200ｇの作品ページになります。
ちょっぴりお得な400gはこちらからどうぞ
https://www.creema.jp/item/14807976/detail

【 Comment 】
熟れたパイナップルのような甘みのある酸味で、すっきりとした梅酒のような果実感と発酵感が味わえるフレーバーです。冷めてくるとお味噌のようなコクのある旨味も感じることができ、非常にユニークで新しいコーヒーの形としてお楽しみいただけますと幸いです。

前年の雲南と比べるとクリーンカップが増し、個性的なフレーバーが苦手なご愛飲者様にも楽しんでいただけるようなロットに仕上がっていると感じております。


【 Roast 】
「シティロースト」※中浅煎り
焙煎度目安 : 浅 ○●○○○○ 深


【 Introduction 】
[生産国]　 中国
[地域]　　 雲南省プーアル
[農園]　　 SILANJIA農園
[品種]　　 カティモール、ティピカ、ブルボン
[精製方法] トリプルファーメーテーション

◆雲南省
中国の西南辺境に位置し、多くの少数民族が生活している省です。南部にベトナム、ラオス、ミャンマーなどとの国境を接し、平均標高が約1500m－2200m前後、北西部にチベット自治区と接するため、平均標高が3000m－4000mの間に位置します。全体的に地形が複雑で、昼夜の温度差が大きく、気候も多様であるため、動植物相が全国最多で非常に豊富です。

1892年にフランス宣教師からコーヒー種を導入した以来、様々な地域に栽培され、現在、雲南省で最も栽培されている品種はカティモール(Catimor)系であり、中でも多様な改良品種や実験品種が存在しています。そのほか、ティピカ(Tipica)、イエローブルボン(Yellow Bourbon)、カトゥアイ(Catuai)も栽培されています。今後、多様なコーヒー品種を楽しむことが期待できます。

◆プーアル
お茶の名産地としてしられるプーアルですが、近年コーヒーの生産にも意欲的に取り組んでおります。近代的な産地ということもあり、精製方法の改変という新しい攻め口で市場での立場を確立しています。プーアル茶で培った栽培と発酵方法を応用したコーヒー精製にこれからも要注目です。

◆トリプルファーメーテーション
完熟のコーヒーチェリーを洗浄し、選別した後に48時間嫌気性発酵させます。1回目の発酵が終わり、48時間天日乾燥させた後にまた同じ手順で2回目の嫌気性発酵を繰り返します。

最後に3回目の嫌気性発酵が終了した後に通常の乾燥手順に入ります。複数のアナエロビックファーメンテーションによって発酵に関わっている微生物の種類が多く、複雑なフレーバーの形成に役立っています。2021年ロットより選別をより細かく行い、雑味を減らす工夫ををされたそうです。

◆MOUNTAIN MOVER
中国雲南省のスペシャルティコーヒーを現地の農園たちと連携し、直接取引することによって、最高品質のコーヒーを日本にお届けすることが彼らの役目です。山の奥から運び出したコーヒー豆を日本のカフェやロースターに提供することだけでなく、生産地の情報を日本の皆さんに提供することも現地の生産者たちの生活の向上にも繋がります。

【 History 】
2022/10/12　22/23ロット新入荷

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https://www.creema.jp/item/5472000/detail
少しだけお試しされたい方はこちらをご覧ください。