江戸時代から受け継いできた手描友禅の技術を使って「日本らしさ」を表現したいと制作しています。
「日本らしさ」とは、日本人が知らず知らずに感性として持っていて、それに触れると心が落ち着いたり、自然と凛とした所作になるような気がします。
作品を通して普段の生活が豊かな気持ちで過ごせるお手伝いができればと考えています。

「手描友禅」着物を染めるその技法を用いて革を染めた名刺入れです。
革を市松に染め、鉄筆で菊を描いています。
着物が合口（縫い合わせ）で柄がつながっている発想から、本体部分と被せ部分の柄がつながるようにデザインしています。
被せにはマグネットを使用し、開閉もスムーズにできます。
仕立ての紐には絹の組紐を使い千鳥かがりという縫い方で縫製し、高級感を感じさせます。

名刺交換時の話しのとっかかりに・・
和装にも似合うアイテムが欲しい・・

という方にいかがでしょうか。

内側はオレンジに染めてあり、名刺交換時にチラリと見えます。
一見市松の無地に見えますが、光の当たり具合で柄が見えるのでさりげないおしゃれを演出します。

日本の伝統的な草花を市松地に描くことでモダンさを演出。
花柄ではありますが、市松地に鉄筆で描いていますので柄が主張し過ぎず男女問わずお使いいただけます。
落ち着きながらも個性的な印象を与えるのでひと味ちがう自分を演出できます。
外国の方や、大切な人への贈りものにいかがですか。

素材：牛革　
色：表　ボルドー（茶臙脂、赤茶に近い）　内側　オレンジ
サイズ：縦約7cm×横約10cm×幅約1cm
サイズは表記より多少誤差がある場合がございます。ご了承下さい。

その他の手描友禅染した革の名刺入れはこちらから
桜　black
https://www.creema.jp/item/5056475/detail
桜　red
https://www.creema.jp/item/5056479/detail/
菊　black
https://www.creema.jp/item/5056461/detail

ご覧になる環境により、実際の商品と色味具合が異なって見える場合があります。あらかじめご了承ください。

ー染工房 正茂ー
上仲正茂 1972年 京都 生まれ
人間国宝 羽田登喜男氏に師事 2004年独立
京もの認定工芸士
手描き友禅の作品をはじめ、レザークラフトにもチャレンジ、
本革へ友禅を施した革小物など新しい作品を生み出しています。

ーご使用に当たってー
天然素材を無駄なく使用するために、最初からある多少の傷・しわ等はそのまま使っております。生前についたもの等、生きていた証とご了承いただければと思います。
染色した色は経年変化により飴色を帯びた色に変化し、深みが出てきます。
水濡れにご注意ください。シミになります。
水滴がついた場合は柔らかい布等で軽くふき取ってください。
長時間、湿った状態での重なり、摩擦はお避けください。
色落ち、色移りの原因となります。

ーご購入に当たってー
この作品は受注生産となっております。
制作には、約1ヶ月ほどお時間をいただきます。

全て手作業のため柄の位置、配色、色味が画像とは多少違う場合があります。
同じ色を使って染めても、素材、部分によって色の濃度、色味に誤差が生じることがあります。多少の色ムラが見える場合がありますが、手染めの味とご理解いただけたらと思います。
予めご了承ください。

ーラッピングについてー
ギフトラッピングの画像はイメージです。
申し訳ありません、包装紙、リボンはお選びいただけません。
商品、大きさによって、その都度最適なものを選んでラッピングしております。