素材：レザー(牛革)　バケッタレザー
金具：真鍮

バケッタレザーを使ったステッチのないコインケースです。
1枚革の贅沢な仕上げです。使用していくにつれてホック部分がぷっくりと浮き上がってきます。

当方の商品は受注生産の為革の種類をお選び頂けます。

以下の中からお選び頂けます。


「ミネルバボックス」自然なシボ(革の隆起)があり柔らかめの革
革の色　→　経年変化後の色
ネロ(黒)　→　色の変化はありません
R、アンティコ(ピンク)　→　色が濃くなり赤っぽくなります
カスターニョ(焦げ茶)　→　更に濃い焦げ茶になります
グリージオ(グレーカーキ)　→　色が抜け茶系になります
オルテンシア(青、ターコイズブルー系)　→　色が抜け緑っぽい色になります
コニャック(茶)　→　色が濃くなります
オリーバ(緑)　→　カーキっぽい色になります



「ＫＵＤＵ」牛と鹿の中間の動物、野生のアンテロープの革です。ワイルドブッシュを駆け巡っている為傷が多くみられますが製品にしてみるととっても味わい深い革です。(クロームなめしでバケッタレザーではありません。大きな色の変化はありませんが初めから十分過ぎる雰囲気を持っています)
穴が空いている場所は避けて作成しますが傷が元々沢山入っている革ですので傷に関してはご了承下さい。

ストーン(グレー系)
ノイックス(ベージュ系)　


写真の革はミネルバボックスのカスターニョを使用しています。 　


VERTの靴、鞄、小物はベジタブルタンニンなめし、バケッタレザーの革を主に使用しています。
　
バケッタ製法とはイタリアに古くから続く手法で、ベジタブルタンニンでなめされた革を牛脚油（牛のすね骨や無締足を煮沸して採取したオイル）で加脂する製法です。
　
加工に時間がかかることと、脂が浸透しにくという反面、使い込んだ時に独特の艶、オイルが抜けにくいという特徴があります。その為、簡単なメンテナンスだけで十分使用して頂けます。イタリアのタンナー、バタラッシー・カルロ社をはじめ、ごく僅かなタンナーによって継承されている伝統的な技術です。
　
他の革に比べ生前の傷、トラ（首の後ろの皺）などが隠れることなく出ています。ですが使いこむことによりエイジング（経年変化）が進み、色・風合いが変わって来る事が最大の特徴になっています。
　
※当方の商品は受注生産となっております。ご注文いただいてから、小物で2.3週間程度、鞄で3.4週間程度でのお届けになります。

期日指定でご入用の場合は質問欄からご相談ください。