乾漆 椀と受け皿「月」
乾漆とは
奈良時代に始まった漆工芸で、自由な美しい造形を作ることができる伝統工芸技法です。東大寺や興福寺をはじめとした国宝の仏像の制作技法としても有名です。仏様のお姿がいつまでも変わらぬ様にとの願いからこの技法で制作され、ゆえに1000年以上変形しないと言われています。
土または石膏等で原型を作り、その上に切り粉錆(砥粉、地の粉、生漆を混ぜ合わせたもの)と麻布を幾重にもミルフィーユのように塗り重ね、一層ごとに乾燥させて研ぎ出す工程を繰り返し、厚みの整ったところで型から外し、研ぎ出し、漆を上塗りして完成します。
第19回「テーブルウェアー大賞」入選作品。
奈良時代に始まった漆工芸で、自由な美しい造形を作ることができる伝統工芸技法です。東大寺や興福寺をはじめとした国宝の仏像の制作技法としても有名です。仏様のお姿がいつまでも変わらぬ様にとの願いからこの技法で制作され、ゆえに1000年以上変形しないと言われています。
土または石膏等で原型を作り、その上に切り粉錆(砥粉、地の粉、生漆を混ぜ合わせたもの)と麻布を幾重にもミルフィーユのように塗り重ね、一層ごとに乾燥させて研ぎ出す工程を繰り返し、厚みの整ったところで型から外し、研ぎ出し、漆を上塗りして完成します。
第19回「テーブルウェアー大賞」入選作品。
展示
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