文者様からのメッセージからイメージして、これだ！というものを選んでお送りしております。
どんな形状のものが届くかは、お手元に届くまでお楽しみにお待ちください。
※鋼のしずくは水気を嫌いますので、ご注意ください（錆びやすくなります）。
※タイミングによって在庫切れになる可能性がございます。非常に稀に出来上がる希少なものとなるため、在庫補充タイミングもあらかじめお伝えすることが難しい作品となっておりますこと、ご理解賜りますようお願い申し上げます。