成牛ヌメ革と、アンティークの着物生地で、レトロなガマグチのバッグを作りました。
チョコミントのような個性的なバイカラー、裏地は北欧テキスタイルのように見えますが、シルクのアンティーク着物生地を解いて再利用しています。

＊こちらは数量限定になります。現在一点限り即納品可能です。革、裏地の在庫の都合上、再販ができない場合がありますのでご了承ください。

★ご購入の前に、下記URLページを必ずご一読ください。★
http://www.creema.jp/c/kaleido

＊材質　タンニン鞣し牛ヌメ革
＊サイズ：ガマグチ幅２３０：最大幅３５０×本体高さ２００×マチ幅１３０ミリ／ハンドル３０
０ミリ（多少の誤差はお許し下さい）
＊カラー：チョコミント（グリーンがかった水色と、ブラウンのバイカラーです）
＊裏地：シルク（正絹縮緬のアンティーク着物生地です）
＊軽さ：約３７０グラム

ヌメ革とは…植物タンニン（「渋」のこと）で鞣（なめ）された革のこと。

「皮」は生き物から剥いだ状態のもの。そのままでは固くなってしまったり、腐ってしまったりします。
植物のタンニンは「皮」に含まれているコラーゲン成分と結びつく性質があり、この性質を利用してコラーゲン分を皮から取り除くことで皮を鞣し「革」に仕上げたものがヌメ革なのです。

革の鞣しは、現在は「クロム鞣し」といって鉱物のクロムという化学成分を用いる方法が一般化しています。
しかし最近になって、植物タンニン鞣しの革の魅力が注目されてきています。

タンニン鞣しの革のメリットは？

クロム鞣しのように安定した素材でない代わりに、変化が楽しめる素材です。使う人、使い方によって、その変化の出方は違いますので、使い手のクセを吸収して実にその人らしい革に育っていきます。
手にしたときが完璧なのではなく、長い時間をかけて愛着が増していく素材とも言えます。

古来からの製法で、材料は皮と植物の渋。科学的なものに頼っていません。自然素材にこだわりのある方には特におすすめの素材なんです。

この作品で使用している革は、日本で採られた牛の革を栃木の鞣し屋さん（タンナーと言います）によって、植物タンニンで丁寧に鞣して作られています。

ハンドルのナスカン金具は、真鍮無垢材で仕上げられたものを選んで使用しています。
革と同じく、使い込むことでより良い風合いに経年変化する素材なので、ヌメ革との相性は抜群です。

＊裏地はシルク（正絹）を使用しています、、アンティークの着物には、上質なシルクが使用されており、模様も現代の感覚に近いものがたくさんあります。
これを解いてカバンの裏地に使用してみました。
日本の布の面白さを感じていただければ嬉しいです。

＊ブルーハンドメイド2017