めぐり逢ひて　見しやそれとも　わかぬ間に
雲がくれにし　夜半の月かな
紫式部「源氏物語」より

せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように・・・

この作品は月が雲隠れする様子をイメージして作りました指輪です。
光学レンズにタンポポの種子を閉じ込めて作り、リング部分には漆を塗って完成させました。

シンプルながら光の加減で妖しく輝き
雰囲気のある綺麗な作品が出来たと思います。

素材　光学レンズ(ガラス)　タンポポ種子　真鍮　漆

リングサイズ　フリー　直径約２．１ｃｍ

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